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あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」「メッセナゴヤ2024」及び県内各市町村のイベントにブース出展します!

ページID:0549352 掲載日:2024年10月16日更新 印刷ページ表示
9 産業と技術革新の基盤をつくろう

 愛知県では、ドローンや空飛ぶクルマ等、次世代「空」モビリティの社会実装早期化を図るとともに、自動運転車等の「陸」のモビリティとの同時制御により創出される新しいモビリティ社会「愛知モデル」の構築や、次世代空モビリティの基幹産業化を目指す「あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」」(以下「プロジェクト」という。)を推進しています。
 この度、2024年2月に策定した「推進プラン」で掲げる新しいモビリティ社会の将来像等について普及啓発を図るため、2024年10月30日(水曜日)から11月1日(金曜日)まで、ポートメッセなごやで開催される「メッセナゴヤ2024」に、プロジェクトを紹介するブースを出展しますので、お知らせします。
 また、次世代空モビリティが安心感や信頼感をもって抵抗なく受け入れられるよう、県内各地域で開催されるイベントにブースを出展します。ブースでは、プロジェクトの紹介パネル・映像のほか、次世代空モビリティの製品や取組紹介パネルを展示します。

1 メッセナゴヤ2024への出展について

(1)出展者名

愛知県(あいちモビリティイノベーションプロジェクト-Sora Michi-)

(2)出展期間

2024年10月30日(水曜日)から11月1日(金曜日)まで<3日間>
午前10時から午後5時まで

(3)出展場所

ポートメッセなごや第1展示館(愛知県名古屋市港区金城ふ頭3-2-1)

(4)出展規模

54平方メートル(6m×9m)

(5)展示内容

ア パネル展示
 (ア)愛知県:2024年2月5日(月曜日)に策定した「推進プラン」の紹介をパネルにて行います。
 (イ)株式会社プロドローン、株式会社SkyDrive、株式会社テラ・ラボ、株式会社ジェイテクト、VFR株式会社:展示物(機体及び空モビリティに関する製品)の説明をパネルにて行います。
 (ウ)名古屋鉄道株式会社:ドローン事業に関わる取組やプロジェクトに関する取組の説明をパネルにて行います。

イ 動画放映
 プロジェクト参画企業6社の機体や技術に関する映像、プロジェクトを紹介する映像を放映します。(約16分)

ウ 展示物
 プロジェクト参画企業が開発中のドローン、空飛ぶクルマ及び空モビリティに関する製品を展示します。
 (ア)株式会社プロドローン
   a 物流用高ペイロード(※1)ドローン「SORA-MICHI」
 通常はプロペラを付けず、地上を陸上無人車両として奏功し、飛行時にはメインロータ(※2)、テールロータ(※3)を取り付けて離陸する、無人航空機と陸上無人車両が一体化した機体です。

(※1)航空機等の運搬能力(重量)のこと。
(※2)機体を浮かせる力を発生させるローター。
(※3)機体の方向を制御するローター。

SORA-MICHI ©プロドローン
               [SORA-MICHI]

   b レベル3.5対応ドローン「PD6B-TYPE3」
 国内で初めてドローン配送事業の本格運用に採用された最新機体です。機体設計やシステム冗長化(※4)により、高い安全性を実現するとともに、保護等級IP44(※5)、前方衝突防止機能など高い適応性と安定したフライトを実現しています。

(※4)インシデントの発生に備え、システムに余裕を持たせること。
(※5)防塵・防水性を表す指標のこと。

PD6B-TYPE3 ©プロドローン
                                 [PD6B-TYPE3]

 (イ)株式会社SkyDrive:空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」1/30スケールモデル
 現在3人乗りの機体を開発中。製造パートナーであるスズキ株式会社と共に、2024年3月よりスズキグループの工場にて製造を開始しました。2026年以降に型式証明の取得および納品開始を目指しています。

SKYDRIVE1/30スケールモデル ©SkyDrive
   [SKYDRIVE 1/30 スケールモデル]

 (ウ)株式会社テラ・ラボ:TERRA Dolphin VTOL4300
 「テラ・ドルフィンVTOL」は、災害時には滑走路が不要のため迅速に飛行でき、洋上の長時間飛行にも耐えられるよう剛性が高く設計され、世界でも類を見ない10時間以上、1000km以上の飛行を実現するモデルとして開発を進めています。

TERRA Dolphin VTOL 4300 ©テラ・ラボ
          [TERRA Dolphin VTOL 4300]

 (エ)株式会社ジェイテクト
   a 高耐熱リチウムイオンキャパシタ「Libuddy®」
 二次電池に分類される蓄電デバイスです。電気の出入り(放電・充電)が非常に早く、出力密度に優れています。また、充放電による性能劣化が少なく、電池寿命が長いことなどが特徴です。Libuddy®搭載補助電源システムを活用することで、ドローンの運動性能を飛躍的に改善します。

