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愛知県陶磁美術館 リニューアルオープン第2弾4月1日(火曜日)本館リニューアルオープン

ページID:0569324 掲載日:2025年2月20日更新 印刷ページ表示

概要

リニューアルオープン記念
「新シュウ蔵品展ー美術館シュウシュウのあれこれ」
愛陶コレクション展「世界はやきものでできている」

愛知県陶磁美術館は、改修工事のため休館しておりましたが、段階的に施設をリニューアルオープンし、展覧会を再開します。(2024年11月には第1弾として陶芸館とその周辺施設がリニューアルオープン済。)

この度、その第2弾として、2025年4月1日(火曜日)の本館リニューアルオープンを記念する展覧会「新シュウ蔵品展」を開催します。また、これまでの常設展を、愛陶(あいとう)コレクション展「世界はやきものでできている」としてリニューアルします。

1 リニューアルオープン記念「新シュウ蔵品展-美術館シュウシュウのあれこれ」

休館中を含めた2019年度から2024年度の間に、当館では37件62点の作品を購入し、のべ58名の方々から642件、4,195点の作品を寄贈していただく予定です。これらの新収蔵作品の中から厳選した作品を展示し、寄贈者の方々への感謝とともに、当館の収集活動を紹介いたします。
(1)会期
2025年4月1日(火曜日)から5月6日(火曜日・振替休日)まで
休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合、翌火曜日が休館日)5月5日(月曜日・祝日)・5月6日(火曜日・振替休日)は開館
(2)開館時間
午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
(3)会場
愛知県陶磁美術館 本館1階 展示室1-A・1-B 
(4)主な展示作品
日本陶磁、外国陶磁、現代陶芸、関連資料(別紙1)
(5)観覧料
一般 400円(320円)、高大生 300円(240円)中学生以下無料
※()内は20名以上の団体料金
※ 各種割引制度があります。詳細は県陶磁美術館の公式Webページで
御確認いただくか、「7 問合せ先」へお尋ね下さい。
(https://www.pref.aichi.jp/touji/use_guidance/)

2 愛陶コレクション展「世界はやきものでできている」

​ 愛知県陶磁美術館のコレクション展「世界はやきものでできている」では、日本・中国のやきものの歴史、世界の多彩なやきもの、そのほか様々なテーマでやきものの魅力を紹介していきます。定期的に展示替えを行い、従来の「常設展=いつ見ても同じ」というイメージを一新します。
(1)会期
2025年4月1日(火曜日)から2026年3月31日(火曜日)まで
休館日:上記2(1)と共通
(2)開館時間
午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
※7月1日(火曜日)から9月30日(火曜日)まで
午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
(3)展示替予定
第1期:2025年4月1日(火曜日)から7月27日(日曜日)まで
第2期:2025年7月29日(火曜日)から2025年12月7日(日曜日)まで
第3期:2025年12月9日(火曜日)から2026年3月31日(火曜日)まで
(4)会場
愛知県陶磁美術館 本館2階 展示室2-A・2-B、地下展示室
(5)観覧料
上記2(5)と共通

3  「ポケット学芸員」の新規導入・「愛陶オンラインミュージアム」の新規開設
(2025年4月1日(火曜日)から運用開始)

スマートフォンで作品解説を聞きながら鑑賞できる「ポケット学芸員」を新たに導入します(別紙2)。愛陶コレクション展「世界はやきものでできている」に対応しております。
また、所蔵品の検索エンジン「愛陶オンラインミュージアム」も県陶磁美術館の公式Webページに新たに開設します(別紙3)。

4 メディア担当者向けプレ・オープン(内覧会)

​本館リニューアルオープン前に、メディア(記者・SNSインフルエンサー等)向けに、内覧会を開催します。当館学芸員がリレー形式で御案内し、リニューアルした施設の紹介とともに、リニューアルオープン記念「新シュウ蔵品展-美術館シュウシュウのあれこれ」、愛陶コレクション展「世界はやきものでできている」を御観覧いただけます。
(1)日時
2025年3月30日(日曜日)午前9時30分から午前10時まで
(2)会場
愛知県陶磁美術館 本館1階ロビーおよび各展示室
(3)参加料
無料
(4)応募方法
要事前予約(愛知県陶磁美術館Webページから、メールにより受付)
https://www.pref.aichi.jp/touji/event/2025/special/op_press/index.html
(5)募集期間
2025年2月20日(木曜日)から3月21日(金曜日)まで

