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第五次レッドリスト(案)に対する県民意見を募集します
第五次レッドリスト(案)に対する県民意見を募集します
愛知県では、生物多様性の保全を推進するため、レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)を策定しています。野生動植物を取り巻く状況は、開発等による土地の改変、植生遷移の進行、外来種の侵入、シカの食害などの様々な要因により変化するため、このレッドリストの見直しを定期的(概ね5年ごと)に行っています。現在、2019年度公表の第四次レッドリストについて、新しいレッドリストへの見直し作業を進めており、この度、第五次レッドリスト(案)を取りまとめました。
つきましては、この第五次レッドリスト(案)の内容に関する意見(種、ランクなどについて)を下記のとおり募集します。
記
1 意見募集対象
第五次レッドリスト(案)
2 第五次レッドリスト(案)のポイント
○ 絶滅のおそれのある種(絶滅危惧I類及びII類)の数は、現行の第四次レッドリスト「レッドリストあいち2020」と比較し、57種(植物24種、動物33種)増加し950種となっています。主な増加要因は、開発等による土地の改変、植生遷移の進行、外来種の侵入、シカの食害などです。
○ また、県内で既に絶滅した種の数は、植物が2種減少し、動物が12種増加しています。植物で絶滅種が減少したのは、新たな絶滅種が2種増えたものの、絶滅したと考えられていたものが4種再発見されたためです。
○ 新たにリストに掲載又は評価区分が変更された種の例
● ヒナラン(維管束植物) 絶滅(EX)→絶滅危惧IA類(CR)
県内での生育が再確認された。
● コヨシキリ(鳥類) リスト外 →[繁殖]絶滅(EX)/ [通過]絶滅危惧IA類(CR)
干拓地・埋立地のヨシ原の乾燥化等により繁殖・生息環境が激減している。
● ゲンゴロウ(昆虫類) 絶滅危惧 IB類(EN)→絶滅危惧IA類(CR)
かつての生息地で最近全く確認されていない。
● バイ(貝類) 絶滅危惧II類(VU)→準絶滅危惧(NT)
回復傾向が著しい。底引き網漁では普通だが干潟にまでは回復していない。
3 意見募集期間
2024年11月15日(金曜日)から2024年12月14日(土曜日)(必着)
4 意見の提出方法
指定の様式又は任意の様式に、お住まいの市町村、年代、意見を御記入の上、郵便、FAX又は電子メールのいずれかの方法で「5 提出先」に提出してください。様式は、「8 資料等」からダウンロードできます。
5 提出先
愛知県環境調査センター 企画情報部
郵便:〒462-0032 名古屋市北区辻町字流7-6
FAX:052-991-6241
メール:kankyo-c@pref.aichi.lg.jp
6 資料の閲覧方法
「8 資料等」からリスト及び概要資料の閲覧及びダウンロードができます。
また、環境局環境政策部自然環境課、環境調査センター企画情報部、県民相談・情報センター、各県民相談室、海部県民事務所広報コーナー、知多県民事務所広報コーナー及び新城設楽振興事務所広報コーナーにおいて閲覧できるほか、併せて概要資料をお渡しすることができます。
7 意見への対応
(1)第五次レッドリストを取りまとめる際の参考とさせていただきます。
(2)提出された意見に対して個別に回答はしません。
(3)提出された意見は、個人情報を除いて公表する場合があります。
8 資料等
・意見募集要領「第五次レッドリスト(案)に対する意見の募集について」 [PDFファイル/1.22MB]
・意見提出様式(Word版) [Wordファイル/67KB] 意見提出様式(PDF版) [PDFファイル/95KB]
・第五次レッドリスト(案)について(概要) [PDFファイル/351KB]
【参考】県内の絶滅危惧種の例
ヒナラン
ゲンゴロウ(写真提供:戸田尚希氏)
このページに関する問合せ先
愛知県環境局環境政策部自然環境課
野生生物・鳥獣グループ
担当:三輪、金子
電話:052-954-6230
内線:3068
メール:shizen@pref.aichi.lg.jp