高耐熱リチウムイオンキャパシタLibuddyⓇLibuddyⓇロゴ ©ジェイテクト
        [LibuddyⓇ]

   b フライトコントローラー
 自動車のステアリングシステム等で培った技術を活かすことで、高い応答性や姿勢安定性および信頼性を兼ね備えた姿勢制御を目指しています。さらに、高耐熱リチウムイオンキャパシタLibuddy®との相乗効果により、より高性能なドローンの姿勢制御を追及していきます。
(なお当日は、フライトコントローラーをパネルにて紹介します。)

フライトコントローラー ©ジェイテクト
[フライトコントローラー試作品]

 (オ)VFR株式会社
   a UAVレーザー測量で空と陸のDX革命「PRODRONE SCAN」
 「PRODRONE SCAN」は、高性能な「INS(慣性航法システム)(※6)」を搭載したドローンレーザー測量機で、公共測量にも使用可能な精密データをスピーディーに取得・生成が可能です。機体は、安定した飛行が可能な(株)プロドローン開発の機体「PD4B-M」を採用しており、折り畳み式で可搬性にも優れています。

(※6)移動速度や姿勢を計測する高性能なセンサー「IMU」や、高精度な位置情報を取得する「GNSS受信機」などから構成される重要なパーツ。

PD4B-M ©VFR
            [PD4B-M]

   b VR空間でSOTENの操縦訓練が可能「SOTEN(ソウテン)バーチャルトレーナー」
​ 国産産業用ドローン「SOTEN」を、バーチャル空間で操作できるシミュレーターです。基礎的な操作方法から、点検・災害監視・機体トラブル時の緊急着陸など、さまざまな実務シミュレーションが可能です。マニュアルでのドローン操縦も訓練できるため、現場における安全操縦に役立ちます。PC・モニタ・コントローラーの3点セットだけで動作するので、省スペースで訓練可能です。

※SOTENバーチャルトレーナーは、VFR株式会社・株式会社ACSL・株式会社理経が共同開発した製品です。

バーチャルトレーナー ©VFR
  [バーチャルトレーナー]

2 県内各地域のイベントへの出展について

(1)出展者名

愛知県(あいちモビリティイノベーションプロジェクト-Sora Michi-)

(2)出展イベント概要

 

開催日

イベント名 開催場所

2024年10月20日(日曜日)
10時から17時

刈谷産業まつり 刈谷市産業振興センター
(愛知県刈谷市相生町1-1-6)
2024年11月9日(土曜日)、10日(日曜日)
9時から17時
2024きらまつり 横須賀公園
(愛知県西尾市吉良町中野瀬田65)
2024年11月10日(日曜日)
10時から16時
長久手楓まつり2024 イオンホール(イオンモール長久手4階)
(愛知県長久手市勝入塚501)
その他リニモテラス公益施設、長久手中央2号公園、モリコロパーク内サトラボ広場付近で開催
2024年12月7日(土曜日)
9時30分から13時30分
新城おしごと体験フェス 新城地域文化会館
(愛知県新城市字下川1-1)
2025年2月15日(土曜日)
10時から16時
なごや航空文化フェスタ2025 豊山町社会教育センター
(愛知県西春日井郡豊山町豊場和合72)

​(3)展示内容

 ドローン、空飛ぶクルマや次世代空モビリティに関連する製品の展示、パネル展示、動画放映、ドローン操縦体験を実施します。また、一部のイベントではドローンのデモフライトを行います。

 

3 問合せ先

愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室 
モビリティイノベーション推進グループ
電話:052-954-7482 FAX:052-954-6943
メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp

<参考>

あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」の概要

  • 愛知県は、社会課題の解決と地域の活性化を図る官民連携プロジェクトの創出を目指す「革新事業創造戦略」(2022年12月策定)を推進。
  • 同戦略の枠組みによる第1号の革新プロジェクトとして、「空と道がつながる愛知モデル2030」(提案者:株式会社プロドローン)を優れた提案として採択し、2023年5月に「あいちモビリティイノベーションプロジェクト」を立ち上げ。
  • 2024年2月には、プロジェクトが目指す姿や取組の柱、ロードマップを示した「推進プラン」を策定。
  • プロジェクトは、「推進プラン」に基づいて、2030年度頃を目標に、次世代モビリティの「需要の創出」、「供給力の強化」という2つの柱に沿って、需要と供給が相互に好循環することを目指す。革新的ビジネスモデルを生み出し、そのモデルを国内外へ横展開することで、次世代モビリティの需要を拡大させる。その需要を愛知県に取り込み、産業拠点としての機能を強化させる好循環を創出することで、「空と道がつながる」新しいモビリティ社会「愛知モデル」及び次世代モビリティ産業の基幹産業化(「令和の殖産興業」)を実現する。

ドローン  

参加企業

株式会社プロドローン(提案者)、株式会社ジェイテクト、名古屋鉄道株式会社、株式会社SkyDrive、株式会社テラ・ラボ、VFR株式会社

このページに関する問合せ先

   愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室モビリティイノベーション推進グループ
​   名古屋市中区三の丸三丁目1番2号 本庁舎2階
   電話:052-954-7482  メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp​