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生物多様性保全に係る愛知県とブラジル・サンパウロ州とのユース友好交流プログラム

ページID:0510751 掲載日:2025年3月20日更新 印刷ページ表示
14 海の豊かさを守ろう15 陸の豊かさも守ろう17 パートナーシップで目標を達成しよう
 愛知県は、ブラジル・サンパウロ州との間で、両地域のユース(18歳以上29歳以下)が生物多様性保全の取組や課題解決などについて互いに学び合う友好交流プログラムを2021年度からオンラインで実施しています。
 本プログラムを通じて、ユース世代が広い視野で考えるきっかけとし、 それぞれの活動にフィードバック することなど、ユースの生物多様性の保全活動の活性化や人材育成の一助となることを目指しています。
 この事業は、2018年9月に愛知県とブラジル・サンパウロ州との間で締結された「友好交流及び相互協力に関する覚書」に基づくものであり、「あいち生物多様性戦略2030」における「生物多様性の主流化」や「国際連携の推進」に寄与するものとして位置付け実施しています。

2024年度プログラムの概要

テーマ

文化と生物多様性

参加者

愛知県のユース5名及びサンパウロ州のユース4名
<応募資格(愛知県側参加者)>
次のいずれかの要件に該当する18歳以上29歳以下の者(職種、学科、専攻等は問わない)
・愛知県内に在住していること
・愛知県内の大学(大学院を含む。)、短期大学又は専門学校に在籍していること
・愛知県内で勤務していること
・愛知県内で生物多様性保全活動に携わっていること

事前学習会

 交流会に向けた事前学習として、海上の森センターや犬山里山学研究所など、今回のテーマに関連のある場所を見学するほか、JICA中部を訪問し、ブラジルの風土や文化について学習するためのプログラムを受講しました。
学習会の様子
事前学習会の様子

第1回交流会(2024年12月3日(火曜日)開催)

 参加者がそれぞれ自己紹介をしたのち、両地域における文化と生物多様性の事例について発表しました。愛知ユースはウナギの食文化や陶磁器生産と森林のかかわりなどについて、サンパウロユースは、マンタの保全プログラムやメリポニ(針の無いミツバチ)の養蜂について発表し、お互いの発表について意見交換を行いました。
第1回交流会の様子
交流会の様子
第1回交流会発表資料1
第1回交流会発表資料2
愛知ユースの発表資料

第2回交流会(2025年2月13日(木曜日)開催)

 2回目の交流会では、第1回交流会で相手方が発表した事例のうち、より詳しく知りたいものを相手方に提示し、話し合いました。
<愛知ユース>
瀬戸焼の特徴や、焼物の生産に必要な熱源として樹木が伐採されたことにより生じた森林破壊と、その後復旧された森林の保全活動などについて発表
<サンパウロユース>
サンパウロ州に養蜂に利用される針の無いハチについて、その生態、生態系における役割、それに係るジェンダーや経済的な問題について発表
愛知ユースの発表(瀬戸焼の概要)
愛知ユースの発表(はげ山の再生)
愛知ユースの発表(海上の森センター)
愛知ユースの発表資料
サンパウロユース発表資料(ハリナシミツバチ)
サンパウロユースの発表資料

成果の発信(2025年3月1日(土曜日))

 本プログラムで得られた成果については、愛知県側の参加者により、2025年3月1日に本県主催の 「生物多様性ユース会議(あいち生物多様性みらいMEETING)」において、当日参加したユースや県内各生態系ネットワーク協議会関係者に向けて発表しました。
ユース会議での成果発表
愛知ユースによる成果発表の様子

参加者の感想(抜粋)

・今回のつながりを維持しながら、共通課題の解決に取り組みたい。
・両地域は文化的な背景・環境が異なるが、同じような課題を抱えている。
・様々な意見を聞き、今までにない新たな視点を持つことができた。
・相手方の地域の文化、また、自分の地域の文化について知る良い機会になった。
・自分の地域についても知らないことがまだまだたくさんあると感じた。この交流会を通して省みることができた。

<過去の開催実績>

2023年度

2022年度

2021年度

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