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愛知県と常滑市では、中部国際空港島及び周辺地域を中心に、最先端技術・サービスの社会実装フィールドとすることでイノベーション創出の拠点化を進める「あいち・とこなめスーパーシティ構想」の実現を目指しています。
そうした中、2022年3月16日に、県・常滑市と通信事業者等(株式会社JTOWER(ジェイタワー)、株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、楽天モバイル株式会社)が連携し、5G※1提供エリアを早期に拡大すること等を目指す協定※2を締結しました。
この協定に基づき、5G共用アンテナ※3について検討し、整備を進めており、この度、下記のとおり、運用を開始することとなりましたのでお知らせします。
以下の3か所において、株式会社JTOWER及び各箇所サービス提供通信事業者が整備を実施(一部予定含む)します。なお、整備箇所(1)については、空港施設敷地内における屋外の5G共用アンテナの事例として、全国初となる見込みです。
整備箇所 |
(1)中部国際空港中央部(アクセスプラザ1階バス・タクシー乗り場付近) |
(2)イオンモール常滑屋上西側 |
(3)中部国際空港貨物地区(第2国際貨物上屋付近) |
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サービス提供通信事業者 |
全4社 ・株式会社NTTドコモ ・KDDI株式会社 ・ソフトバンク株式会社 ・楽天モバイル株式会社 |
2社 (個社名は事業者の希望により非開示) |
2社 (個社名は事業者の希望により非開示) |
運用開始日 |
2023年12月19日(火曜日) |
2023年12月下旬(予定) |
2024年3月以降(予定) |
既に各通信事業者で5G提供エリア化している箇所に加え、本共用アンテナの整備により、以下詳細図の黄色箇所(赤丸:アンテナ位置)において、順次、5Gサービスが利用可能になります(予定)。
引き続き、5G提供エリアの早期拡大を進めるとともに、本県が同地域で実施している「あいちデジタルアイランドプロジェクト※4」などの事業を通じて、整備された5G通信環境を活用した先端サービスの社会実装に向けて取り組んでまいります。
協定では、5G共用アンテナの整備に加え、各通信事業者の同地域における個社での5Gアンテナ基地局の整備計画についても、可能な限り前倒しに御協力いただいています。
各社の整備状況については、以下の各社Webサイトにて御確認いただけます。
・株式会社NTTドコモ:https://www.docomo.ne.jp/area/
・KDDI株式会社:https://www.au.com/mobile/area/map/
・ソフトバンク株式会社:https://www.softbank.jp/mobile/network/area/map/
・楽天モバイル株式会社:https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/
※1 |
5G |
5th Generation(第5世代移動通信システム)の略称。「超高速」、「超低遅延」、「多数同時接続」といった特徴を持つ新しい移動通信システムのこと。 |
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※2 |
協定 |
中部国際空港島及び周辺地域における5G提供エリアの拡大に向けた愛知県と常滑市及び通信事業者との連携に関する協定(2022年3月16日締結)。(2022年3月14日発表済み。) (連携事項) (1)中部国際空港島及びりんくう町における5G提供エリアの早期拡大に関すること (2)同地域における5Gを活用した先端サービスの社会実装の実現に向けた取組に関すること |
※3 |
5G共用アンテナ |
インフラ共用会社(例:株式会社JTOWER)が5Gに必要なアンテナや無線設備を設置し、それを複数の通信事業者が使用すること。 |
※4 |
「あいち・とこなめスーパーシティ構想」の具体化を加速させるため、中部国際空港島及び周辺地域を、5G等デジタル技術を活用したオープンイノベーションフィールドに位置付け、2030年に世の中での普及が見込まれる近未来の事業・サービスを、先行して実用化することを目指す事業。 |
愛知県政策企画局企画調整部企画課
企画第三グループ
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