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AiSIAアクセラレーションプログラム スポーツチームの試合会場において、「集客力向上」に向けた実証実験を行います

ページID:0568792 掲載日:2025年2月18日更新 印刷ページ表示
3 すべての人に健康と福祉を9 産業と技術革新の基盤をつくろう17 パートナーシップで目標を達成しよう
 2025年2月18日(火曜日)発表

  愛知県では、「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」の一環として、スポーツチーム共通の課題である「集客力向上」に向け、新しい事業・サービスの創出のための実証支援を行う「AiSIAアクセラレーションプログラム」を実施しています。

この度、プログラムに応募いただいた24提案の中から、最終プレゼン会までの審査を経て選定された2社の提案事業の実証実験を、名古屋グランパス始め複数のスポーツチームの試合会場で実施しますのでお知らせします。

1 実証実験の概要

(1)在住外国人ファンも応援する地元スポーツチームの実現

 

提案企業

KUROFUNE(クロフネ)株式会社(名古屋市西区)

実証内容

特定技能資格者の雇用主に義務化されている支援業務をアプリで手掛ける同社が、雇用企業からの呼びかけなどにより県内に暮らす外国人に様々なスポーツの観戦を促し、観客化できるか、就労・生活への副次効果があるかを検証する。

 

(2)初観戦者のホンネの声分析を通じたサイレントファン発掘・リピート促進

 

提案企業

株式会社はこぶん(東京都世田谷区)

実証内容

試合会場に来場者が「ふと伝えたくなる」仕掛けを用意することで、来場者のポジティブVOC(※1)を収集。感情分析AIを活用し効果測定を行うほか、分析の結果サイレントファン(※2)と見なされる回答者に対してチーム別に再訪に向けたアプローチを行う。

※1 VOC・・・Voice of Customerの略。顧客のニーズ、期待、意見などの総称。本プログラムで獲得を狙う「ポジティブVOC」は、また行きたい!という再訪意欲や興奮の様子、ちょっとした感謝などの好意的な感想や前向きな改善意見などのポジティブな声を指す。

※2 サイレントファン・・・ファンクラブやSNSの参加など目立った行動はしていないが、チームや選手に密かに好意を持つ「隠れた応援層」。一般的にサイレントファンの主な観戦理由は外部要因(招待チケット、誘われて 等)であり、応援方法やルール・楽しみ方が分からず一過性になる場合が多いと考えられる。

 

2 実証実験のスケジュールについて

(1)名古屋グランパスでの実証実験について

 3月2日(日曜日)及び3月29日(土曜日)に開催される名古屋グランパスの試合では、2つのサービスを同会場で実証します。

 この2試合において名古屋グランパスが実施する「外国人スタジアム観戦無料ご招待」に合わせ、東南アジア圏が多い特定技能外国人の観客化検証(KUROFUNE株式会社)と、無料招待で来場した在住外国人の観客を対象としたポジティブVOCの多言語での収集・分析(株式会社はこぶん)を行います。

 

日時・試合

(1回目)

2025年3月2日(日曜日)午後2時キックオフ
            (開場は午前11時)

明治安田J1リーグ 第4節

名古屋グランパスVS FC町田ゼルビア

日時・試合

(2回目)

2025年3月29日(土曜日)午後2時キックオフ
            (開場は午前11時)

明治安田J1リーグ 第7節

名古屋グランパス VS 横浜FC

場所(共通)

豊田スタジアム(豊田市千石町七丁目2)

 

(2)その他の実証実験について

(1)在住外国人ファンも応援する地元スポーツチームの実現

 
実施日 連携チーム 会場
2月22日(土曜日) HC名古屋 名古屋市枇杷島スポーツセンター
3月1日(土曜日) ジェイテクトSTINGS愛知 岡崎中央総合運動公園 武道館
3月8日(土曜日) ブレイヴキングス刈谷 刈谷市体育館
3月9日(日曜日) クインシーズ刈谷 スカイホール豊田
3月12日(水曜日) ファイティングイーグルス名古屋 名古屋市稲永スポーツセンター
3月15日(土曜日) トヨタヴェルブリッツ 豊田スタジアム

(2)初観戦者のホンネの声分析を通じたサイレントファン発掘・リピート促進

 
実施日 連携チーム 会場

2月24日

(月曜・振替休日)

大同特殊鋼Phenix TOKAI

東海市民体育館

3月1日(土曜日)

~3月2日(日曜日)

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ ドルフィンズアリーナ
3月9日(日曜日) ジェイテクトSTINGS愛知 岡崎中央総合公園 武道館

 

取材について

 実証実験の取材を希望される方は、スポーツチーム及び提案企業に連絡する必要がありますので、対象の試合の3開庁日前までに、愛知県スポーツ振興課までお問合せください。なお、一部の試合は実証実験運営体制等の都合により、取材をお受けできない場合がございますので予め御了承ください。

<問合せ先>

愛知県スポーツ局スポーツ振興課スポーツイノベーション推進グループ

    電話:052-954-6817(平日 午前9時から午後5時まで)

    メール:sports@pref.aichi.lg.jp

【参考】

1 実証実験を通じ共創する事業・サービスの概要等

(1)在住外国人ファンも応援する地元スポーツチームの実現

 

提案企業

KUROFUNE(クロフネ)株式会社(名古屋市西区)

