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学校におけるカラーユニバーサルデザインの取組について
学校における取組
県内の学校において実施されているカラーユニバーサルデザインの取組について紹介しています(順不同)。
カラーユニバーサルデザイン普及キャラバン隊事業後の取組
愛知県ではカラーユニバーサルデザインの知識と理解を深め、またその必要性を認識することを目的として、令和元年10月から令和元年12月までに5つの学校及び学校団体において、カラーユニバーサルデザインの講座及びワークショップを行う、キャラバン隊の派遣を実施しました。
以下には令和元年度に派遣を行った小中学校における当該事業後の取組について紹介しています。
(1)授業に関係する取組
・ 色の区別がつきやすい色覚に対応したチョークを購入して使用している。
・ 色の区別がつきにくい赤いチョークの使用を控えている。
・ 色の違いだけで変化をつけるのではなく、強調したい部分の線の太さを変える、アンダーラインを引くなどといった板書の仕方や掲示物の色づかいに気をつけるよう、職員の日報や職員会議等を活用して周知した。
・ 採点及び添削時には赤いペンを使用していたが、より違いが認識しやすい朱色のペンを使用するようにした。
・ 体育や部活動で使用するビブスについて、組み合わせによっては区別がつきにくいためビブスの組み合わせを考えて使用するようにした。(赤色のビブスと緑色のビブスを同時に使用しないなど)
(2)その他
・ バリアントールを購入し、先生方に色覚当事者の見え方を体験していただく。
カラーユニバーサルデザインの支援ツールについて
上記の取組を参考として、今後、他の学校においても「視覚情報のユニバーサルデザインガイドブック」やバリアントール、専用のアプリケーションなどの支援ツールを活用して、カラーユニバーサルデザインの普及に努めていただくようお願いいたします。
「視覚情報のユニバーサルデザインガイドブック」
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/shogai/3456.html