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2023年版「水産業の動き」を作成しました

ページID:0437145 掲載日:2023年11月29日更新 印刷ページ表示
2023年11月29日(水曜日)発表

2023版「水産業の動き」を作成しました

 愛知県ではこの度、水産業の動向資料である「水産業の動き」の2023年版を作成しました。

 この資料は、1961年から毎年作成しているもので、本県の水産業の状況を把握するとともに、今後の施策へ活用するため、農林水産省の統計や県独自資料の分析などから最近の水産業の動きを主要な項目ごとに取りまとめたものです。

 各項目の中で、特徴のある動きについては解説を入れたほか、最近話題となっている事柄については「時の話題」として掲げています。

 この資料は、以下の県農政課Webページでご覧いただくことができます。

 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/nousei/ugoki-rekinenn.html

水産業の動き2023表紙

水産業の動き2023 [PDFファイル/5.36MB]←クリックで閲覧できます

「水産業の動き」の概要

1 愛知県水産業の動向

(1) 2021年の漁業・養殖業総生産量は67,875tで、くるまえび、がざみ類、あさり類、あゆ養殖が全国第1位(p.1、3、12、15)

 2021年の漁業・養殖業総生産量は対前年比2.3%減の67,875tとなりました。海面漁業・養殖業生産量は全国第22位、内水面養殖業の収獲量は全国第2位となりました。​

 本県では、生産量で全国上位を占める魚種も多く(下表)、沿岸漁業や養殖業を中心とした特色ある水産業が営まれています。

  【表】全国で上位を占める品目(生産量)
 全国順位 2021年 2020年
 第1位

くるまえび、がざみ類、

あさり類、あゆ養殖

くるまえび、がざみ類、

あさり類、あゆ養殖

 第2位

しらす、くろだい、

うなぎ養殖、きんぎょ養殖

しらす、にぎす類、くろだい、

うなぎ養殖、きんぎょ養殖

 第3位

にぎす類

かたくちいわし、ずずき類

(資料 海面漁業生産統計調査、内水面漁業生産統計調査、県水産課調べ)

(2) 2021年の海面漁業漁獲量は52,835tで、うち船びき網が65.7%(p.1、13)

 2021年の海面漁業漁獲量は対前年比1.2%減の52,835tとなりました。漁獲量の内訳は、漁業種類別では船びき網が65.7%、小型底びき網が9.3%を占めており、魚種別では、まいわしが31.3%、しらすが18.2%、かたくちいわしが13.3%、あさり類が4.5%を占めています。

 2021年の海面漁業産出額は、対前年比2.7%増の134.7億円となっています。

(3) 2021年の内水面養殖業収獲量は6,712tで前年比18.4%増(p.1、15)

 2021年の内水面養殖業収獲量は対前年比18.4%増の6,712tで全国第2位でした。うなぎ養殖の収獲量は県内水面養殖業の約8割を占めており、2021年は前年比22.5%増の5,288tとなりました。また、あゆ養殖収獲量が9年連続の全国1位となりました。

2 時の話題

(1) 水質の保全と「豊かな海」の両立に向けた社会実験について(p.22~23)

 三河湾沿岸2か所の浄化センターにおいて、放流水中の窒素とリンの濃度を増加させ、水質やノリ、アサリへの効果を調査する、水質の保全と「豊かな海」の両立に向けた社会実験を実施しました。

(2) 新規就業者確保推進事業について(p.24~25)

 新規漁業就業者の確保のため、漁業に就業する魅力を漁業の現状とともに分かりやすく紹介する動画の制作・配信や、県の漁業実態を深く理解してもらうことを目的とした漁業体験研修を実施しました。

(3) 日間賀島及び大濱漁協の製氷・貯氷施設が完成しました(p.28~29)

 日間賀島及び大濱漁協において、老朽化で能力が低下した製氷・貯氷施設を新たに整備することにより、消費者へ鮮度の高い水産物の供給が可能となりました。

このページに関する問合せ先

愛知県農業水産局水産課
企画・環境グループ
担当:堀木・五藤
電話:052-954-6458
内線:3783・3795
メール:suisan@pref.aichi.lg.jp

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