共創する事業・

サービスの概要

全国的に在住外国人は増加傾向にあるが、その多くが日本のプロスポーツと無縁の状況にある点に着目。外国人に地元のチームを知ってもらうための情報提供や多言語サポートを通じて試合観戦のきっかけをつくり、リピーター化を図る。とりわけ、企業への定着が課題となる「特定技能」資格者をターゲットにし、受入側の企業が提供すべき「日本人との交流促進」の場としてスポーツ観戦が活用できるよう、企業への導入を促進する。

実証に協力する

スポーツチーム

名古屋グランパス(サッカー)

トヨタヴェルブリッツ(ラグビー)

ファイティングイーグルス名古屋(バスケットボール)

ウルフドッグス名古屋(バレーボール)

ジェイテクトSTINGS愛知(バレーボール)

クインシーズ刈谷(バレーボール)

ブレイヴキングス刈谷(ハンドボール)

HC名古屋(ハンドボール)

※既に一部の試合での実証は終了しています。

 

KUROFUNE AiSIAサービスイメージ

実装に向けた事業・サービスのイメージ

 

(2)初観戦者のホンネの声分析を通じたサイレントファン発掘・リピート促進

 

提案企業

株式会社はこぶん(東京都世田谷区)

共創する事業・

サービスの概要

無料招待での観戦経験はあるものの習慣化に至らない層をコアターゲットに、顧客コミュニケーションツール「ホンネPOST」を活用して観戦体験に対するポジティブVOCを収集し、感情分析AIにより観戦満足度の高いサイレントファンを可視化して、再訪に向けたアプローチを行う。各チームの分析結果をチーム間で共有することで、愛知県全体のプロスポーツのホームゲームの観戦体験の向上・底上げを図る。

実証に協力する

スポーツチーム

名古屋グランパス(サッカー)

日本フットサルリーグ(フットサル/リーグ主催大会で実証)

シーホース三河(バスケットボール)

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(バスケットボール)

ジェイテクトSTINGS愛知(バレーボール)

大同特殊鋼Phenix TOKAI(ハンドボール)

※既に一部の試合での実証は終了しています。

 

はこぶん AiSIAサービスイメージ

ポジティブVOCからのサイレントファン発掘の仕組み

 

2 AiSIAアクセラレーションプログラムの概要

(1)募集テーマ

愛知県内で開催されるスポーツ興行の集客力向上

(2)プログラムの特色

 複数チームと連携して実証事業を行うことにより、迅速なサービス開発と、完成したサービスの各チームへの横断的な導入を目指しています。また、実証支援事業の評価結果によっては、2025年度も引き続き実装までの伴走支援を行う予定です。

(3)応募資格

法人格を有する民間事業者等(事業ステージ・企業規模不問)

(4)実証支援費

プログラム全体で最大500 万円(消費税込)を上限とし、実証事業を支援

(5)連携するスポーツチーム(6競技13チーム)

サッカー

名古屋グランパス(「Jリーグ」 J1)

フットサル

名古屋オーシャンズ(「Fリーグ」Division1)

ラグビー

トヨタヴェルブリッツ(「ジャパンラグビーリーグワン Division1)

バスケットボール

三遠ネオフェニックス(「Bリーグ」B1)

シーホース三河(「Bリーグ」B1)

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(「Bリーグ」B1)

ファイティングイーグルス名古屋(「Bリーグ」B1)

バレーボール

ウルフドッグス名古屋(「SVリーグ」男子)

ジェイテクトSTINGS愛知(「SVリーグ」男子)

クインシーズ刈谷(「SVリーグ」女子)

ハンドボール

ブレイヴキングス刈谷(「リーグH」男子)

大同特殊鋼Phenix TOKAI(「リーグH」男子)

HC名古屋(「リーグH」 女子)

(6)プログラムの経過(今後のスケジュールを含む)

2024年

7月24日~8月30日

提案募集(24社から提案を受付)

8月31日~9月30日

書類審査(24社から3社を選定)

10月8日~12月18日

メンタリング(メンター、スポーツチーム及び事務局(愛知県・中日新聞社・デロイトトーマツリスクアドバイザリー)とともに最終審査に向けたブラッシュアップを各社週1回程度実施)

10月26日

フィールドワーク

(リーグH試合会場(刈谷市体育館))

12月19日

最終プレゼンによる審査・選定

(3社から2社を選定)

2025年

1月末~3月

スポーツチーム試合会場等での実証実験(予定)

3月中

成果発表会の開催(予定)

 

(7)メンター(五十音順/敬称略)

  • 青田 美奈(あおた みな)

   一般社団法人沖縄スポーツ関連産業協会 代表理事 / 株式会社レジスタ 取締役

  • 岡本 ナオト(おかもと なおと)

   一般社団法人Co Create Capsule 代表理事 / 株式会社R-pro 代表取締役

  • 平地 大樹(ひらち たいじゅ)

   プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社 代表取締役

  • 丸山 太一郎(まるやま たいちろう)

   株式会社X Futures 代表取締役 / 一般社団法人未来創造 幹事

(8)AiSIAアクセラレーションプログラム 専用Webサイト

 https://acceleration.sports-aisia.jp/

3 あいちスポーツイノベーションプロジェクトについて

【参考資料】あいちスポーツイノベーションプロジェクトについて [PDFファイル/145KB]

 

このページに関する問合せ先

愛知県スポーツ局スポーツ振興課
スポーツイノベーション推進グループ
電話:052-954-6817
内線:5021
メール:sports@pref.aichi.lg.jp

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