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~あいち朝日遺跡ミュージアム企画展~「S字甕」というとても薄い甕が流行っていた件
弥生時代終末期から古墳時代前期にかけて、伊勢地域・尾張地域では、「S字状口縁台付甕(えすじじょうこうえんだいつきがめ)」(以下「S字甕(えすじがめ)」)と呼ばれる特徴的な土器が流行しました。アルファベットの「S」のように屈曲する口縁を持ち、主に煮炊きに使われた土器です。それまでの土器に比べ非常に薄く作られており、高度な製作技術を垣間見ることができます。また、S字甕はデザインが規格化された先進的な土器であるとともに、祭祀儀礼や地域の社会情勢を反映し、ときに人々の移動・交流を物語る重要な考古学的資料でもあります。
本企画展では、本館及び愛知県埋蔵文化財調査センター(弥富市)、三重県埋蔵文化財センター(三重県多気郡明和町)、一宮市博物館(一宮市)が所蔵・保管する主要なS字甕関連資料を展示し、その誕生から終焉までの変遷を紹介するとともに、弥生時代から古墳時代にかけての伊勢湾沿岸の地域社会の変化について考えます。
この機会に皆様の御来館をお待ちしています。
企画展「「S字甕」というとても薄い甕が流行っていた件」チラシ [PDFファイル/1.83MB]
◆重要文化財7点を含む、朝日遺跡の主要なS字甕を展示します。 ◆愛知県埋蔵文化財調査センター(弥富市)、三重県埋蔵文化財センター(三重県多気郡明和町)、一宮市博物館(一宮市)が所蔵・保管する資料を展示し、S字甕の誕生から終焉までの変遷を紹介します。 ◆関連する講演会・講座では、S字甕を通して古墳時代初めの伊勢湾沿岸を取り巻く社会情勢を考えます。また、S字甕の特徴を知るためのワークショップを開催します。 |
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1 企画展「「S字甕(えすじがめ)」というとても薄い甕が流行っていた件」
(1)会期
2025年4月26日(土曜日)から6月22日(日曜日)まで
休館日:毎週月曜日
※5月5日(月曜日・祝日)、5月6日(火曜日・振替休日)は開館し、5月7日(水曜日)は休館します。
(2)開館時間
午前9時30分から午後5時まで
(3)会場
あいち朝日遺跡ミュージアム本館(企画展示室)
(愛知県清須市朝日貝塚1番地)
(4)観覧料
一般 300円(250円)、大学生・高校生 200円(150円)
※( )内は20名以上の団体料金(要事前申込み)。
※学校行事(高校以下)とその引率者、中学生以下、障がい者の方及びその付添いの方(1名まで)は無料。
※常設展も観覧できます。
(5)主な展示品
以下のとおり
主な展示品(「S字甕」というとても薄い甕が流行っていた件) [PDFファイル/131KB]
2 関連講演会等
(1)講演会「2世紀に登場した画期的な器・S字甕ストーリー」
ア 日時
2025年6月8日(日曜日)午後1時30分から午後3時まで
イ 場所
あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(研修室)
ウ 内容
伊勢湾沿岸部に突如誕生した土器、S字甕は、2世紀前半に生み出され、一気に伊勢湾沿岸部に広がりました。地域社会は同じ器を使用する絆を持ち始め、ある目的を達成するために動き始めます。S字甕に埋め込まれた「鉄の掟」とはどのようなものだったのでしょうか。
エ 講師
赤塚 次郎(あかつか じろう) 氏(NPO法人古代邇波(にわ)の里・文化遺産ネットワーク理事長)
オ 参加費
無料
カ 定員
50人(要事前申込み)
キ 申込方法
ミュージアム窓口又はミュージアム公式Webサイト(https://aichi-asahi.jp/)の応募フォームからお申込みください。
ク 申込期間
2025年3月26日(水曜日)から2025年5月25日(日曜日)まで
※申込多数の場合は抽選とします。抽選の有無に関わらず、参加いただける方にはメール若しくは電話で5月30日(金曜日)までに連絡します。
(2)講座ヒストリーカフェ「列島を駆けるS字甕-弥生時代から古墳時代へ-」
ア 日時
2025年5月31日(土曜日)午後1時30分から午後2時30分まで
イ 場所
あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(研修室)
ウ 内容
弥生時代終末期に伊勢湾周辺で誕生したS字甕は、やがて地域を越えて西へ東へと広く拡散しました。弥生時代から古墳時代へ、激動の変革期にS字甕を始めとする東海地方の社会・文化が果たした役割とその重要性を考えます。
エ 講師
原田 幹(はらだ もとき)(あいち朝日遺跡ミュージアム館長)
オ 参加費
無料
カ 定員
25人(要事前申込み)
キ 申込方法
ミュージアム窓口又はミュージアム公式Webサイト(https://aichi-asahi.jp/)の応募フォームからお申込みください。
ク 申込期間
2025年3月26日(水曜日)から2025年5月18日(日曜日)まで
※申込多数の場合は抽選とします。抽選の有無に関わらず、参加いただける方にはメール若しくは電話で5月23日(金曜日)までに連絡します。
(3)ワークショップ「S字甕をさわってみよう!」
ア 日時
2025年4月29日(火曜日・祝日)、5月4日(日曜日・祝日)、5月18日(日曜日)
(1):午前10時30分から、(2):午後1時30分から、(3):午後3時から(各日3回開催、各回30分)
イ 場所
あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(研修室)
ウ 内容
S字甕の破片を実際に手に取り、形や文様を観察することで、その特徴やどのように作られたのかを考えます。
エ 講師
松本 彩(まつもと あや)(あいち朝日遺跡ミュージアム学芸員)
オ 参加費
無料
カ 定員
各回先着10人程度
キ 対象
どなたでも可。ただし、小学3年生以下は保護者同伴。
※保護者も定員に含みます。
ク 申込方法
当日、ミュージアム窓口で申込み(事前予約はできません。)
3 関連イベント
古代体験プログラム
(1) 日時
2025年4月5日(土曜日)から6月29日(日曜日)までの土曜日・日曜日・祝日
午後3時から(各日1回開催)
(2) 場所
あいち朝日遺跡ミュージアム 本館(体験学習室)
(3) 内容
・4月 ミニ磨製石器づくり(所要時間45分、教材費100円)
・5月 おうちで焼ける!土器づくり(所要時間60分、教材費800円)
・6月 勾玉・土玉づくり(所要時間45分、教材費350円)
(4) 定員
各回先着10人
(5) 申込方法
当日、ミュージアム窓口で申込み(事前予約はできません。)
4 問合せ先
あいち朝日遺跡ミュージアム(指定管理者:朝日遺跡ミュージアム共同事業体)
住所:〒452-0932 愛知県清須市朝日貝塚1番地
電話:052-409-1467(休館日除く 午前9時30分から午後5時まで)
メール:asahi-site-museum@pref.aichi.lg.jp
公式Webサイト:https://aichi-asahi.jp/
このページに関する問合せ先
愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室
管理グループ
電話:052-954-6782
メール:bunkazai@pref.aichi.lg.jp