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幸田町と菱池遊水地の上部利用についての 連携・協力に関する協定を締結します
矢作川・豊川CNプロジェクト
愛知県では、矢作川流域と豊川流域をモデルケースとして、“水循環”をキーワードに流域一体でカーボンニュートラルの実現を目指す「矢作川・豊川CN(カーボンニュートラル)プロジェクト」を推進しています。
当プロジェクトの施策の一つである「水インフラの空間を活用した再生可能エネルギーの創出」の取組として、菱池遊水地(幸田町)の上部空間を利用した太陽光発電施設の設置によるカーボンニュートラルの推進と併せ、地域のにぎわいづくりや、自然環境の保全・創出をコンセプトとする上部利用の方針を地元自治体、住民らとともに検討を進めてきました。
この度、この方針をとりまとめ、菱池遊水地の上部利用の有効活用により、地域の魅力を高めていくことを目的とし、愛知県と幸田町の相互の連携・協力に関する協定を別紙1のとおり締結することになりましたのでお知らせします。その締結式は、下記のとおり開催します。
※ 矢作川・豊川CNプロジェクトの経緯や概要、施策の進捗状況(これまで開催した協議会の結果)等については、こちらのWebページを御覧ください。
1 日時
2025年2月17日(月曜日) 午前9時から午前9時15分まで
2 場所
愛知県公館
3 出席者
愛知県知事 大村 秀章
幸田町長 成瀬 敦
4 締結式次第
(1) 開会
(2) 協定書署名
(3) 幸田町長挨拶
(4) 知事挨拶
(5) 歓談
(6) 写真撮影
(7) 閉会
5 連携事項
(1) カーボンニュートラルの推進
(2) 地域のにぎわいづくり
(3) 河川環境、自然環境の保全・創出
6 菱池遊水地の上部利用方針について
菱池遊水地は、矢作川水系広田川の洪水を一時的に貯留し、下流の浸水被害を軽減する施設で、2026年度の完成に向け、現在愛知県が整備を進めています。
約19ha(堤防を除く)と広大な面積を有する遊水地であり、治水機能を確保しつつ、平常時にその上部空間を有効活用する方策について、2023年から地元自治体、住民らとともに検討を進めてきました。
この度、菱池遊水地の上部空間を(1)CNゾーン、(2)公園ゾーン、(3)自然環境ゾーンの3つのゾーンに区分し、有効活用することにより、地域の魅力を高めていく上部利用の方針について、愛知県、幸田町、地元の方々で構成する菱池遊水地利活用検討協議会においてとりまとめました。
上部利用方針については、以下及び別紙2を御覧ください。
(1) CNゾーン
・太陽光発電施設の整備
※菱池遊水地における太陽光発電施設の設置について
愛知県では菱池遊水地の河川区域の一部(CNゾーン)を占用し、太陽光発電事業を行う事業者の公募を予定しています。公募要綱等は、3月中旬に県Webページで公表予定です。
・カーボンニュートラルの推進に貢献
・地域の災害時の非常用電源
(2) 公園ゾーン
・総合的な公園整備
・多目的グラウンド、スケートボードパーク等を整備
・「こうた凧揚げまつり」との連携
(3) 自然環境ゾーン
・池、沼など湿地環境の創出・回復
・コウノトリが飛来するような環境
・広田川と一体となった良好な河川空間
このページに関する問合せ先
愛知県建設局河川課
改修グループ
担当:長江、猿渡
電話:052-954-6554
内線:2726、2728
メール:kasen@pref.aichi.lg.jp