5 記念式典について

​本館のリニューアルオープンに伴い、記念式典を執り行います。
(1)日時
2025年3月30日(日曜日)午前10時30分から午前11時頃まで
(2)会場
愛知県陶磁美術館 本館1階ロビー
※詳細は決まり次第、改めてお知らせします。

6 今後について

愛知県陶磁美術館は、「5段階」に分けてリニューアルオープンをします。
段階 時期 内容
第1弾 2024年11月1日(金曜日)
(2024年7月18日(木曜日)発表済)

「つくるとこ!陶芸館」、「窯の記憶1・2」(古窯館)
「窯焚き広場」(復元古窯)

第2弾 2025年4月1日(火曜日) 本館リニューアルオープン
「新シュウ蔵品展ー美術館シュウシュウのあれこれ」
愛陶コレクション展「世界はやきものでできている」
第3弾 2025年5月17日(土曜日) 盛田昌夫コレクション寄贈記念
特別展「イタリアの磁器ーリチャード・ジノリのクラシックとモダン」
第4弾 2025年9月13日(土曜日) 国際芸術祭「あいち2025」灰と薔薇のあいまに(主な会場の1つ)
第5弾 2026年1月

「デザインあいち」(旧南館)リニューアルオープン(予定)

​※詳細が決まり次第、随時お知らせします。

7 問合せ先

愛知県陶磁美術館 学芸課 担当:田畑、佐久間、大西
〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234番地
電 話:0561-84-7474(代表)
FAX:0561-84-4932
メール:touji@pref.aichi.lg.jp

<参考>愛知県陶磁美術館本館の施設リニューアルについて

​・本館館内の特定天井脱落対策工事を行いました。
・展示室をはじめ、来客エリアの床・壁修繕及び照明のLED化を行いました。
・新規展示ケースを導入しました。
・トイレのバリアフリー化等に加え、本館1階ロビーのトイレには、瀬戸・常滑の作家が
制作した洗面鉢を設置しました。
・ラウンジを明るく開放されたエリアに改修し、新たにキッズコーナーを設けました。
・よりわかりやすくご利用いただけるよう展示室等の名称を変更しました。
本館内核施設の名称等

(別紙1)リニューアルオープン記念「新シュウ蔵品展-美術館シュウシュウのあれこれ」主な展示作品

秀(シュウ):ひいでる・うるわしい・優美である
作品画像 作品解説
水注

灰釉蕨手文手付水注(かいゆうわらびてもんてつきすいちゅう)(県指定文化財)
瀬戸窯 鎌倉時代(14世紀前葉)
北大路魯山人(きたおおじろさんじん)旧蔵
2020年度寄附
【古注(こせとすいちゅう)、至極(しごく)の名品(めいひん)
 中世前期の瀬戸水注は、中国陶磁の青白磁をモデルとして制作されましたが、文様構成には日本独自の意匠も採用されています。
 胴央に窓絵状の丸文と花文を中心として蕨手文を配し、口頸の基部には剣先文(けんさきもん)を巡らせています。灰釉はよく溶けて黄緑色に発色し、淡い褐色の器肌に映えています。

捜(シュウ):さがしもとめる
作品画像 作品解説
昭和レトロ モダンセット
三郷陶器(さんごうとうき) 1955年頃
2021年度購入
【昭和のモダンなお茶の時間を演出】
 デザイン案を元に手描き装飾を担当したのは、愛知県瀬戸市出身の画家・太田龍一(おおたりゅういち)(1915-1994)。
 三郷陶器は愛知を代表する高級陶磁器メーカーであるにもかかわらず、当館では1991年作を1件収蔵しているのみでした。昭和30~40年代の三郷陶器による限定商品として捜し求めていたものです。
祝(シュウ):いわう
作品画像 作品解説
煎茶器揃

揃(いろえしくんしもんせんちゃきそろえ)
犬山焼 1923年頃
2019年度寄附
【地元・愛知の華やかなうつわ】
 共箱の蓋裏に「鳴海杻神社(なるみてがしじんじゃ)々務所竣成記念」の墨書があり、本器も上絵付けで四君子(梅・竹・蘭・菊)が画かれ、金彩も施された祝いの煎茶器です。
 当館は犬山焼を多数所蔵していますが、大正時代の制作が明らかなものは本作品のみです。

