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愛知県立東三河高等技術専門校の敷地における土壌汚染について

ページID:0573259 掲載日:2025年3月13日更新 印刷ページ表示

2025年3月13日(木曜日)発表

 愛知県立東三河高等技術専門校(豊川市)の敷地において、建物を取り壊すにあたり、土壌汚染等調査を実施したところ、土壌溶出量基準を超える「鉛及びその化合物」が確認されたため、本日付けで東三河総局県民環境部環境保全課に報告しました。

 なお、土壌汚染が判明した場所は、不透水性シートで覆われており、汚染土壌の飛散や雨水等による汚染の拡散のおそれはありません。

概要

1 汚染が判明した土地の所在地

   愛知県立東三河高等技術専門校

    豊川市一宮町上新切(かみしんきり)33番4の一部

2 報告内容​

(1)報告年月日

   2025年3月13日(木曜日)

(2)報告の根拠

   県民の生活環境の保全等に関する条例(平成15年愛知県条例第7号。以下「条例」という。)

(3)調査結果

   ア 土壌溶出量

     次表のとおり、条例に規定する土壌溶出量基準を超過しました。

調査結果

特定有害

物質名

測定結果

最大値

土壌溶出量

基準

基準超過

土壌検出深度

超過区画数/

調査区画数 注2

鉛及び

その化合物

0.025mg/L

(2.5倍)注1

0.01mg/L

以下

0~0.5m 2/688

     注1:( )内は土壌溶出量基準に対する倍率を示す。

     注2:調査対象地を10メートル格子で分割した区画数

   イ 土壌含有量

     全ての調査区画で、条例に規定する土壌含有量基準に適合しました。

   ウ 地下水

     調査した全ての地点で、条例に規定する地下水基準に適合しました。

3 今後の対応

  汚染土壌を掘削除去するなど、土壌汚染対策を適切に実施していきます。

4 調査対象地の概要

(1)調査対象地の面積

   62,899.96平方メートル

(2)調査対象地の利用状況等

 調査対象地は、1943年から現在まで職業訓練を行う施設が所在しています。過去、職業訓練で塗料やはんだ等の教材を使用していたため、鉛及びその化合物の使用履歴がありますが、漏洩事故等の記録はありません。

<調査対象地位置図>

調査位置図

   ※背景地図は国土地理院の地理院地図を使用

 

(参考)基準を超過した特定有害物質について

 鉛及びその化合物

 化合物によって毒性は異なりますが、高濃度の鉛による中毒の症状としては、食欲不振、貧血、尿量減少、腕や足の筋肉の虚弱などがあります。

 体内に取り込まれた鉛は血中などに分布したあと、90%以上が骨に沈着します。主に尿に含まれて排泄されますが、体内の濃度が半分になるには約5年かかり、長く体内に残ります。

(参考:環境省水・大気環境局「土壌汚染に関するリスクコミュニケーションガイドライン」)

このページに関する問合せ先

愛知県労働局産業人材育成課
公共訓練グループ
担当:小林、伊藤
電話:052-954-6364
内線:3444、3445
メール:jinzai@pref.aichi.lg.jp