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アバターロボットを活用した有名人による集客等の実証実験を実施します! ~2023年度あいちデジタルアイランドプロジェクト~

ページID:0495144 掲載日:2023年12月6日更新 印刷ページ表示
9 産業と技術革新の基盤をつくろう11 住み続けられるまちづくりを

愛知県では、中部国際空港島及び周辺地域(以下「当エリア」という。)を、5G※1等デジタル技術を活用したオープンイノベーションフィールドに位置付け、2030年に世の中での普及が見込まれる近未来の事業・サービスを、当エリア内において先行して実用化することを目指す「あいちデジタルアイランドプロジェクト」を昨年度から推進しています。今年度の事業は、5G等デジタル技術を活用した5つの実証実験※2と、当エリアの企業・施設と国内外のテック企業等とのマッチングを両輪として実施します(2023年9月26日発表済み。)。

この度、本プロジェクトの一環として、遠隔地にいる人が、目的の場所に設置したアバターロボット※3を操作することで、時間や場所の制約から解放され、いつどこにいても現地での体験や就労等が可能になる社会の実現を目指し、アバターロボットを活用した実証実験(委託事業者:avatarin(アバターイン)株式会社(東京都))を、以下のとおり実施しますのでお知らせします。

 

1 実証実験の概要

【実証実験の概要】

実証実験の概要

実施日時

2023年12月10日(日曜日)午後0時30分から午後1時まで

場 所

愛知県国際展示場(常滑市)ホールC

(第2回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会※4内で実施)

実証内容

よしもと芸人Everybody(えびばでぃ)が、アバターロボットを活用して東京から遠隔で参加し、会場を回りながらイベントを盛り上げます。

実証の

ポイント

本実証では、Everybodyの二人が一人一台のアバターロボットを5G通信の環境下で操作し、二人が遅延なくテンポの合った掛け合いや参加者等とのコミュニケーションを行うことで、本人がその場にいるかのようにイベントを盛り上げることを目指します。これにより、時間や場所に縛られることなく有名人を招へいすることが可能となり、施設やイベントの新たなコンテンツ作りや集客効果の向上につなげます。

 

○実証イメージ

実証イメージ

○アバターロボットを遠隔操作するよしもと芸人について

  本県及び吉本興業ホールディングス株式会社(大阪府)との間で 2022年 11 月に締結した地方創生に関する包括協定に基づき、同社に所属するEverybodyの二人が参加します。

よしもと芸人について

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■プロフィール

コンビ名:Everybody(2019年5月1日結成)

・「タクトOK(おーけー)!!」と「かわなみchoy(ちょい)?」の2名からなる男女コンビ。

・「クリティカルヒット」というワードと軽快なリズムによるネタで注目を集める。

・バラエティ番組やCM等多方面で活躍中。

 

2 実証実験で使用するアバターロボットについて

【アバターロボットnewme(ニューミー)】

newme

【アバターロボットを活用した実証実験の特設サイト】

アバターロボットを活用した実証実験の御案内や当日の様子などは、以下のavatarin株式会社のWebサイトにて公開します。

(Webサイト:https://about.avatarin.com/areasolution/aichi/digital2023/

 

3 取材について

 取材を御希望の方は、以下の第2回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会の会場マップに記載の総合受付において、正午から午後0時20分までの間に受付を行います。

 時間内に受付まで直接お越しください。(申込は不要です。)

 なお、取材いただくに当たっての注意事項や流れ等は受付時に御説明いたします。

(注)お車でお越しになる場合には、愛知県国際展示場の有料駐車場を御利用下さい。

会場マップ

愛知県国際展示場(常滑市)ホールC 

 

4 用語説明・補足

用語説明・補足

※1

5G

(第5世代移動通信システム)

5th Generationの略称。最初の移動電話で使われていた技術から数えて、5世代目の技術。「超高速」、「超低遅延」、「多数同時接続」といった特徴を持つ新しい移動通信システム。

※2

5G等デジタル技術を活用した5つの実証実験

(1)生体認証システム [パナソニック コネクト株式会社]

 生体認証(顔認証)システムを活用したSMSでの入退場、店舗での決済、モビリティ利用等の実証実験を実施。

(2)人流・属性データを活用した行動変容 [トヨタ紡織株式会社]

来場者の属性を推定し、顧客満足度向上につながる行動変容の機会を提供する実証実験(情報提供ロボット、デジタルコンテンツバス等を活用)を実施。

(3)デジタル空間を活用した展示 [KDDI株式会社]

MRゴーグル等を利用し、現実には搬入が難しいプラント等大型の展示物をデジタル空間上に出展する実証実験を実施。

(4)展示会場のデジタルツイン [株式会社NTTデータ東海]

SMS展示会場をデジタル空間内に再現し、この空間内で、複数の嗜好をもった来場者の各ブースへの訪問に係る動きを再現。また、このシミュレーションをもとに、事前に人の動きを予測するとともに、SMS当日は来場者個人に対し個人の嗜好やブース毎の混雑状況を考慮し訪問すべきブースをスマートフォンでリコメンドする実証実験を実施。

(5)アバターロボット [avatarin株式会社]

本事業のほか、観光地訪問等の実証実験及びSMSにおいて、20台以上のアバターロボットを、5Gを活用し同時稼働させ、海外を含む遠隔地からのSMSへの参加等の実証実験を実施。

※3

アバターロボット

通信により自分の分身のように動かすことができるロボット。

※4

高校生ロボットシステム

インテグレーション競技会

モノづくりの現場の自動化を担うロボットシステムインテグレータの人材創出を目的として、全国の高校生を対象に2022年度から実施。12月9日(土曜日)には、県内外の高校生14チームが、モノづくり現場で使われている産業用ロボットを使って、組み上げたロボットシステムの完成度を競う。また、12月9日(土曜日)及び10日(日曜日)には、サイドイベントとして、ドローン操作やプログラミング体験ができるワークショップや、様々なロボットの展示を行う「あいちロボフェス」を同時開催。

URL:https://www.pref.aichi.jp/press-release/robot-si-league/dainikaikyougikai.html

 

このページに関する問合せ先

愛知県 経済産業局 産業部産業振興課 
次世代産業室 デジタル技術活用促進グループ
担当:稲吉
電話:052-954-7495(ダイヤルイン)
内線:3407
メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp