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2023年12月11日(月曜日)午前10時

ページID:0499984 掲載日:2023年12月26日更新 印刷ページ表示

1 知事発言

 皆さん、おはようございます。

 12月11日月曜日のですね、午前10時定例会見を始めさせていただきます。

(1)年末年始における職員の連続休暇取得について

 お手元に資料がありますが、12月8日にですね、こうした文書を各市町村長さんに出させていただきました。年末年始における職員の連続休暇取得についてであります。

 10月30日に発表いたしましたが、本県では、「休み方改革」の一環として、12月28日、1月4日、5日の3日間は出勤者を各日3割に抑えて勤務体制を縮小し、職員の連続休暇の取得を促しております。

 そのため、仕事納めの行事である12月28日の年末の局長会議を27日に前倒しをいたします。そして、1月4日の課長以上の幹部職員が集まる仕事始め式に代えて、仕事始め式は来年はやりません。その代わり、私の動画メッセージを配信をいたします。

 こうした中で、県内市町村では常日頃、県とのやり取りが多いため、先週の金曜日、12月8日付けで、県の勤務体制が縮小となることへの御理解を求めるとともに、職員の「休み方改革」を推進している市町村さんには県の取組を参考にしていただきたいという文書を発出をさせていただきました。

 こういう形で、県としては業務体制を年末年始縮小しますよということを、一応、10月30日に発表してありますが、改めて文書でですね、させていただいて、要は、年末年始なんかは打合せとか挨拶回りに来てもいないじゃんとか言われてもいけないので、ということにさせていただきました。念のためにね、ということで。

 一方でですね、市町村は窓口業務など住民サービスに直結する業務が多いと思います。業務に支障のない勤務体制を確保して、職員の皆さんには休暇取得を促進していただければという思いの文書でございます。

 なお、知多の5市5町では、先の本県の発表を受けまして、県と足並みをそろえましてね、仕事納め式、仕事始め式の取り止め、職員への休暇取得の呼び掛けを行いまして、年末年始の連続休暇の取得促進に取り組まれるということでございます。

 年末年始に前後を含めて休暇を取得することは、帰省や旅行も余裕を持って計画でき、自宅で過ごす場合も今まで以上にゆっくりと心身を休めることができると思います。様々な過ごし方で家族そろって充実したお休みにしていただきたいと思います。

 こうした「休み方改革」の取組が行政機関、民間事業者、教育機関といった各所で広がっていって、県民運動、国民運動となっていくように、県として引き続き取り組んでまいります。

 あと関係資料でございますが、要は、愛知県の場合は、やっぱり県全体が自動車産業と言いますか、トヨタカレンダーで動いている感がありますので、何となしに役所の関係は1月4日から始まるというような、私も昔から何かせわしないなという思いをしておりました。それも多くの方が大体1月5日か6日ぐらいまで休みでですね、何かゆったりしていていいなとかって思っておりましたのでね。そこは同じような形にしてですね、特に若い人たちはね、やっぱり同じような形で正月明けは少し余裕を持ってリフレッシュしていただいてね。でもって、正月休み明け、本格始動したときにはですね、スタートダッシュでね、ロケットスタートで仕事をビシッとやっていただくということがいいかなという思いでございますので、よろしくお願いをいたします。

 なおですね、県職員がですね、今年の11月下旬の「あいちウィーク」において、平日4日間で1日以上休暇を取得した職員の割合は約3割でございました。対象が11月21、22、24、27の4日間でありますけどね、平日は。3割のうちですね、その3分の2、2割近くが24日の金曜日に取ったということでございまして、それはそうですね。そうすると4連休になりますのでね。ということでございまして、あらかじめそういうことが触れてあったということと、この24日に県内市町村の多くが「県民の日学校ホリデー」にしたので、子供も休めるということなので、ここであらかじめ計画して、相当いろんなところ、皆さん、御家族で出掛けられた方が多かったのではないかというふうに思っております。役所の関係、学校の教職員の皆さん、そしてまた、トヨタ関係始め自動車産業、製造業、産業界の皆さんも相当この「あいちウィーク」を利用して休まれたというふうにもお聞きをいたしておりまして、こうした動きがね、定着をしていくことを大いに期待をしたいというふうに思っております。

(2)愛知県知事の「今年の漢字」について

 続きましてですね、もう一つの発表事項です。今日発表、明日か。

【政策調整課長】 明日です、清水寺は。

【知事】 清水寺の貫主(かんす)様の今年の漢字1文字は、明日、12月12日のお昼だな。ということでございますが、明日はちょっと会見の日程ありませんので、今日の定例会見で発表させていただきます。