修(シュウ):なおす・手入れをする
作品画像 作品解説
修復跡のある壺


珠洲窯(すずよう) 鎌倉時代~室町時代(14世紀)
2023年度寄附
【中世にリユースがあった!】
 本器は、粘土紐輪積みタタキ成形をした後、器面を磨き上げた精製品の壺です。
 南北朝時代の珠洲窯で本器が焼成され当初の用途で使用された後、中世の内に当時有していた中国の青白磁の破片をあてがい、布と漆を用いて修復し通常の壺の用途で用いたと推測されます。

習(シュウ):ならう・まねる
作品画像 作品解説
青磁の花瓶

青磁耳付花瓶(せいじみみつきかびん)
京都市陶磁器試験場 1915年
2021年度寄附
【国宝に迫る技術の再現】
 本体を轆轤(ろくろ)成形で作り、鳳凰耳を石膏型で作成しています。国宝の〈青磁鳳凰耳花生 銘「万声」〉(和泉市久保惣(くぼそう)記念美術館所蔵)を模したとされています。
 大正天皇の即位に際し、同形の花瓶が献上されていることから、本器は献上にあたっての予備品の一つと考えられます。

拾(シュウ):ひろう・あつめる
作品画像 作品解説
猿投窯の出土品

201品(さなげようひがしやま201ごうようしゅつどひん)
猿投窯 飛鳥~平安時代(7~9世紀)
2020年度寄附
【名古屋市内のやきもの作りを伝える遺品】
 本陶片は、名古屋市千種区の猿投窯跡で採集されたものです。
 名古屋市内は早くから開発が進み、調査がされないまま破壊された窯跡も多い中で、本陶片は猿投窯の生産性を伝える貴重な資料であり、今後の研究進展に資するものです。

※広報用の高精細画像につきましては、愛知県陶磁美術館担当までお問い合わせください。

(別紙2)愛陶コレクション展「世界はやきものでできている」のオープンに合わせ、ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」を新たに導入します

「ポケット学芸員」は、美術館・博物館などの展示をはじめとするさまざまな情報を案内するスマートフォン向けのアプリケーション(運営:早稲田システム開発株式会社)です。
当館では、来館者の手持ちのスマートフォンにアプリをダウンロードしていただくと、陶製狛犬展示「リ・デザイン・狛犬」及び愛陶コレクション展「世界はやきものでできている」に展示される作品の詳しい解説を読んだり、解説の読み上げ音声を聞いたりすることができるようになります。
2026年1月にリニューアルオープンする「デザインあいち」(旧南館)でも導入を予定しています。
(1)日時
2025年4月1日(火曜日)から運用開始
(2)会場
愛知県陶磁美術館内
陶製狛犬展示「リ・デザイン・狛犬」(本館1階)
愛陶コレクション展「世界はやきものでできている」(本館2階、地下展示室)
(3)対応言語
日本語、英語
(4)画面例

※画面例は試験運用中のもの
施設トップ画面 作品解説画面
ポケット学芸員トップ画面 日本語版と英語版の画面

(別紙3)愛陶コレクション展「世界はやきものでできている」のオープンに合わせ、所蔵品検索エンジン「愛陶オンラインミュージアム」を新たに開設します

「愛陶オンラインミュージアム」は、当館の公式Webページ内に設置され、パソコンやスマートフォンで当館の収蔵品を検索できる検索エンジンです。
(1)日時
2025年4月1日(火曜日)から運用開始
(2)URL
(日本語版)https://jmapps.ne.jp/aitou/
(英語版)https://jmapps.ne.jp/aitou2/
愛知県陶磁美術館公式Webページにもリンクを設置
(3)対応言語
日本語、英語
(4)公開件数
約2,000件、以後順次公開を予定しています。
(5)画面例

※画面例は試験運用中のもの
検索トップ画面 作品情報画面
検索トップページ 日本語と英語の解説画面

このページに関する問合せ先

愛知県陶磁美術館学芸課
担当:田畑、佐久間、大西
電話:0561-84-7474
メール:touji@pref.aichi.lg.jp
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
振興グループ
担当:藤井、中村
内線:2549、5667
ダイヤルイン:052-954-6183