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設楽町で捕獲されたツキノワグマについて
本日(8月3日(土曜日))午前、北設楽郡設楽町内で、有害鳥獣捕獲を目的としたイノシシ用のわなにツキノワグマがかかっているのが確認されました。
このツキノワグマについて、放獣又は引渡しの検討をしましたが、放獣先等が見つからなかったことから、地域住民の安全確保を最優先するために、午後、設楽町が地元猟友会に依頼して殺処分しました。
1 経緯
○2024年8月3日(土曜日)午前10時55分頃
わなの設置者が、有害鳥獣捕獲を目的としたイノシシ用のわな(くくりわな※)にツキノワグマがかかっているのを確認した。
○午後1時頃
わなの設置者から連絡を受け、設楽町職員及び設楽警察署警察官が、現場の状況を確認したところ、クマが興奮状態にあり、くくりわなのワイヤーが消耗する可能性があった(設楽町は、直ちに放獣又は引渡しを検討)。
〇午後4時30分頃
放獣先又は引渡し先の調整が不調となる中、設楽町職員、設楽警察署警察官、県職員、わなの設置者及び地元猟友会が、再度、現場の状況を確認したところ、くくりわなのワイヤーが消耗し、わなが外れる危険性が認められた。
○午後4時55分頃
地域住民の安全確保のため、速やかな対応が必要と判断し、設楽町が地元猟友会に依頼して殺処分を行った。
※獲物の通り道にワイヤーなどで作った輪によって獲物の足などをくくり捕らえるわな
2 捕獲が確認された場所
北設楽郡設楽町西納庫(にしなぐら) 地内
3 捕獲個体
ツキノワグマ1頭(成獣のオス、年齢不明、全長130cm、推定体重100kg)
参考
このページに関する問合せ先
愛知県環境局環境政策部自然環境課
野生生物・鳥獣グループ
担当:三輪、中村
電話:052-954-6230
内線:3068、3064
メール:shizen@pref.aichi.lg.jp