愛知県の漁業

ページID：0228630 掲載日：2019年4月1日更新印刷ページ表示

愛知県内で操業されている主な漁業種類について紹介します

　古くから本県の代表的漁業であり、15トン未満の漁船が使われています。船の後方に袋状の網を曳いて魚や貝をとります。主な漁獲物は、カレイ、クルマエビ、シャコ、アサリ、などです。
　操業中は、網を曳くワイヤーが出ているので、船のすぐ後ろを航行するのは危険です。

　長い帯状の網により魚群を円形に取り囲んで漁獲する漁法で、主にマイワシをとります。
　網入れ中は、全速力で航行しているため、操舵の自由が利きません。また、網上げ中は、網が船近くでたるんでいる場合もあり、近づくのは危険です。

　2隻の船が平行に並んで1つの網を曳いて漁獲する漁法でイワシ、シラス、サヨリなどをとります。
　平行にゆっくり航行している2隻の間に入るのは危険です。
　網船の後方に浮き等が見えます。網船の後方約500mまでは、危険ですので近づかないでください。

改良かごめ網漁業

　1隻の船で魚群を円形に取り囲み、船の舷を叩くなどして魚群を威嚇し、驚いた魚を網に絡ませて漁獲する漁法で、主にボラ、スズキなどをとります。
　主に夜間、沿岸で操業するので、操業船には近づかないようにしてください。

　帯状の網に魚などを絡ませて漁獲する漁法で、主にキス、クルマエビなどをとります。
　網には、発砲スチロール等のブイが取り付けてあり、また水面のすぐ下に網がある場合があるので、ブイとブイの間を航行しないでください。

小型定置網漁業

　沿岸域に漁具を設置して、来遊してくる魚群を漁獲する漁法で、スズキ、コノシロ、アイナメなどをとります。
　岸近くに設置してあります。また、漁具の近くを航行すると魚が逃げ、漁獲が減少するので近づかないでください。

　網を岸近くに投入し、陸に引き揚げ漁獲する漁法です。
　渥美半島の太平洋岸などで行われています。操業中は、沖側を迂回して航行してください。

　素潜り、またアクアラングなどを使用して海に潜り、ミルガイ、アワビなどの貝類をとります。
　船の周辺に漁業者が浮上することがありますので、近づかないでください。

　マダイ、クロダイ、スズキ、アジ等を釣りにより、漁獲する漁法です。
　付近を航行する場合は、速度を落としてください。
　いかりを投入する場合は、付近の漁師さんの指導に従ってください。

支柱柵漁場と浮流し漁場

　網を支柱に固定したり、ブイで浮かせたりして、海面すれすれに設置し、のりやわかめを養殖する漁法です。
　養殖場付近に近づかないようにしてください。

水産課