愛知県陶磁美術館

テーマ展示

2014年11月15日（土）から12月14日（日）

毎週月曜日休館

【同時開催：特別企画展】
2014年11月1日（土）から12月26日（金）
川喜田半泥子物語　―その芸術的生涯―

本テーマ展示は、中国古陶磁を愛好するコレクターたちのグループである「愛知中国古陶磁研究会」がそれぞれの所蔵する中国陶磁を「黒と白」をテーマに持ち寄って開催する展覧会です。

この「愛知中国古陶磁研究会」開催の展示は今回で4回目、当館と共同で開催するのは2回目となります。

古くは4世紀頃の黒釉壺から明時代・17世紀頃の鉄絵の作品まで中国各地の窯で作られ続けてきた多彩な「黒」と「白」のやきものは、時に素朴、時にモダンな雰囲気を湛え、観る人々の眼を楽しませてくれます。

本展示では建窯、吉州窯、磁州窯、耀州窯などで生み出された黒釉陶磁器や黒と白の装飾を施した陶磁器、さらに黒釉地に虹色の斑文が星のように輝く、長らく解明されなかった「曜変」の技法を再現することに成功した瀬戸市在住の陶芸家・九代長江惣吉氏（同研究会会員）の作品、併せて122点をご紹介します。