ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 文化芸術課文化財室 > ~あいち朝日遺跡ミュージアム企画展~ 弥生人といきもの2024 鳥に願いを

本文

~あいち朝日遺跡ミュージアム企画展~ 弥生人といきもの2024 鳥に願いを

ページID:0531833 掲載日:2024年6月20日更新 印刷ページ表示

 あいち朝日遺跡ミュージアム(清須市)では、大人だけでなく、子どもたちにも朝日遺跡や弥生時代について興味を持ち、理解を深めていただくため、弥生時代の人々と様々な「いきもの」との関わりについて紹介する企画展を毎年開催しています。
 4回目となる今回の企画展では「鳥」を取り上げます。鳥は古くから世界中で信仰の対象とされ、弥生時代の日本でも稲に実りをもたらしたり、死者の魂を運ぶ存在として、また、境界を守る「物見鳥(ものみどり)」として神聖視されていました。また、ニワトリは弥生時代に大陸からもたらされ、朝日遺跡からもオスの脚の骨が出土しています。
 本企画展では、各地の弥生遺跡で出土した鳥を象(かたど)った祭祀具(さいしぐ)や、弥生時代以降のニワトリに関する資料を展示し、現代まで続く人と鳥との関わりについて紹介します。
 この機会に皆様の御来館をお待ちしています。

企画展チラシ画像
企画展「弥生人といきもの2024 鳥に願いを」チラシ [PDFファイル/1.36MB]

【みどころ】

◆重要文化財朝日遺跡出土品や、池上曽根(いけがみそね)遺跡(大阪府)を始めとした国内各地の弥生時代の遺跡から出土した鳥形の祭祀具を展示し、弥生時代の鳥に対する信仰について紹介します。

◆朝日遺跡や唐古・鍵(からこ・かぎ)遺跡(奈良県)から出土した各種の鳥の骨を展示し、当時の鳥と人との関わりについて紹介します。最新の研究で、唐古・鍵遺跡から出土していたヒナ鳥の骨がニワトリのものであると判明し、日本での養鶏が弥生時代には始まっていたことが示唆されました。

◆弥生時代以降のニワトリに関する資料を展示し、そのイメージと人との関わりの変化の歴史について紹介します。特に名古屋コーチンを生み出した明治時代の養鶏場の様子を描いた「海部養鶏場百分之一図(かいふようけいじょうひゃくぶんのいちず)」(小牧市教育委員会蔵)は必見です。

1 企画展​「弥生人といきもの2024 鳥に願いを」​

(1)会期
   2024年7月20日(土曜日)から9月16日(月曜日・祝日)まで
   休館日:毎週月曜日
  (※8月12日(月曜日・振替休日)、9月16日(月曜日・祝日)は開館し、8月13日(火曜日)、9月17日(火曜日)は休館します。)

(2)開館時間
    午前9時30分から午後5時まで

(3)会場
   あいち朝日遺跡ミュージアム本館(企画展示室)
   (愛知県清須市朝日貝塚1番地)

(4)観覧料
    一般 300円(250円)、大学生・高校生 200円(150円) 
   ※( )内は20名以上の団体料金(要事前申込み)。
   ※学校行事(高校以下)とその引率者、中学生以下、障がい者の方及びその付添いの方(1名まで)は無料。
   ※常設展も観覧できます。​

(5)主な展示品
   以下のとおり
    主な展示品(鳥に願いを) [PDFファイル/173KB]

2 関連講演会

(1)講演会「鳥に願いを!? 遺跡から出土する骨からみた弥生人と鳥の関係」

ア 日時
  2024年8月18日(日曜日)午後1時30分から午後3時まで

イ 場所
  あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(研修室)

ウ 内容
 弥生人にとって鳥はどんな存在だったのでしょうか?朝日遺跡を始め弥生時代のいくつかの遺跡では、カモやツルなどの野鳥のほか、ニワトリの骨もみつかっています。それらの骨の分析から分かってきた弥生人と鳥の関係について御紹介します。

エ 講師
  江田 真毅(えだ まさき)氏(北海道大学総合博物館教授)

オ 参加費
  無料

カ 定員
  50人(要事前申込み)

