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エムポックス患者の発生について
2023年6月1日(木曜日)発表
エムポックス患者の発生について
概要
愛知県内在住で、発疹等の症状を示し、2023年5月30日(火曜日)に県内の医療機関を受診した方について、エムポックス※の陽性と判明しました。
エムポックス患者の発生は、国内では2022年7月に1例目の患者が確認されて以降、2023年5月21日(日曜日)時点で163例が発生しており、愛知県内では2例目となります。
年代 | 性別 | 症状 | 医療機関受診日 | 居住自治体(居住地) | 海外渡航歴 | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|
40代 | 男性 | 発疹、発熱、咽頭痛、倦怠感、肛門直腸痛、リンパ節腫脹 | 5月30日 | 愛知県 | なし | 患者の状態は安定している |
※2023年5月26日(金曜日)、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行令の改正により、「サル痘」から「エムポックス」に名称が変更されました。
注 なお、報道機関各位におかれましては、患者様や御家族などが特定されないよう、個人情報保護に御配慮いただくとともに、医療機関への取材や直接のお問い合わせはお控えください。
また、次回以降の患者の公表について、発生ごとではなく、毎週金曜日に1週間分の患者を県webページに掲載することとします。
県民の皆様へ
○ エムポックスは、エムポックスウイルスによる感染症で、日本では感染症法上の四類感染症に位置付けられています。
○ エムポックスの潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。
○ 主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含む)、患者と近くで対面し、長時間の飛沫にさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。
○ エムポックスを疑う症状が見られる場合は、かかりつけ医や最寄りの医療機関に相談してください。
このページに関する問合せ先
愛知県感染症対策局感染症対策課医療体制整備室
感染症グループ
担当:山本、森谷
電話:052-954-7490
内線:5193、5853
メール:kansen-taisaku@pref.aichi.lg.jp