愛知県地方税滞納整理機構の平成23年度徴収実績について

ページID：0236319 掲載日：2012年4月9日更新印刷ページ表示

平成24年4月9日（月曜日）発表

　平成23年4月、個人県民税及び個人市町村民税を始めとした市町村税の収入未済額の縮減を図るため、県と市町村が連携して積極的な滞納整理を行う「地方税滞納整理機構」を設立しました。

　県内6ブロックに設置した各地方税滞納整理機構には、2名の県職員と5名から10名の市町村職員が派遣され、高額で困難な事案の滞納整理を行いました。

　初年度の平成23年度は43市町村が参加し、約51億8,700万円（※）の滞納金額の引き継ぎを受け、約27億6，500万円を徴収しました。

　徴収率は53．3％で、平成22年度の市町村税（国民健康保険料を含む）滞納繰越分の県平均徴収率の16．6％を大きく上回り、目標の30％を達成しました。

1　平成23年度　目標と実績

※　引継額は、当初引継額に新規発生額等を加減した額。

平成23年度　参加市町村
ブロック名	参加市町村（43市町村)
東尾張	瀬戸市・江南市・小牧市・尾張旭市・岩倉市・豊山町・扶桑町
西尾張	一宮市・津島市・稲沢市・愛西市・弥富市・あま市・大治町・蟹江町・飛島村
知　多	半田市・常滑市・東海市・大府市・知多市・阿久比町・東浦町・南知多町・美浜町・武豊町
豊田尾張東部	豊明市・日進市・みよし市・長久手市・東郷町
西三河	碧南市・刈谷市・安城市・西尾市・知立市・高浜市
東三河	豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・田原市・設楽町

平成23年度愛知県地方税滞納整理機構の徴収実績
ブロック名	引継予告額(1) （千円）	予告効果額(2)※ （千円）	当初引継額(3) (1)－(2) （千円）	新規発生額及び調定減額(4)※※ （千円）	収入額(5) （千円）	徴収率（％） (5)÷（(3)＋(4)）
東尾張	880,428	46,949	833,479	△22,637	386,079	47.6
西尾張	947,048	58,129	888,919	△40,131	548,949	64.7
知多	1,482,546	27,598	1,454,948	△72,813	727,448	52.6
豊田尾張東部	470,479	22,404	448,075	△10,053	299,216	68.3
西三河	1,226,497	21,554	1,204,943	△35,504	346,161	29.6
東三河	595,493	45,160	550,333	△12,277	456,694	84.9
合計	5,602,491	221,794	5,380,697	△193,415	2,764,547	53.3

平成23年度愛知県地方税滞納整理機構の徴収実績
税　目	引継予告額(1) （千円）	予告効果額(2)※ （千円）	当初引継額(3) (1)－(2) （千円）	新規発生額及び調定減額(4)※※ （千円）	収入額(5) （千円）	徴収率（％） (5)÷（(3)＋(4)）
個人住民税	2,376,095	109,710	2,266,385	△69,421	1,250,691	56.9
固定資産税・都市計画税	3,226,396	112,084	1,087,176	△23,195	672,080	63.2
国民健康保険税（料）			1,993,316	△100,635	825,796	43.6
そ　の　他			33,820	△164	15,980	47.5
合計	5,602,491	221,794	5,380,697	△193,415	2,764,547	53.3

※　地方税滞納整理機構へ引き継がれる前に、引継予告により、滞納者が自主的に納付したり、納付誓約をした金額を計上

※※　滞納事案の引き継ぎ後、新規発生して追加で引き継ぎされた額、執行停止相当と判断して、市町村に返還した額や課税が取り消された額などを計上。