キ 申込方法
 あいち朝日遺跡ミュージアム公式Webサイト(https://aichi-asahi.jp/)の応募フォーム又はミュージアム窓口にてお申し込みください。

ク 申込期間
   2024年6月20日(木曜日)から8月4日(日曜日)まで
 ※申込多数の場合は抽選とします。抽選の有無に関わらず、参加いただける方にはメール等で8月7日(水曜日)までに連絡します。​

(2)講座ヒストリーカフェ「水鳥(みずとり)からニワトリへ」

ア 日時
  2024年9月1日(日曜日)午後1時30分から午後2時30分まで

イ 場所
  あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(研修室)

ウ 内容
 弥生時代の祭祀具に描かれた鳥は、稲作をする弥生人にとって身近な鳥である水鳥でした。やがて大陸からもたらされたニワトリの飼育の普及に合わせるように、信仰の場に登場する鳥もニワトリへと変化していきます。今回の展示資料の解説を交えつつ、その流れについてお話しします。
 ※水鳥:サギ、コウノトリなど水辺に生息する鳥の総称

エ 講師
   田中 恵美(たなか えみ)(あいち朝日遺跡ミュージアム学芸員)

オ 参加費
   無料

カ 定員
   25人(要事前申込み)

キ 申込方法
 あいち朝日遺跡ミュージアム公式Webサイト(https://aichi-asahi.jp/)の応募フォーム又はミュージアム窓口にてお申し込みください。

ク 申込期間
   2024年6月20日(木曜日)から8月18日(日曜日)まで
 ※申込多数の場合は抽選とします。抽選の有無に関わらず、参加いただける方にはメール等で8月21日(水曜日)までに連絡します。​

3 関連イベント

(1)​古代体験プログラム

ア 日時
   2024年7月6日(土曜日)から9月29日(日曜日)までの土曜日・日曜日・祝日
   午後3時から(各日1回開催)

イ 場所
   あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(体験学習室)

ウ 内容
・7月 高坏(たかつき)づくり(所要時間60分、教材費450円)
・8月 バードコールづくり(所要時間45分、教材費150円)
・9月 鹿角で釣針づくり(所要時間60分、教材費50円)​

エ 定員
  各回先着10人

オ 申込方法
   当日、ミュージアム窓口にてお申し込みください。(事前予約はできません。)

(2)探検ブック「鳥博士をめざせ!」の配布

 本企画展の会期中、中学生以下の来館者に、展示内容から正解を探すクイズを載せた探検ブック「鳥博士をめざせ!」を無料配布します。

(3)「鳥のおはなし会」(清須市立図書館共催)

ア 日時
   2024年9月16日(月曜日・祝日)
   (1)午前11時から
   (2)午前11時30分から(※所要時間は各回20分程度)

イ 場所
   あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(研修室)

ウ 内容
   清須市立図書館のスタッフが、鳥にちなんだ日本や外国のお話を語ったり、絵本の読み聞かせをします。

エ 参加費
   無料

オ 対象
   幼児から小学校低学年までの子ども及びその保護者​

カ 定員
   各回先着15人程度

キ 申込方法
   当日、ミュージアム窓口にてお申し込みください。(事前予約はできません。)

4 施設へのアクセス

(公共交通機関)
・最寄り駅 名鉄名古屋本線 新清洲駅より徒歩約22分
        東海交通事業城北線 尾張星の宮駅より徒歩約9分
(お車での来館)
・施設駐車場の数には限りがあります。
・駐車場が満車の場合、清洲公園駐車場に駐車できます(午後5時45分まで)。​

5 問合せ先

あいち朝日遺跡ミュージアム(指定管理者:朝日遺跡ミュージアム共同事業体)
住所:〒452-0932 愛知県清須市朝日貝塚1番地
電話:052-409-1467(休館日除く 午前9時30分から午後5時まで)
メール:asahi-site-museum@pref.aichi.lg.jp
公式Webサイト:https://aichi-asahi.jp/​

このページに関する問合せ先

愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室
管理グループ
電話:052-954-6782
メール:bunkazai@pref.aichi.lg.jp

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)