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愛知県消防年報(平成30年版)を作成しました
愛知県消防年報(平成30年版)
消防年報(平成30年版)は、平成29年中の火災・救急などの消防に関する情報を取りまとめたものです。
※一部、年度でまとめたものがあります。
[1] 火災
火災件数 2,126件、前年比 84件増加(4.1%)
火災による死者数 80人、前年比 23人増加(40.4%)
[2] 救急
救急出場件数 344,479件、前年比 9,217件増加(2.7%)
救急搬送人員 315,724人、前年比 7,427人増加(2.4%)
現場到着所要時間 平均 7.5分、前年比 0.2分減少(△2.6%)
収容所要時間 平均32.3分、前年比 0.1分減少(△0.3%)
[3] 消防団(平成30年4月1日現在)
消防団員数 23,373人、前年比 140人減少(△0.6%)
(うち女性消防団員 847人、前年比 24人増加(2.9%))
(うち学生消防団員 559人、前年比 11人減少(△1.9%))
[4] 防災ヘリコプター(平成29年度)
出動件数(緊急運航) 56件、前年比 15件減少(△21.1%)
(1)火災について(平成29年)
平成29年中の火災件数は2,126件で、前年との比較では84件(4.1%)の増加となっています。
また、火災による死者数は80人で、前年との比較では23人(40.4%)の増加となりました。
なお、火災による死者のうち、63人(78.8%)が61歳以上となっています。
出火原因では、放火(放火の疑いを含む。)が383件と総出火件数(2,126件)の18.0%を占めています。
(2)救急について(平成29年)
平成29年中の救急出場件数は344,479件で、前年から9,217件(2.7%)の増加となり、およそ1.5分に1回の割合で出動したことになります。
救急搬送人員は、315,724人で、前年から7,427人(2.4%)増加し、県民のおよそ24人に1人が搬送されたことになります。また、傷病程度別で見ると、軽症が179,501人で半数以上となっています。
119番通報入電から現場到着までの所要時間は、平均7.5分で前年から0.2分(△2.6%)の減少となっています。119番通報入電から医療機関等に収容されるまでの所要時間は、平均32.3分で0.1分減少となっています。
(3)消防団について(平成30年4月1日)
消防団は、県内に344団(596分団)が編成され、消防団員数は、平成30年4月1日現在で23,373人であり、前年より140人(△0.6%)減少となりしました。減少の主な理由は、地域ごとで、高齢により退団を希望するものが増加していることや、地域の連帯感の希薄化などから、各市町村での団員確保が困難になっているためです。
また、女性消防団員は、増加しており、これまでの消防団員の確保対策に一定の効果があったものと考えております。
(4)防災ヘリコプターについて(平成29年度)
防災ヘリコプターは、平成8年度から運航を開始しており、平成29年度の緊急運航件数は56件で、前年度より15件(△21.1%)減少しました。
本県における防災ヘリコプターの活動の有効性は広く浸透し普及されつつあり、今後もその機動性を活かした活動や、ドクターヘリコプターとの連携活動などが期待されています。
愛知県消防年報(平成30年版)のデータはこちらです。
- 平成30年版 概要 [PDFファイル/337KB]
- 平成30年版 表紙~目次 [PDFファイル/124KB]
- 平成30年版 市町村の現況 [PDFファイル/101KB]
- 平成30年版 消防組織 [PDFファイル/889KB]
- 平成30年版 消防施設 [PDFファイル/355KB]
- 平成30年版 消防財政 [PDFファイル/453KB]
- 平成30年度 救急・救助 [PDFファイル/3.46MB]
- 平成30年版 消防職・団員の活動と処遇 [PDFファイル/413KB]
- 平成30年版 火災の実態 [PDFファイル/798KB]
- 平成30年版 予防行政の現況 [PDFファイル/441KB]
- 平成30年版 危険物規制 [PDFファイル/205KB]
- 平成30年版 消防教育訓練 [PDFファイル/181KB]
- 平成30年版 防災航空隊 [PDFファイル/117KB]
- 平成30年版 その他 [PDFファイル/148KB]
- 平成30年版 背表紙等 [PDFファイル/18KB]
問合せ
愛知県 防災局 消防保安課
消防・広域化グループ
担当:岡田、楠浦
電話:052-954-6195
E-mail: shobohoan@pref.aichi.lg.jp