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エムポックス患者の発生状況について
2024年9月20日(金曜日)更新
エムポックス患者の発生状況について
県内発生状況(2024年9月15日時点)
2023年5月26日、感染症法施行令の改正により、「サル痘」から「エムポックス」に名称が変更されました。
【患者の概要】
症例番号 | 年代 | 性別 | 症状 | 医療機関受診日 | 居住自治体(居住地) | 海外渡航歴 |
---|---|---|---|---|---|---|
1※1 | 40 | 男 | 発疹、発熱、倦怠感、リンパ節腫脹、頭痛、肛門痛 | 2023年5月16日 | 愛知県 | なし |
2※2 | 40 | 男 | 発疹、発熱、咽頭痛、倦怠感、肛門直腸痛、リンパ節腫脹 | 2023年5月30日 | 愛知県 | なし |
3 | 30 | 男 | 発疹、発熱、頭痛、咽頭痛、倦怠感、リンパ節腫脹 | 2023年9月4日 | 愛知県 | なし |
4 | 40 | 男 | 発疹、発熱、咽頭痛、肛門直腸痛 | 2023年10月6日 | 愛知県 | なし |
5 | 30 | 男 | 発疹、発熱、その他(嘔気、嘔吐、下痢) | 2024年9月5日 | 愛知県 | なし |
〇 報道機関各位におかれましては、患者様や御家族などが特定されないよう、個人情報保護に御配慮いただくとともに、医療機関への取材や直接のお問い合わせはお控えください。
県民の皆様へ
○ エムポックスは、エムポックスウイルスによる感染症で、日本では感染症法上の四類感染症に位置付けられています。
○ エムポックスの潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。
○ 主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含む)、患者と近くで対面し、長時間の飛沫にさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。
○ エムポックスを疑う症状が見られる場合は、かかりつけ医や最寄りの医療機関に相談してください。
関連リンク(外部ページ)
(自治体、医療機関向けの情報、報道機関向けの情報などが掲載されています。)
〇 HIVマップ エムポックス(サル痘)が日本で感染拡大 ~現状を知って感染リスクを下げよう~
【医療関係者向け】
〇 国立感染症研究所 エムポックス患者とエムポックス疑い例への感染予防策
〇 国立感染症研究所 病原体検出マニュアル エムポックスウイルス
(検査に使用する検体の採取方法などが掲載されています。)
〇 国立国際医療研究センター 国際感染症センター 感染症対策支援サービス
(感染症の診療指針などが掲載されています。)