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愛知県国土利用計画(第五次)を策定しました

ページID:0332174 掲載日:2020年3月25日更新 印刷ページ表示

~限られた資源である県土の安全性を高め、持続可能で豊かな県土を形成する県土利用を目指します~

 愛知県国土利用計画は、本県の土地利用の将来像を示す長期構想(ビジョン)であり、行政、企業、NPO、県民の皆様など、県土づくりに携わる様々な主体が協働して取り組むための指針となるものです。
 本県では、1977年に最初の計画を策定し、これまで四次にわたり計画を策定してきましたが、
(1) 現行の第四次計画の目標年次が2020年であること、
(2) 国土利用計画(全国計画)が2015年に変更されたこと、
(3) 今後の本格的な人口減少社会の到来や自然災害の頻発化・激甚化など県土利用を巡る情勢が大きく変化していること、
(4) リニア中央新幹線の東京-名古屋間の開業が2027年度に予定され、本県の地域づくりに大きなインパクトを与えると予想されていることから、

今後10年間の県土利用の目指すべき方向性を明らかにするため、現行の計画の改定について愛知県国土利用計画審議会に諮問し、審議をいただきました。
 この度(2020年3月5日)、同審議会において「愛知県国土利用計画の改定について」答申をいただきましたので、この答申を踏まえ、次のとおり「愛知県国土利用計画(第五次)」を策定しました。
 今後は、この計画の基本理念である「限られた資源である県土の安全性を高め、持続可能で豊かな県土を形成する県土利用」の実現を目指し、取組を進めていきます。

1 計画の構成

  国土利用計画法に定められた次の事項を定めます。
 (1) 県土の利用に関する基本構想(目指すべき将来像とその方向性)
 (2) 県土の利用区分ごとの規模の目標(将来の目標面積)及び地域別の概要
 (3) (1)及び(2)を実現するために必要な措置の概要

2 計画の期間

  計画の基礎となる基準年次は2017年とし、目標年次は2030年とします。

3 計画の基本理念

  限られた資源である県土の安全性を高め、持続可能で豊かな県土を形成する県土利用を目指す

4 計画の基本方針

  持続可能な開発目標(SDGs)を念頭に、次の4つを基本方針とします。
 (1) 人口減少に対応した持続可能な県土利用
 (2) 自然環境・美しい景観等を保全・再生・活用する県土利用
 (3) 安全・安心を実現する県土利用
 (4) 産業力の強化に資する県土利用

5 県土の利用区分ごとの規模の目標

 (1) 基礎的な前提
   県土の利用に関して基礎的な前提となる人口と一般世帯数については、2030年において、人口がおよそ736万人、一般世帯数がおよそ321万世帯に達するものと想定します。
 (2) 目標年次における規模の目標
   県土の利用区分ごとの規模の目標は、次表のとおりです。なお、これらの数値については、今後の経済社会の不確定さ等に鑑み、弾力的に理解されるべき性格のものです。
県土の利用区分ごとの規模の目標
区分

2017年

(百ha) A

2030年

(百ha) B

B/A

(%)

農地 757 719 95.0%
森林 2,185 2,169 99.3%
原野等 2 2 100.0%
水面・河川・水路 237 235 99.2%
道路 412 443 107.5%
宅地 968 1,002 103.5%
その他 610 603 98.9%
合計(県土面積) 5,170 5,173 100.1%
(注)端数処理の関係で、計と内訳が一致しない場合があります。

6 計画の実現に向けた措置

  持続可能で豊かな県土を形成するため、県土管理環境共生防災・減災県土整備に関する次の(1)から(10)までの各種施策について、横断的な視点をもって、総合的かつ計画的に進めます。

 (1) 土地利用関連法制等の適切な運用
 (2) 県土整備施策の推進
 (3) 県土の保全と安全性の確保
 (4) 持続可能な県土の管理
 (5) 自然環境の保全・再生・活用と生物多様性の確保
 (6) 土地の有効利用の促進
 (7) 土地利用の転換の適正化
 (8) 県土に関する調査の推進
 (9) 計画の効果的な推進
 (10) 多様な主体による持続可能な県土管理の推進

7 計画策定の経過

  2019年1月25日 知事から愛知県国土利用計画審議会への諮問
  2019年11月26日 審議会において中間報告
  2020年3月5日 審議会から答申
  2020年3月25日 計画策定・公表

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