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2013/14シーズン
インフルエンザウイルス分離・検出状況

インフルエンザウイルス分離状況(平成26年7月4日現在)<名古屋市を除く>

2013/14シーズン

発生動向調査 検体数 検出数 検査中 AH1
pdm09
A香港型 B型
(ビクトリア
系統)
B型
(山形
系統)
2013年9月 0 0 0 0 0 0 0
10月 1 1 0 0 1 0 0
11月 9 7 0 1 6 0 0
12月 8 7 0 1 6 0 0
2014年1月 70 59 0 22 24 7 6
2月 61 52 0 24 12 7 9
3月 27 21 3 5 5 3 8
4月 20 13 3 1 2 2 8
5月 8 4 3 0 0 3 1
6月 0 0 0 0 0 0 0
合計 204 164 9 54 56 22 32
集団かぜ 検体数 検出数 検査中 AH1
pdm09
A香港型 B型
(ビクトリア
系統)
B型
(山形
系統)
2013年9月 0 0 0 0 0 0 0
10月 0 0 0 0 0 0 0
11月 0 0 0 0 0 0 0
12月 12 7 0 0 7 0 0
2014年1月 29 10 0 4 5 0 1
2月 0 0 0 0 0 0 0
3月 0 0 0 0 0 0 0
4月 0 0 0 0 0 0 0
5月 0 0 0 0 0 0 0
6月 0 0 0 0 0 0 0
合計 41 17 0 4 12 0 1

2012/13シーズン(参考)

発生動向調査 検体数 検出数 検査中 AH1
pdm09
A香港型 B型
(ビクトリア
系統)
B型
(山形
系統)
2012年9月 0 0 0 0 0 0 0
10月 1 1 0 0 1 0 0
11月 0 0 0 0 0 0 0
12月 14 10 0 1 7 1 1
2013年1月 84 76 0 4 54 3 15
2月 44 36 0 0 23 0 13
3月 33 30 0 1 14 1 14
4月 12 11 0 0 5 0 6
5月 7 6 0 0 2 1 3
6月 1 1 0 0 1 0 0
合計 196 171 0 6 107 6 52
集団かぜ 検体数 検出数 検査中 AH1
pdm09
A香港型 B型
(ビクトリア
系統)
B型
(山形
系統)
2012年9月 0 0 0 0 0 0 0
10月 0 0 0 0 0 0 0
11月 5 1 0 0 0 0 1
12月 11 6 0 0 0 6 0
2013年1月 39 16 0 0 12 2 2
2月 0 0 0 0 0 0 0
3月 0 0 0 0 0 0 0
4月 0 0 0 0 0 0 0
5月 0 0 0 0 0 0 0
6月 0 0 0 0 0 0 0
合計 55 23 0 0 12 8 3

2011/12シーズンのインフルエンザウイルス分離状況はこちら

2013/14シーズンのインフルエンザウイルス分離・検出状況(平成26年7月4日現在)

●ウイルスサーベイランス:感染症発生動向調査等の目的で2013/14シーズン(平成25年9月〜)に愛知県内の医療機関(名古屋市を除く)で採取され、当衛生研究所に搬入された204検体中164検体より、AH1pdm09亜型54株、A香港型(AH3亜型)56株、B型山形系統32株、B型ビクトリア系統22株が分離されています。また、インフルエンザ定点ではない医療機関由来検体から、AH1pdm09及びB型ビクトリア系統各1株が分離されています。今シーズン全国からの検出報告数はAH1pdm09が多く、B型(山形系統及びビクトリア系統)、AH3の順です。

●集団かぜ:平成25年12月豊田市保健所管内の保育所で発生した1事例からAH3が7株、平成26年1月豊橋市、西尾、瀬戸、知多、一宮保健所管内の小中学校で発生した5事例中3事例からAH3が5株、1事例からAH1pdm09が4株、1事例からB型山形系統が1株分離されています。

●入院サーベイランス:平成25年第36週から平成26年第26週までに県内全14基幹定点医療機関より報告された入院患者は合計478名です。平成25年11月には県内医療機関(基幹定点外)で院内感染事例が発生し、当所に搬入された入院患者6検体中5検体がAH3遺伝子陽性かつAH3株分離陽性(5株)でした。また、平成26年1月〜2月には4医療機関の入院患者4検体中1検体がAH3遺伝子陽性、3検体がAH1pdm09遺伝子陽性かつAH1pdm09株分離陽性(3株)でした。

●抗ウイルス剤感受性(耐性マーカー)サーベイランス(名古屋市を除く):上記分離株のうちAH1pdm09株52株についてオセルタミビル(タミフル)耐性マーカー遺伝子(H275Y変異)の検索を行いましたが、耐性マーカー検出株はありません(0/52)。なお全国の地衛研の報告では平成26年7月1日現在、2,461株中104株(4.2%)が耐性マーカーH275Y陽性です。


今後も、随時最新のインフルエンザウイルス分離状況を本ページに報告の予定です。

(生物学部 ウイルス研究室)

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