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2024年9月24日(火曜日)午前10時

ページID:0551487 掲載日:2024年10月23日更新 印刷ページ表示

 

1 知事発言

(1)2024年度「認知症県民フォーラム」及び認知症サポーターの養成について

 ちょっと今日はこれ、昨日、一昨日かな、ウインクあいちで、駅前のね、中日健康フェアという健康のイベントがありまして。そこで、昨日は認知症のですね、啓発シンポジウムをやりまして、その時にあれしまして、認知症サポーターのこういうリングですね、認知症サポーター(の)リング、オレンジリングですけどもね、これ、昨日つけましたので、させていただいております。

 これ、認知症サポーターのですね研修、認知症サポーターの研修を受けるとね、このリングもらえるんですね。

 認知症サポーターをできるだけ養成しようということでやっておりまして、私も、15年ぐらい前かな、国会議員の時にこれを受けましてね、これもいただいておりますが、何本かあるんですけども、昨日現場でいただきましたが、昔からこのオレンジリングなんですけど、最近違うのは何かといったら、ロバが3匹描いてあるということでありましてね。ロバで、焦らずゆっくりやりましょうというメッセージで、認知症サポーター、オレンジリングということでございます。

 皆さんも是非ですね、そんな難しい話じゃない。ちょっと話聞いていただければいいだけなので、是非、認知症サポーターにね、なっていただくと有り難いなというふうに思っております。

 決して、何ていうか、他人事というかね、人ごとではありませんでね。身近な方、必ず誰かは、これもう自然の摂理と言いますかね、誰かはなるという可能性が非常に高いので、よろしくお願いいたします。

(2)令和6年9月20日からの大雨への対応について

 さて、それでは、まずですね、今日、発表事項の前に、お手元にありますが、能登(のと)半島でですね、大変また大きな大雨の被害がありました。これに対する私ども愛知県からの支援について、現状を申し上げたいと思います。令和6年9月20日からの大雨への対応です。

 石川県では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続き、特に能登半島で降り続いて、記録的な大雨となりました。石川県では、土砂災害、浸水被害が発生をし、23日午後3時時点で、石川県の発表では、死者7名、行方不明2名、負傷者12名が発生をしているということです。この他、23日午後4時時点、安否不明な方が4名おられるということです。輪島(わじま)市、珠洲(すず)市、能登町(のとちょう)の3市町で合わせて42の避難所が開設され、632名の方が避難をされておられます。

 まずは、この度の災害でお亡くなりになられた方々に対しまして、心からお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた全ての皆様に心からお見舞いを申し上げます。

 愛知県といたしましては、この災害に当たり、緊急消防援助隊の他、県警からは広域緊急援助隊及び広域警察航空隊を派遣しております。

 まず、緊急消防援助隊の派遣ですが、消防庁長官からの求めに基づいて、21日午後3時5分、土曜日ですね、午後3時5分、名古屋市消防局の統括指揮支援隊が消防ヘリにより石川県庁に入り、活動を開始をいたしました。その後、県内の9消防本部、名古屋市、豊橋市、岡崎市、一宮市、春日井市、豊田市、尾三消防組合、海部南部消防組合、衣浦東部広域連合で編成した陸上部隊が午後6時に東海北陸自動車道川島パーキングエリアに集結の上、午後11時過ぎには、のと里山空港に到着をいたしまして、輪島市内の中屋トンネルですね、土砂で閉じ込められた中屋トンネルで捜索活動に当たったということです。

 現在、輪島市内の捜索活動を行っておりまして、陸上部隊の交代要員である2次隊が本日午前6時に川島パーキングエリアに集結し、輪島市へ現在向かっているところであります。やはり長期っていうわけにいきませんで、これは交代しなきゃいけませんのでね、第2次隊を今派遣をいたしております。2次隊は、現在活動中の9消防本部に加え、人員輸送等のため、新城、田原、愛西、西春日井広域事務組合の4消防本部が新たに加わり出動しております。

 陸上部隊はこれまで、愛知県からこれで13消防本部、延べ46隊・約200名が出動をしたということでございます。

 そしてですね、県警ではですね、22日から広域緊急援助隊111名派遣、そして輪島市内で救出救助活動を実施をいたしております。

 広域警察航空隊として県警ヘリ1機5名を派遣して、被災状況の情報収集に当たっております。

 この他、応急給水業務の支援として、名古屋市から石川県珠洲市に給水車1台が派遣されております。

 本県としては、行方不明者の救出・救助に全力を挙げるとともに、被災地の一刻も早い復旧・復興、被災した皆様が一日も早く元の生活を取り戻せるよう、支援を行ってまいります。