 私の今年の漢字1文字はこちらでございます。躍動の「躍」、躍るという言葉ですね。躍るということでございます。今年の1年を反映した言葉ということで「躍」、躍るということでございます。

 この言葉はですね、勢いよく飛び上がる、跳ね上がる、ジャンプするということで、飛躍、跳躍の「躍」ということでございます。その意はですね、こちら、今、皆さん、お手元にお配りしてございますが、まずはですね、愛知を飛躍させるビッグプロジェクトの更なる前進ということで、9月、10月で、中国・杭州でのアジア・アジアパラ大会で、次回開催都市代表として大会旗を引き継いでまいりました。2026年愛知・名古屋大会の準備もいよいよ加速をしてまいります。また、明年、24年秋には、日本最大のスタートアップの支援拠点「STATION Ai」もオープンします。「愛知国際アリーナ」の整備も着実に進んでおります。愛知を跳躍、飛躍させるプロジェクトが大きく前進した1年だと思います。

 そして、二つ目です。

 藤井聡太(ふじい そうた)竜王・名人が10月に八冠達成と。そして、スポーツでも、一宮出身の車いすテニス、小田凱人(おだ ときと)選手が世界四大大会の全仏、ウィンブルドンを立て続けに制覇したということなど、愛知ゆかりの若者が大いに大活躍をしていただいた、そして、県民に大きな夢と希望を与えていただいた、そういう1年だったと思います。

 そして、三つ目がジブリパークでございます。

 ジブリパークもオープン1年、そして11月には「もののけの里」エリアがオープンをし、「猫の城遊具」もオープンをいたしました。世界中のジブリファンのみならず、多くの方々の心を躍らせる新しいエリアが続々とオープン。来年3月はいよいよ「魔女の谷」エリアで、フルオープンということでございます。

 そして、もう一つ、「あいちアール・ブリュット展」10周年ということでございまして、障害のある方の芸術作品展「あいちアール・ブリュット展」10周年でございまして、10月には「あいちアール・ブリュット展10周年記念美術館」を開催し、障害のある方たちの感性が躍動する数多くのすばらしい作品を御覧をいただきました。ということで、感性が躍動するということの「躍」でございます。

 いよいよ2024年もですね、更に更に愛知がますます躍進する、そういう1年にしていきたいという意味を込めまして、この飛躍、跳躍、躍動のですね、また、活躍の「躍」、躍るという「躍」にさせていただきました。よろしくお願いをいたします。

 なお、去年は、漢字能力検定協会は、ロシアのウクライナ侵攻があったので「戦」、戦争の「戦」。私は真逆で、平和の「和」ということ、平和を願いたいということで「和」ということにいたしまして、一昨年、21年は同じく、東京オリンピックがあったので金メダルの「金」ですね。漢字能力検定協会も「金」、私も「金」ということでございました。

 などなど、大体今まで一緒になったことは2年前の「金」だけだな。あとは全部違いますね。ということでございます。よろしくお願いいたします。

(3)第19回アジア競技大会・第4回アジアパラ競技大会及び第5回世界身体障害者野球大会で活躍した愛知県ゆかりの選手に対する「愛知県スポーツ顕彰」の授与について

【知事会見】第19回アジア競技大会・第4回アジアパラ競技大会及び第5回世界身体障害者野球大会で活躍した愛知県ゆかりの選手に「愛知県スポーツ顕彰」を授与します - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 それではですね、1点、発言を申し上げます。

 「第19回アジア競技大会」、「第4回アジアパラ競技大会」及び「第5回世界身体障害者野球大会」で活躍した愛知県ゆかりの選手に対する「愛知県スポーツ顕彰」の授与です。

 愛知県では、国際的なスポーツ大会で優れた成績を収めるなど、本県スポーツの競技力向上と振興に顕著な功績を挙げられた選手に対して「愛知県スポーツ顕彰」を授与いたします。

 この度、今年9月から10月にかけて中国・杭州で開催された「第19回アジア競技大会」及び「第4回アジアパラ競技大会」並びに9月にバンテリンドームナゴヤで開催された「第5回世界身体障害者野球大会」において、すばらしい活躍をされた愛知県ゆかりの選手の皆様に「愛知県スポーツ顕彰」を授与することといたしました。

