主な展示作品
主な展示作品

色絵金彩ティーセット
(「キュバッシュ文」)
1864年以降
個人蔵
中国磁器のデザインをもとに生み出された、典型的な「中国趣味(シノワズリー)」の文様です。所々に加えられた金彩も繊細で、ヘレンドの高い絵付け技術を垣間見ることができます。

色絵金彩虎図透彫脚付果物鉢
1870年頃
ブダペスト国立工芸美術館
裾広がりの脚を持つ、磁器製の果物を盛る鉢です。カーブする鉢の側面に、通常よりも幅広く大胆に施された透かし彫りは、高度な職人技の賜物です。

色絵金彩カップ・受け皿
(「ゲデレー文」)
1865年〜1870年頃
ブダペスト国立工芸美術館
1867年に皇帝フランツ=ヨーゼフと皇妃エリザベートに献上されたゲデレー宮殿の備え付け食器のデザインです。

色絵金彩とかげ飾りティーセットのうちティーポット
(「ウエールズ文」)
1874年
ブダペスト国立工芸美術館
フランツ=ヨーゼフ帝がイギリスのウエールズ公への贈り物としてヘレンドに注文したデザインといわれています。