 やはり何度も申し上げておりますが、同じ中部圏域のですね仲間でございますから、私ども近いところがですね、まずは先行して行ってですね、しっかりと救助活動をやるということで、引き続き取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

 なお、これ、状況に変化がありましたら、その都度また資料提供ということでさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。全力で取り組んでまいります。

(3)「ジブリパーク魔女の谷・もののけの里セット券」の販売期間延長について

 (【知事会見】ご好評につき「ジブリパーク魔女の谷・もののけの里セット券」の販売期間を延長します! - 愛知県 (pref.aichi.jp))

 それでは、発表事項にまいります。

 まずはですね、1点目、「ジブリパーク魔女の谷・もののけの里セット券」の販売期間延長についてです。

 ジブリパークの新エリア、魔女の谷ともののけの里の二つを観覧できる特別チケット、このセット券は、夏休みや秋の行楽シーズンにジブリパークの新エリアを気軽に楽しんでいただけるよう、この8月入場分から11月入場分までの期間限定で販売しておりましたが、大変好評でありますので、販売期間を2025年2月入場分まで、3か月延長をいたします。

 というのはね、12月の販売が、だから10月10日か。もうすぐ2か月後のやつを1か月分どんと、こう予約取りますので、もうすぐ始まりますので、改めてその前にこうして発表させていただいたということでございます。

 これはですね、この特別チケットは、新エリアを重点的に見たい、半日程度で観覧できるチケットも欲しいといった声に応えるため、県から運営会社に提案して販売することになったものですが、8月から11月の4か月とも、販売開始から即完売ということでありまして、運営会社と協議し、冬休みを含む形で3か月延長をするということにしたものでございます。

 資料1ページの中段を御覧ください。11月入場分までと、内容に変更ありませんが、この特別チケット、「ジブリパーク魔女の谷・もののけの里セット券」の詳細について改めて御説明いたします。

 まず、「(1)観覧可能エリア」ですが、昨年11月1日に開園したもののけの里と今年3月16日に開園をした魔女の谷の二つの新エリアが対象です。魔女の谷では、通常、ジブリパーク大さんぽ券プレミアムをお持ちの方だけが観覧できる三つの建物、オキノ邸、ハウルの城及び魔女の家の内部も御覧をいただけるということです。

 料金ですが、この特別チケットの料金は、平日が大人3,300円、土日休日が大人3,800円で、子どもはその半額となります。どちらかというとお得ということかなと思いますね。お得というか、お値打ちということかな。

 2ページを御覧ください。入場時間枠ですが、魔女の谷のみ、午前と午後のいずれかを指定していただくことになります。なお、魔女の谷は当日に限り再入場が可能で、もののけの里には入場時間の指定はありません。

 次に、「2 2024年12月入場分のチケット販売スケジュール」ですが、通常販売しておりますジブリパーク大さんぽ券及びジブリパーク大さんぽ券プレミアムと同じく、この特別チケットも、入場月の2か月前の10日となる10月10日木曜日の14時から、先着順で販売をいたします。

 12月27日の県民デーの抽選申込の受付は、明日、9月の25日の午前10時からとなります。ということで、県民デーがあるので、そうだな、今日発表で、明日取れるということですね。

 なお、12月2日から13日までは、メンテナンスのため休園となります。また、12月29日から25年、年明け1月3日までは、年末年始のため休園となりますので、御注意をいただきたいと思います。

 県の公園施設なんでね。ということでございますが、まだまだ始まったばっかりなんでですね、あれですが、だんだんこれが慣れてきたりですね、また、年末年始もやるとなると、もうちょっとこうマンパワーを増やさないかんのでですね、今なかなかこの人手不足状況でありますのでね。鋭意人員の確保やっておりますが、なかなか、なかなか簡単ではないという状況でございますので、そうしたことがね、体制が出来上がってくれば徐々に広げていきたいなと。年末年始もそうですし、例えば時々夜やるとかね、いうのも、もうちょっと体制を整えてからというふうには考えておりますが、今はまず手堅くやるということだと思っております。

 チケットの販売方法は、変更ありません。

 私からの説明は以上でありまして、ジブリパークの新エリアを心行くまでお楽しみいただける便利なチケットでありますので、この機会に是非御利用をいただきたいと思います。

 傾向としてはね、この、もののけの里、魔女の谷エリアのセット券はやはり県内の方が買われる割合が高いですね。他のチケットよりもね。やはり地元の方はもういろいろ、もうたくさん行っているので、特に新しいものが見たいと。一日なかなかこう空かないというかね、半日ぐらいで新しいところ見たいという御要望が強いのかなという感じかなと思っておりますので、また奮って御応募と言いますかね、先着順の販売ですので、よろしくお願いします。

