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あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」ドローンに関するF/S調査として「医療コンテナへの医療物資の往復輸送の検証」 を実施します!
愛知県は、社会課題の解決と地域の活性化を図る官民連携プロジェクトの創出を目指す「革新事業創造戦略」の枠組みによる第1号のプロジェクトとして「あいちモビリティイノベーションプロジェクト『空と道がつながる愛知モデル2030』」を推進しています。
本プロジェクトの目的の一つである、ドローンや空飛ぶクルマ等の「空」モビリティの社会実装の早期化を目指し、県内3か所でドローンに関するF/S(事業化)調査を行います(2023年10月16日発表済み。)。
このうち、豊田市における調査の詳細が決まりましたので、お知らせします。
1 実施日時
2023年11月15日(水曜日)午前10時から午前11時40分まで
(予備日:2023年11月16日(木曜日)午前10時から午前11時40分まで)
※悪天候等の場合は予備日に順延します。
※安全確保のため、一般の方の見学は御遠慮いただきます。
2 検証内容
検証テーマ |
医療コンテナへの医療物資の往復輸送 |
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概要 |
<実施内容> 災害時やイベントで活用される医療コンテナ(※1)とドローンを連携させる実証実験を行います。医療コンテナの長期間設置による医療物資の不足等を想定し、ドローンで医薬品等の補充を行うとともに、廃棄物に見立てた物を回収する往復輸送を実施します。 なお、実証で使用する医療コンテナは、愛知医科大学病院が「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」三河湖スペシャルステージ付近において、具合の悪くなった観客やスタッフの診療を行うために設置したものを使用します。 <特徴> 医薬品の輸送を通じて、高付加価値品におけるドローン輸送の安全性や品質保持(温度管理や振動への対処など)の適正性の検証を行うとともに、往復利用による運用効率化を検証します。 |
<検証イメージ> ※1 医療コンテナは、災害時やイベント時に医療提供を行うための設備で、診察や治療に必要な機材が設置されています。2023年度から愛知医科大学病院が導入しており、感染症患者等への発熱外来としても活用が可能です。 ※2 検証当日は病院に見立てた拠点からドローンが離着陸します。 ※3 検証当日は廃棄物に見立てた物を輸送します。 |
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飛行場所 |
【実施エリア】愛知県豊田市和合町日向~羽布町川合(ラリージャパン 三河湖 観戦エリア付近) |
使用予定のドローン |
製品名:PD6B-Type3(プロドローン製) 機体サイズ:2,169mm×2,387mm 重量:約20kg(バッテリー搭載時) 最大飛行時間:最大約28分 最大風圧抵抗:12m/s |
3 実施体制
本県が名古屋鉄道株式会社に委託し、同社を幹事会社とするグループで検証を実施します。
企業又は団体名 | 役割 |
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名古屋鉄道株式会社 | プロジェクト統括、検証の企画運営、関係者調整、広報 等 |
株式会社プロドローン | ドローンの機体提供、運航、航路作成、運航に関わる申請および調整 等 |
愛知医科大学病院 | 医療コンテナの提供、医療救護等 |
豊田市 | 検証協力、地元関係者調整 |
<参考>
あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」の概要
- 愛知県は、社会課題の解決と地域の活性化を図る官民連携プロジェクトの創出を目指す「革新事業創造戦略」(2022年12月策定)を推進。
- 同戦略の枠組みによる第1号の官民連携プロジェクトとして、「空と道がつながる愛知モデル2030」(提案者:株式会社プロドローン)を優れた提案に採択し、2023年5月に「あいちモビリティイノベーションプロジェクト」を立ち上げ。
- 本プロジェクトは、ドローンや空飛ぶクルマ等の「空」モビリティの社会実装の早期化や、自動運転車両との同時制御の運行など、人やモノの移動に境界がなくなる愛知発の新しいモビリティ社会の構築を目指すもの。
- そして、本プロジェクトを推進するため、提案者である株式会社プロドローンを始めとする関係者と連携協定を締結するとともに、推進体制となるプロジェクトチームを設置し、取組を推進。
参加企業(提案者以外は50音順)
株式会社プロドローン(提案者)、株式会社ジェイテクト、株式会社SkyDrive、株式会社テラ・ラボ、名古屋鉄道株式会社、VFR株式会社
このページに関する問合せ先
(1)検証内容について
名古屋鉄道株式会社 広報部
電話:052-588-0813
(2)その他
愛知県経済産業局革新事業創造部イノベーション企画課
推進第二グループ
担当:堀川、廣江
電話:052-954-7424
内線:5261、5483