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ノリ食害対策技術
近年、ノリ養殖においては魚類、鳥類による食害が問題となっています。その被害は大きく、対策を行わないとノリの収穫ができなくなってしまうこともあります。ノリ生産者は食害を防ぐため、魚に対しては漁場を網で囲い、鳥に対しては防鳥テープを張る等、様々な対策に取り組んでいますが、これらにかかる時間と労力が大きく、通常の網管理に加えて食害対策に取り組むことは生産者にとって大きな負担となっています。そのため、より負担の少ない対策手法の開発が望まれています。
また、対策をしても食害を受けることがあるため、効果的な対策手法についても研究を行う必要があります。
当グループはこれまで、対策につなげるために食害生物の特定や音響・光を用いた食害対策に取り組んできました。今後も課題解決に向けて試験研究に取り組んでいきます。
食害を受けたノリ網
ノリを食べるクロダイ
水中音響装置(魚対策)
光による食害対策(カモ対策)
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愛知県 水産試験場 漁業生産研究所
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