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愛知県消防年報(平成28年版)を作成しました

ページID:0148565 掲載日:2016年12月22日更新 印刷ページ表示

愛知県消防年報(平成28年版)

消防年報(平成28年版)は、平成27年中の火災・救急などの消防に関する情報を取りまとめたものです。

※一部、年度でまとめたものがあります。

[1] 火災

火災件数       2,022件、前年比 529件減少(△20.7%)

火災による死者数    75人、前年比   12人増加( 19.1%)

[2] 救急

救急出場件数      329,259件、前年比 7,442件増加(2.3%)

救急搬送人員      303,262人、前年比 8,952人増加(3.0%)

現場到着所要時間   平均 7.8分、前年比    0.1分増加(1.3%)

収容所要時間      平均32.4分、前年比   0.3分増加(0.9%)

[3] 消防団(平成28年4月1日現在)

消防団員数        23,203人、前年比  14人増加( 0.1%)

(うち女性消防団員      683人、前年比 57人増加( 9.1%))

(うち学生消防団員      379人、前年比 84人増加(28.5%))

[4] 防災ヘリコプター(平成27年度)

出動件数(緊急運航)    45件、前年比    17件減少(△27.4%)

(1)火災について(平成27年)

 平成27年中の火災件数は2,022件で、前年との比較では529件(△20.7%)の減少となっています。

 また、火災による死者数は75人で、前年との比較では12人(19.1%)の増加となりました。

 なお、火災による死者のうち、59人(78.7%)が61歳以上となっています。

 出火原因では、放火(放火の疑いを含む。)が405件と総出火件数(2,022件)の20.0%を占めています。

(2)救急について(平成27年)

 平成27年中の救急出場件数は329,259件で、前年から7,442件(2.3%)の増加となり、およそ1.6分に1回の割合で出動したことになります。

 救急搬送人員は、303,262人で、前年から8,952人(3.0%)増加し、県民のおよそ24人に1人が搬送されたことになります。また、傷病程度別で見ると、軽症が172,462人で半数以上となっています。

 119番通報入電から現場到着までの所要時間は、平均7.8分で前年から0.1分(1.3%)の増加となっています。119番通報入電から医療機関等に収容されるまでの所要時間も、平均32.4分で前年から0.3分(0.9%)の増加となっています。  

(3)消防団について(平成28年4月1日)

 消防団は、県内に343団(575分団)が編成され、消防団員数は、平成28年4月1日現在で23,203人であり、前年より14人(0.1%)増加となり、県内の消防団が増加に転じたのは7年ぶりです。

 増加に転じた主な理由は、団員の中でも女性消防団員、学生消防団員及び活動を限定した機能別消防団員の増加によるものです。(前年度より女性消防団員57人(9.1%)増加、学生消防団員84人(28.5%)増加、機能別消防団員157人(16.5%)増加)

 機能別消防団員が年々増加している反面、すべての消防団活動に参加する基本団員は年々減少しています。これは、地域ごとで、高齢により退団を希望する団員が増加していることや、地域の連帯感の希薄化などから、各市町村での団員確保が困難になっていることが原因と考えられます。

(4)防災ヘリコプターについて(平成27年度)

 防災ヘリコプターは、平成8年度から運航を開始しており、平成27年度の緊急運航件数は45件で、前年度より17件(△27.4%)減少しました。

 本県における防災ヘリコプターの活動の有効性や24時間体制は広く浸透し普及されつつあり、今後もその機動性を活かした活動や、ドクターヘリコプターとの連携活動などが期待されています。

問合せ

愛知県 防災局 消防保安課
消防・広域化グループ
担当:太田、森
電話:052-954-6195
E-mail: shobohoan@pref.aichi.lg.jp


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