警察相談専用電話(警察本部の住民サービス課相談係(住民コーナー)につながります)
#9110 (短縮ダイヤル)
052-953-9110
(ダイヤル回線・一部IP電話)
月曜日~金曜日
(年末年始・休日を除く)
午前9時~午後5時
緊急時は110番
110番通報が困難な方
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令和元年度「子供の性被害防止シンポジウムあいち」
開催日時: 令和2年2月6日(木曜日)午後2時から午後4時30分まで
開催場所: ウィルあいち 「ウィルホール」
講演①
演題:「子供の性被害を防ぐために大人ができること」
講師:公益財団法人 性の健康医学財団 常務理事 渡曾 睦子 氏
講演概要:
- 大人は継続的に性教育を受けた経験が少なく、また、情報を得る機会も少ないため、性の問題に気づくことが困難である。
- 性問題対策及び性教育は、学校行政、保健行政、地域が連携する必要がある。
- 性教育の基本は家族であり、家庭で話し合う男女の姿を見せることが、性の問題だけでなく、虐待、不登校、いじめ等の予防につながる。
講演②
演題:「被害少年との関わりから見えてきたもの」
講師:ココカラウィメンズクリニック院長 伊藤 加奈子 氏
講演概要:
- 平成30年4月から児童買春、いん行等の被害少年に対して性感染症検査を実施したところ、2割以上の少年にクラミジア、淋病等の陽性反応が出た。
- 被害少年の背景には、貧困や虐待、DV、不登校、いじめ、発達障害等の様々な問題が複合的に絡んでいる。
- 被害少年を支援していくには、関係機関が連携して対応していく必要がある。
- 子供を被害から守り、育てるために地域の方にはもっとお節介になって欲しい。
参加者の感想
- 性に関することを口にするのは、悪いことだと思っていた。しかし、今は、正しい知識を学ぶことが大切だと思う。
- 性教育に対する見方が変わった。心の在り方、知識が大切だと知ることができた。
- 子育て中の世代の人にもぜひ聴いて役立ててもらえたらといいと思った。
- 性教育は人生そのもの。想像していなかった切り口で大いに参考になった。
- 性に関して軽く考えていた。子供のため家族のため、社会のためによく考えないといけないと思った。
アンケート結果
Q子供を性被害から守るには、大人はどうすればよいと思いますか?(複数回答)
Q性教育は必要だと思いますか?(回答数196名)
●必要だと思う理由
- 隠せば隠すほど興味本位になり、影響が悪いから。
- 「なぜいけないか」を子供は知れば、危険な行動をとることはなくなるから。
- 性に関する教育とは、人生の教育だと思うから。
- 「性」という言葉に対して、オープンに話してはいけないことだと思わせないように、小さいうちから段階的に知識をつけることが大切だから。
- インターネットで誤った情報が溢れかえっているのに、性教育の場が少なすぎるから。