本館 常設展
日本と世界のやきもの
Ceramic Masterpieces of Japan, Asia, Europe and America
古陶磁を中心とした本館2階の常設展は、館蔵コレクションを中心とした展示であり、当館の顔とも言えます。本展では「名品コーナー」を設け、さらに日本をはじめ世界各地の陶磁器の歴史とその影響関係について陶片資料を含めて約600件の作品を用い、理解を深められる展示といたします。
※他館への貸出等により、陳列する作品が常に同じとは限りません。
展覧会のみどころ
約40点の優品を選んだ名品コーナー!
当館の古陶磁コレクションの中から約40点の優品を選び、「美術館」の名にふさわしい演出で展示します。ゆったりとした空間で当館が誇る優品の数々を堪能していただけます。
展示作品は約600件!コレクションを存分に活かし、世界の陶磁器の歴史を通覧!
名品コーナーに続いて日本(第3展示室右室、第4展示室)、韓国(第5展示室)、中国(第6展示室前室)、中近東、東南アジア、欧米(第6展示室後室)の通史的な展示をいたします。日本をはじめ世界各地の陶磁器の歴史とその影響関係についてお楽しみいただけます。
展示方法に新しい技術を取りいれています
低反射シート・免震装置組み込み展示台・最新型LED照明で、作品がより魅力的に! ガラスへの鑑賞者の写りこみを軽減する「低反射シート」を全室(第3-6展示室)の壁面ケースに採用。さらに、免震装置を展示台の中に組み込んだことで、すっきりとした空間を実現しました。そして、美術品等の展示用に開発された最新のLED照明で、作品をより魅力的に演出いたします。

重要文化財
〈灰釉多口瓶〉猿投
平安時代初期(8世紀末)
本多静雄氏寄贈

〈大甕〉越前
室町時代(16世紀)

〈三彩駱駝〉中国
唐時代(8世紀)
開催概要
会期
2016年4月1日(金)から2017年3月31日(金)まで
会場
愛知県陶磁美術館 本館2階:第3・4・5・6 展示室
展示解説
ボランティアによる展示解説:午前11時、午後1時30分
※お申し出いただいた場合は上記時間以外にも対応できます。(午前10時から午後3時まで)
また、事前にお申し込みいただければ英語での解説も可能です。
※催事が重なる場合には休止又は時間を変更することがあります。