 アジア競技大会でメダルを獲得した38名、アジアパラ競技大会でメダルを獲得した9名、そして、世界身体障害者野球大会で優勝した日本代表チームの5名、計52名の選手の皆様が受賞されます。

 スポーツ顕彰授与式は、12月21日の木曜日午後4時から愛知県本庁舎2階講堂で実施をいたしまして、私から表彰楯及び記念品を授与いたします。

 各賞の受賞者及び授与式の出席者は、発表資料の4ページを御覧をいただきたいというふうに思っております。

 ということで、ここに、4ページ、5ページ、4、5、6だな、一覧表が載せてありますので御覧をいただければと思います。

 まずはですね、アジア競技大会の受賞者は、「スポーツ功労賞」に競泳の女子4×100メートルメドレーリレーで金メダルを獲得した髙橋美紀(たかはし みき)選手始め9名の選手、「スポーツ奨励賞」には競泳の混合4×100メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得した渡辺一平(わたなべ いっぺい)選手始め29名の選手であります。授与式には、ソフトボールの川畑瞳(かわばた ひとみ)選手始め13名の選手が御出席の予定です。

 次に、アジアパラ競技大会の受賞者は、「スポーツ功労賞」に陸上競技男子100メートルで金メダルを獲得した大島健吾(おおしま けんご)選手始め6名の選手、「スポーツ奨励賞」に陸上競技の男子100メートルで銀メダルを獲得した石田駆(いしだ かける)選手始め3名の選手です。授与式には、大島健吾(おおしま けんご)選手始め7名の選手が御出席予定です。

 世界身体障害者野球大会では、優勝した日本代表チームに愛知県から選抜された5名の選手に「スポーツ功労賞」を授与します。授与式は、日本代表チームで主将を務められた松元剛(まつもと つよし)選手始め5名の選手が御出席予定です。

 選手の皆様のこの度の活躍は、来年に迫ったパリオリンピック・パラリンピック、2026年の愛知・名古屋で開催するアジア・アジアパラ競技大会への弾みであります。

 受賞者の皆様の活躍を大いにたたえるとともに、今後も本県ゆかりの選手が世界の舞台で活躍されることを大いに期待をいたします。

 ということでございまして、お手元の資料のとおりということでございます。出席の方がこちらに、表のね、右の方に丸ということになっております。今現在、シーズン中というチーム、スポーツもありますのでね、全員が全員というわけにはいきませんが、多くの皆さんにお越しをいただけるということで、有り難いことでございます。しっかりと表彰させていただいて、また次なる目標、ステージに向かって大いに先ほどの言葉ではありませんが飛躍をしていただきたいというふうに思っております。

 なおですね、2ページに、お渡しする記念品がありまして、「スポーツ功労賞」、「スポーツ奨励賞」ともにノリタケのとなりのトトロのマグカップペアアンドプレートと、魔女の宅急便のマグカップということでございまして、この記念品も御愛用いただけたら有り難いなというふうに思っております。

 なおですね、愛知県ゆかりの選手というのは、愛知県で選手登録していること、活動・練習拠点が愛知県内であること、居住地の住所が愛知県内であることと、これでやっておりますので、愛知県出身でもね、東京で拠点にしているということになるとちょっと外れると、こういうことでございます。という形で整理をさせていただいております。

 今年はですね、2023年度受賞者につきましては、これまで8名の方にスポーツ顕彰を贈らせていただいておりまして、大体、世界大会で優勝及びメダルを取った方ということでありまして、ドラゴンズの髙橋宏斗(たかはし ひろと)投手、それから、フィギュアスケートペアで優勝した木原龍一(きはら りゅういち)選手、スノーボードで男子ビッグエア1位になった長谷川帝勝(はせがわ たいが)選手、それから、アーティスティックスイミングの吉田萌(よしだ めぐむ)、藤井萌夏(ふじい もか)選手、それから、バスケットボール3x3(スリー・エックス・スリー)知的障害の部の德山未来(とくやま みく)選手、1位ですね、世界1位。それから、パリ2023世界パラ陸上選手権での陸上競技男子400メートル1位になった福永凌太(ふくなが りょうた)選手、それから、2023年UCI自転車世界選手権大会で2位、3位を取られた川本翔大(かわもと しょうた)選手という8名ということでございまして、今回は一遍にアジア大会、パラ大会と、そして世界身体障害者野球大会ということでありますので、計52名の選手を新たにスポーツ顕彰で表彰させていただくということでございます。また当日も取材のほど、何とぞよろしくお願いいたします。

