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令和5年度学校関係緑化コンクールの入賞校の決定について
令和5年度学校関係緑化コンクールの入賞校の決定について
愛知県と公益社団法人愛知県緑化推進委員会では、青少年の緑化活動及び学校における緑化教育の一層の推進を図るため、1950年から毎年、県内の小学校、中学校、高等学校や特別支援学校等を対象とした学校関係緑化コンクールを実施しています。
この度、2023年度の入賞校を下記のとおり決定しましたのでお知らせします。
今回のコンクールでは、県内各地から、「学校環境緑化の部」と「学校林等活動の部」とを合わせて13校の応募があり、審査委員会による審査の結果、特選(愛知県知事賞)に「学校環境緑化の部」の岡崎市立形埜(かたの)小学校を選定しました。
今後、形埜小学校については、公益社団法人国土緑化推進機構主催の令和5度全日本学校関係緑化コンクールへ推薦します。
なお、愛知県知事賞の表彰式は2024年度の愛知県植樹祭において行う予定です。
1 令和5年度学校関係緑化コンクール入賞校
区分 | 賞別 | 学校名 | |
---|---|---|---|
小学校 | 特選 | 愛知県知事賞 | 岡崎市立形埜小学校 |
公益社団法人 愛知県緑化推進委員会会長賞 |
岡崎市立梅園小学校 | ||
入選 | 愛知県教育委員会賞 | 日進市立梨の木小学校 | |
瀬戸市立陶原小学校 | |||
豊根村立豊根小学校 | |||
阿久比町立東部小学校 | |||
公益社団法人 愛知県緑化推進委員会会長賞 |
豊田市立中金小学校 | ||
中日新聞社賞 | 豊田市立若林西小学校 | ||
一宮市立中島小学校 | |||
常滑市立西浦南小学校 | |||
中学校 | 入選 |
公益社団法人 愛知県緑化推進委員会会長賞 |
岩倉市立岩倉中学校 |
高等学校 | 入選 |
公益社団法人 愛知県緑化推進委員会会長賞 |
愛知県立武豊高等学校(武豊町) |
区分 | 賞別 | 学校名 | |
---|---|---|---|
小学校 | 特選 |
公益社団法人 愛知県緑化推進委員会会長賞 |
常滑市立三和小学校 |
2 特選(愛知県知事賞)学校環境緑化の部 岡崎市立形埜小学校の紹介
岡崎市立形埜小学校は、「緑はふるさとの宝 緑に生かされ、緑を生かし、緑と共に生きる」を環境教育のテーマとし、PTAや地域住民の協力を得ながら子どもたちの成長に応じた緑化活動を行いました。
5年生は「額田木の駅プロジェクト」に参加し、実際に間伐を体験することで、間伐することの大変さを知りました。また、間伐した材を地域で利用できる地域通貨券に引き換え、お金の大切さも学びました。6年生は地域の名所にある看板が古くなっていることに児童が気付き、地域団体の協力を受け看板づくりを行いました。児童たちが看板づくりをしたことで地域の方からは大きな反響がありました。
また、地域ボランティアの方々による協力も多く、間伐材を使用した「卒業制作作品ロード」が作成されました。代々の卒業制作作品が展示されていることから、作品を見に学校を訪れる卒業生も見られ、より地域に愛される学校となりました。
間伐体験 卒業制作作品ロード
ノースロップ賞 フォレストニア(瀬戸市立陶原小学校の協力者)の紹介
「フォレストニア」は、昨年度の全日本学校関係緑化コンクール学校林等活動の部で小学校入選に選ばれた瀬戸市立陶原小学校の協力団体です。
フォレストニアは、小学校が管理する陶原の森と呼ばれる学校林において森林学習の講師を務め、地元瀬戸市の森が世界的にも貴重な豊かな森であることや、その森と地元産業の陶器生産との繋がりについて教えるとともに、その森の保全には積極的な森の利用が必要であることを体験させながら教えました。児童たちは、フォレストニアの指導を受け、実際に鉈やのこぎりを用いて間伐や剪定を行うことで森づくりについて学び、積極的に森の整備に取り組むなど、緑化意識の向上に大きな成果が得られました。
令和5年度全日本学校関係緑化コンクールについて
(1) コンクールの目的
学校を中心とする緑化活動は、次代を担う青少年の緑化思想の高揚はもとより、緑化運動の推進のためにも、きわめて重要な意義を持つものであるため、青少年の緑化活動及び学校における緑化教育の一層の推進を図ることを目的として実施する。
(2) 参加資格
(ア) 学校環境緑化の部
児童・生徒等による計画的・組織的な環境緑化活動をすすめ、環境緑化の実績をあげるとともに、樹木等を活用して児童・生徒の緑化教育等の面でも、教育効果をあげた学校。
(イ) 学校林等活動の部
広く森林を計画的、組織的に活用して、児童・生徒等の緑化に関する教育、林業体験、体験学習等に教育効果をあげた学校。
(3) 主催及び後援
(ア) 主催
愛知県、公益社団法人愛知県緑化推進委員会
(イ) 後援
愛知県教育委員会、株式会社中日新聞社、公益財団法人名銀グリーン財団、一般財団法人今枝愛林共生会
(4) 応募期間
2023年5月8日(月曜日)から2023年7月14日(金曜日)まで
(5) 参加校数
部門 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 | 特別支援学校等 | 計 |
---|---|---|---|---|---|
学校環境緑化の部 | 10校 | 1校 | 1校 | 0校 | 12校 |
学校林等活動の部 | 1校 | 0校 | 0校 | 0校 | 1校 |
計 | 11校 | 1校 | 1校 | 0校 | 13校 |
このページに関する問合せ先
愛知県農林基盤局林務部森林保全課
緑化グループ
担当:苅谷・加藤
電話:052-954-6453
内線:3769・3768
メール:shinrin@pref.aichi.lg.jp