あいち商店街アクションプラン

　愛知県では、まちづくり3法の改正等による人口減少・超高齢社会に対応した「コンパクトでにぎわいあるまちづくり」の推進のため、まちの顔である商店街を、中心市街地や地域コミュニティの核となり、安心・安全で暮らしやすいまちを支える「新時代商店街」として再生するための支援策をまとめた「あいち商店街アクションプラン」を策定いたしました。

　このアクションプランは、学識者、商業団体、行政機関等で構成された「あいち商店街アクションプラン策定委員会（委員長：名古屋学院大学古池教授、3回開催）」において取りまとめられた原案に基づき、パブリックコメントを経て、県が策定したものです。

（目指すべき「新時代商店街」の機能）

1　 高齢者支援、子育て支援や防犯・防災機能を整備した「生活支援型商店街」

2 　起業インキュベート施設や交流サロンなどを整備した「交流型商店街」

3 　歴史的・文化的史跡や建築物、伝統的な祭りなどで集客する「観光型商店街」

（プランの目標）

「新時代商店街」のモデルとなり、全国に誇れるような成功例を概ね20例創出

（県の支援策の概要－5つの支援プロジェクト）

1　年5～10程度選定する「活性化モデル商店街」に対するがんばる商店街補助金等による重点・集中支援

2　市町村職員の育成やタウンコーディネーターの活用などの人材支援

3　地域ごとで、商店街、地域住民、専門家、行政等が目指すべき街の姿について意見交換を行う理解と連携のための場の設置

4　市町村のまちづくり全般を支援し、中心市街地や商店街への施策集中を図る庁内推進組織の設置・運営

5　大型店と商店街の共生を目指し、大型店の適正立地と自主的な地域貢献の促進等のための「愛知県商業・まちづくりガイドライン」の策定