本文
10月は骨髄バンク推進月間です
10月は骨髄バンク推進月間です!
毎年10月は、国(厚生労働省)が定めた「骨髄バンク推進月間」です。
愛知県では、骨髄移植等に関する正しい知識の啓発及びドナーの確保を図るため、骨髄バンク推進月間にポスター掲示や啓発資材の配布により県民へ啓発するとともに、県内の献血会場で骨髄バンクドナー特別登録会を実施します。
登録会の実施予定については、医薬安全課のWebページにて御確認ください。
※骨髄バンクドナー登録は、骨髄移植等を希望する患者さんのために、健康な人(非血縁者)の白血球の型(HLA型)をあらかじめ調べて登録する制度です。
骨髄バンクにドナー登録できる方
- 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方
- 年齢が18歳以上、54歳以下で健康状態が良好な方
- 体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方
その他の条件については、公益財団法人日本骨髄バンクのWebページで御確認ください。
詳細な骨髄バンクドナー登録の流れや提供の詳細な流れは、公益財団法人日本骨髄バンク作成のチャンスを御覧ください。
チャンスは県内保健所で配布するほか、Webページでも御覧になれます。
ポスター、啓発資材
特別登録会でポケットティッシュを配布するほか、県保健所やスーパーマーケット等でポスターを掲示します。
○ポスター(日本骨髄バンク作成)
○ポケットティッシュ(愛知県作成)
参考
骨髄バンク事業
白血病等の血液疾患の治療法には、骨髄移植や末梢血幹細胞移植等が有効ですが、これらが成功するには、患者さんとドナーの白血球の型(HLA型)が一致しなければなりません。
ところが、このHLA型が一致する確率は、非血縁者では数百から数万人に1人と非常にまれです。2024年7月末時点の骨髄バンクドナー登録者数は全国で55万人を超えていますが、移植を希望する患者さんの約4割が移植を受けることができていません。
1人でも多くの患者さんを救うため、1人でも多くの方(特に若い世代の方)にドナー登録への御協力をお願いします。
また、愛知県内のすべての市町村で骨髄バンクを介して骨髄等を提供したドナーに対する助成を行っており、ドナーが提供をしやすい環境づくりをすすめています。
骨髄提供者助成事業費補助金
移植を希望する患者の約96%に骨髄や末梢血幹細胞の提供者(ドナー)の候補者が見つかりますが、約4割の患者さんが移植を受けることができていません。
愛知県では、骨髄や末梢血幹細胞移植を推進するため、ドナー及びドナーが勤務する事業所へ助成を行う市町村に対し、その金額の1/2を補助する事業を実施しています。
現在、愛知県内のすべての市町村でドナーに対する助成を行っています。
詳しくは、医薬安全課のWebページを御確認ください。
ドナー休暇・公欠制度
ドナーが骨髄や末梢血幹細胞の提供を断る理由の一つとして、仕事や学業などを休むことができないなどのドナーの都合による提供の辞退があります。
これは、骨髄バンクを介して骨髄や末梢血幹細胞を提供する場合、説明や検査のため、平日の日中に医療機関を受診する必要があり、骨髄等を採取するための入院を含め、10日程度の休暇を取得する必要があり、仕事等の都合により提供を断念するドナーも少なくありません。
ドナーが骨髄提供しやすい環境づくりとして、ドナー休暇・公欠制度導入の呼びかけを行っています。
詳しくは、公益財団法人日本骨髄バンクのWebページを御確認ください。
このページに関する問合せ先
愛知県保健医療局生活衛生部医薬安全課
毒劇物・麻薬・血液グループ
電話:052-954-6305
メール:iyaku@pref.aichi.lg.jp