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知の拠点あいち重点研究プロジェクトIII期成果普及セミナー「高精度な切削加工を実現する技術」(オンライン開催)の参加者を募集します
愛知県では、知の拠点あいち重点研究プロジェクト※1で生まれた様々な技術や試作品等の開発成果(以下「成果」という。)の普及や技術移転、成果を活用した企業の製品開発支援などを行っています。
「知の拠点あいち重点研究プロジェクトIII期(2019年度~2021年度)」の研究テーマのうち、「次世代航空機/自動車部品用高機能材料の高精度・高能率加工※2」では、航空機や自動車産業における国際競争力の維持・向上を目指して、高脆性(こうぜいせい)な耐熱合金や薄肉(うすにく)部品など、難加工材の高精度・高能率・長寿命な切削加工技術を開発しました。
この度、本研究テーマにおける成果や最新の研究開発動向などを紹介するセミナー「高精度な切削加工を実現する技術」をオンラインで開催します。
多くの皆様の参加をお待ちしています。
1 日時
2024年12月20日(金曜日) 午後1時30分から午後3時30分まで
(入室開始:午後1時15分)
2 開催形式
Web会議システム「Microsoft Teams」によるオンラインライブ配信
3 内容(詳細は案内ちらしを御覧ください。) [PDFファイル/122KB]
時間 |
内容 |
13時30分~ 13時40分 |
知の拠点あいち重点研究プロジェクト(III期)の概要説明
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13時40分~ 14時30分 |
講演1 「高精度・高能率加工を実現する最新切削技術」 名古屋大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻 准教授 早坂 健宏(はやさか たけひろ) 氏 切削加工は工作機械技術、工具技術、切削技術等によりその高精度・高能率化が実現され、今日の機械加工工場の生産を支えている。講演では、最新の切削技術についてそのメカニズムと抜群な効果について主に紹介する。 |
14時30分~ 15時00分 |
講演2 「高精度加工のための工具形状と加工方法」 サンドビック株式会社 ソリッドツール推進部 テクニカルスペシャリスト 小宮山 哲司(こみやま さとし) 氏 高精度加工の実現には様々な要素を検討する必要があり、工具においてもそれは多岐にわたる。講演では、どのような要素が弊害になるのかを示し、それをコントロールするための工具形状や加工方法を提案する。 |
15時00分~ 15時30分 |
講演3 「工作機械の精度確認および空間誤差補正による切削加工精度の向上」 レニショー株式会社 レーザ&キャリブレーショングループ エリアセールスマネージャー(西日本) 加藤 彰一(かとう しょういち) 氏 株式会社空間精度研究所 営業部 部長 志村 直哉(しむら なおや)氏 切削加工精度の向上には工作機械自体の精度管理や補正技術も効果的な手段である。講演では、保全の様々なシーンにおける測定機選定や、従来の補正技術では困難な加工空間全域での補正を実現する新技術「空間誤差補正」について解説する。 |
4 対象
研究開発に取り組む企業の方々を始め、どなたでも参加できます。
5 定員
50名(申込先着順)
6 参加費
無料(通信機器代・通信料は自己負担です。)
7 申込方法
次のいずれかの方法により、お申込みください。
※申込時点で定員に達していた場合は、電話又はメールにてお知らせします。
※オンライン参加のURLは申込期限後にメールにて連絡します。
(1)Webページ
以下のURL又は二次元コードから県産業技術センターのWebページにアクセスし、「高精度な切削加工を実現する技術」の申込フォームに従って御記入ください。
申込後に自動返信メールにて確認メールを送信します。
URL:https://www.aichi-inst.jp/sangyou/other/seminar/
二次元コード
(2)FAX
参加申込書に必要事項を記入し、「10 申込み・問合せ先」までお送りください。
参加申込書は産業技術センター(刈谷市)で配布するほか、産業技術センターのWebページからダウンロードできます。
URL:https://www.aichi-inst.jp/sangyou/other/seminar/
※申込時点で定員に達していた場合は、電話又はメールにてお知らせします。
※オンライン参加のURLは申込期限後にメールにて連絡します。
8 申込期限
2024年12月16日(月曜日) 午後5時
※申込期限前でも定員になり次第締め切ります。その際は産業技術センターのWebページでお知らせします。
9 主催等
主催:愛知県
後援:公益財団法人科学技術交流財団、愛知工研協会
10 申込み・問合せ先
あいち産業科学技術総合センター産業技術センター 自動車・機械技術室
担当:児玉、河田、加藤、小久保
電話:0566-45-6904
FAX:0566-22-8033
【用語説明】
※1 知の拠点あいち重点研究プロジェクト
付加価値の高いモノづくりを支援する研究開発拠点「知の拠点あいち」を中核に大学等の研究シーズを活用したオープンイノベーションにより、県内主要産業が有する課題を解決し、新技術の開発・実用化や新たなサービスの提供を目指す産学行政の共同研究開発プロジェクト。2011年度から2015年度まで「重点研究プロジェクトI期」、2016年度から2018年度まで「重点研究プロジェクトII期」、2019年度から2021年度まで「重点研究プロジェクトIII期」を実施し、2022年8月から「重点研究プロジェクトIV期」を実施している。
目的 |
大学等の研究シーズを活用して県内主要産業が有する課題を解決し、新技術の開発・実用化や新産業の創出を促進する。プロジェクト終了時には、県内企業において、成果の実用化や製品化、社会での活用を見込むことができる研究開発を実施する。 |
実施期間 |
2019年度から2021年度まで |
参画機関 |
19大学 12研究開発機関等 106社(うち中小企業68社) |
プロジェクト名 |
・近未来自動車技術開発プロジェクト ・先進的AI・IoT・ビックデータ活用技術開発プロジェクト ・革新的モノづくり技術開発プロジェクト |
実施期間 |
2022年度から2024年度まで |
参画機関 |
16大学 7研究開発機関等 88社(うち中小企業59社)(2024 年10月時点) |
プロジェクト名 |
・プロジェクトCore Industry(コア インダストリー) ・プロジェクトDX(ディーエックス) ・プロジェクトSDGs(エスディージーズ) |
※2 次世代航空機/自動車部品用高機能材料の高精度・高能率加工
研究リーダー |
名古屋大学 准教授 早坂 健宏 氏 |
事業化リーダー |
三菱重工航空エンジン株式会社 水谷 孝治(みずたに こうじ) 氏 |
内容 |
航空機や自動車などに導入が進められている、耐熱性・比強度の高い高機能材料や薄肉部品の切削加工は、難加工性による加工能率の低下や形状精度の悪化が課題となる。本研究テーマでは、脆性破壊(ぜいせいはかい)、自励振動(じれいしんどう)、工具損耗(こうぐそんもう)を抑えた切削加工技術を開発することで、次世代製造システムの確立を推進する。 |
参画機関 |
[企業] 三菱重工航空エンジン株式会社(小牧市)、株式会社デンソー(刈谷市)、株式会社デンソーダイシン(常滑市)、エヌティーツール株式会社(高浜市)、エヌティーエンジニアリング株式会社(高浜市)、株式会社nTECH(エヌテック)(春日井市) [大学] 名古屋大学(名古屋市千種区)、名古屋工業大学(名古屋市昭和区) [公的研究機関] 公益財団法人科学技術交流財団(豊田市)、 あいち産業科学技術総合センター(豊田市) |
このページに関する問合せ先
あいち産業科学技術総合センター 産業技術センター 自動車・機械技術室
担当:児玉、河田、加藤、小久保
電話:0566-45-6904
FAX:0566-22-8033