１１０番通報件数

１１０番は、こんなに通報されています

令和６年中の１１０番通報件数は、65万9,462件です。
これは、1日平均1,802件（前年比+16件）の通報で、約48秒に1件の割合で１１０番通報がされていることになります。
緊急性のない相談や運転免許証に関する問合せ等の１１０番通報が、全体の21.2％に当たる14万49件通報されており、事件・事故への素早い対応を遅らせる原因となっています。
緊急性のない相談、問合せ等は、各種警察相談電話又は最寄りの警察署へお願いします。
なお、虚報やいたずら電話も90件に上っています。悪質性の高いものについては厳正に対処します。

前年との対比

事件事故、保護、情報等、問合せ等の（　）内は全体の構成比

携帯電話等から１１０番する場合の注意点

１１０番通報全体の7割以上を占める携帯電話等からの通報は、すぐに通報ができ事件事故の早期解決に有効という利点がある反面、通報場所がわからない、電波状態によって通報が途切れるなどの欠点もあります。
そこで、携帯電話等で１１０番通報する際は、次の点に注意して通報してください。

• 市町村名や周りの地形、建物などの目標物をよく見て、わかりやすく説明してください。
• 自動車を運転中は、安全な場所に停車してから通報してください。
• 公衆電話には、「5桁の公衆管理番号」が表示されています。また、道路標識(駐車禁止、一時停止等)柱には「道路標識管理番号シール」が貼付してあります。場所がわからない場合は、これらの番号を知らせてください。
• 携帯電話の位置情報通知システムについて
  平成19年4月1日から、携帯電話を使用して１１０番通報をした場合、通報者の位置情報が通信指令室に通報される位置情報通知システムが導入されました。
  しかし、GPS機能の有無や電波の受信状態によって正確な位置を確認できない場合もありますので、１１０番を受理した警察官が、住所や目標物をお尋ねします。