 私からは以上です。

2 質疑応答

(1)年末年始における職員の連続休暇取得について

【質問】 年末年始の連続休暇の件、また各市町村さんへの発表がありましたが、まだちょっと見えないところがあると思うんですけれども、年末年始、どれくらいの職員の方、休暇(の取得)が進んでいる予定であるとか、この発表があってからの受け止めというのが何かあれば教えてください。

【知事】 まず、「あいちウィーク」については、先ほど申し上げましたように、大体3割の職員がですね、平日休暇を取って、計画的にね、御家族と一緒に何と言いますか休暇を楽しんでいただいたというふうに聞いておりまして、大変好評だというふうに聞いております。特に学校が休みになったのは大きいわね。なので、子供たちと一緒にね、あらかじめ予定して行けるということなので、非常に好評であったと。これは県庁だけではなくて、名古屋市役所とかでも相当好評だったと聞いておりますし、各学校も、先生方もね、学校休みなので、あらかじめ休みなので子供たちと一緒に行けるということでありますし、また、トヨタ関係始め産業界の方も、本来はね、土日以外は出社なんですが、子供がちっちゃい社員は優先的に休暇を取って行ってこいという話だったので、相当みんな有効に活用していただいたと聞いております。非常に好評だったと聞いております。なので、これは定着していくと思います。

 でもって、年末年始についてはですね、「あいち マイ・ウィーク・プラン」ということで、年末年始、それを活用して、できるだけ休んでもらいたいということでやっておりまして、基本ですね、12月28日と1月4、5の平日を3日休むと12連休と、こうなりますが。いわゆる出社と言いますかね、出勤する職員は大体3割ぐらいにして、あとはできるだけ休みを取ってリフレッシュするように、というふうに言ってありますので、どうしてもやはり年明けすぐね、県議会の皆さんとの予算のね、議論をする県政調査会が始まりますので、そういう関係の人はちょっとなかなか難しいと思いますが、そうでなければね、できるだけそれは計画的にやって、出勤は3割を目安にして、できるだけ休んでくれと言ってありますので、そういうふうになっていくというふうに思います。自主的にと言うとね、なかなかちょっと遠慮してですね、今までそういうことがなかったので遠慮して休みを取らない方もおられると思いますが、できるだけと言いますかね、原則として3割残して休めと言われれば、多分皆さん、休むんじゃないでしょうかね。と思っています。

 試みとしては非常に好評だと。その代わりに、やはり正月休み明けに出てきたら、とにかくスタートダッシュ、ロケットスタートでね、バリバリと仕事をやっていただくということだと思っております。

【質問】 市町村さんの方も、先ほど、知多の5市5町さんも追随するということで、各市町村さんからも好評の声とか何か上がっていますか。

【知事】 市町村の方は皆さん喜んでいただいていますよ。なので、知多の5市5町はしょっちゅう、彼らで連絡を取り合っていろいろやっていますので、どなたかが提案して、そうだそうだとなってですね、一遍にそういう話になったというふうに聞いております。

 あとはまだそこまで聞いていないな。またちょっと、もしあれだったらまた、これは総務局か。またちょっと取材していただければと思いますが。知多の5市5町があれすればですね、多分、今年、そういうふうだとすると、来年は、うちもやれという話になるから、多分広がっていくんじゃないかと思います。

それでは、今日は、午前中以上といたします。

3 知事発言

(1)新型コロナウイルス感染症について

 最後に、先々週からと言いますかね、コロナの発表は資料配布にさせていただいておりますが、ちなみにちょっと触れますと、先週木曜日発表したもので、11月27から12月3日、第48週は、定点当たりが3.45人となって2.77人をちょっと上回りました。伸び率1.25倍、2週連続で前週を上回って、ちょっと上がってきているということなので。ただ、それでも1医療機関当たり3.45人であります。1週間でね。1週間で3人なので、まあまあまだあれですねと。その代わり、インフルエンザはですね、少し減って、それでも25.02人、その前が32.23人なので、3週間ぶりに前週を下回ったということですが、いずれにしても、まだ警報が継続中なので、同じ医療機関で見て、1週間当たり、コロナが3.45人、インフルエンザが25.02人なので、インフルエンザの方が7倍以上ということでありますのでね、やっぱりインフルエンザはお気を付けをいただくと。両方気を付けていただくということですけどね。ということで、よろしくお願いをいたします。

 ということで、今日は以上といたします。ありがとうございました。