 12月27日の県民デーの分が明日、予約受付なのでということで、今日発表ということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 おかげさまでですね、ジブリパーク、今年は夏が今までで一番暑かったんでですね、あの愛知万博やった時もそうなんですが、あそこはなかなか大きな木がなくて日陰があれなんでですね、ミストをやったりですね、いろいろ工夫はいたしまして、今のところですね、そんな大きな事故みたいなのは、今のところというか、この夏は何とか乗り切ったかなと思いますが、またまたそれはね、今後ともまたそこは工夫をしていきたいなというふうに思います。

 ただ、夏の時、やっぱり明らかに、聞きますと特徴は、みんな建物の中に入ると。そらそうですよね。だから大倉庫が、やっぱりエアコンの効いた、空調の効いたところへみんなやっぱり集中して入るということで。なかなか、8月にあそこ、35度を超えているところで、あそこを外歩くのはなかなか大変だなということではあるかなというふうには思いますが、また引き続きしっかりやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 なおですね、全体的におかげさまで多くのお客さんに来ていただいておりますが、ずっと途切れなく来ていただいているのはですね、やはりここにきてまた、全国的に広域のところから来ている、遠くから来ているお客さんがそこそこやっぱり多いというか、支えていただいていると。今一番多いのはやっぱり首都圏からのお客さんでございましてね、それは有り難いことだなというふうに思ってます。首都圏、それから関西圏も多いですね。関西圏も多いということで、その人たちは、これは新幹線、みんな使って来てくれるんだなと思ってね、感謝感謝ということでございます。

 はい、それがまず1点目。

(4)愛・地球博20祭における県内市町村連携PR企画の実施について

 (【知事会見】☆愛・地球博20祭☆愛・地球博20祭における県内市町村との連携PR企画を実施します! - 愛知県 (pref.aichi.jp))

 続きましてですね、二つ目です。愛・地球博20祭における県内市町村連携PR企画の実施についてでございます。

 ちょっと大きなパネルでございますが、御覧ください。何か、一つずつ、何かこれ見ていると、いや、見てて面白かったなと思いますけどもね。

 この愛・地球博20祭の開幕まで半年です。先週、開幕半年前PRの実施について発表しました。本日は、県内市町村と連携したPR企画をお知らせしますということで、これですね。県内54市町村×モリゾー・キッコロデザインのパネルでございます。

 資料をね、御覧をいただき、お聞きいただきたいと思います。

 資料の1ページです。今回、愛・地球博20祭のより効果的な広報を行っていくため、モリゾー・キッコロの愛・地球博20祭デザインを作成をいたしました。

 ということで、これですね。

 愛・地球博20祭のモリゾー・キッコロのデザインと。なかなかかわいいですよね、これね。モリゾー・キッコロね、たすきをかけて、「20」という風船をね、出してと。愛・地球博20祭ということで。

 なかなかこのモリゾー・キッコロというこのキャラクターは、これで20年経ちますけどもね、時間が経ってもずっと味があって、いいなということかなというふうに思います。

 ありがとうございます。

 それを、こういうふうにいろんな、各市のね、御希望に応じて各市のいろんな名物と掛けたということでございます。

 ということでございまして、このデザインは、愛・地球博20祭という愛称から着想を得て、20周年をお祝いするイメージで作成をいたしましたということでございます。今後、この広報媒体で活用していきます。実際にモリゾー・キッコロはこの衣装を着用し県内各地を広報活動いたします。

 また、全県一丸となって愛・地球博20祭を盛り上げていくため、この度、54市町村御当地モリゾー・キッコロデザインも作成をいたしました。

 ということでですね、資料の4ページの別紙の1というのを見てください。ちょっと小っちゃいけど、これは同じですわ。同じものですね。ということでございます。

 こちらは、54市町村と意見交換を行いまして、各市町村の祭りや名所、特産品等とコラボした、その特色をよく表す、非常にかわいらしいデザインです。

 どの市町村がどの素材とコラボしているかの詳細は、資料の5ページ以降ですね、5ページから11ページまで解説付いてありますので、是非御覧をいただけたらというふうに思います。

 なお、コラボ素材に関する説明は、愛・地球博20祭WebサイトやSNSからも御確認いただけます。

 作成した御当地デザインは、広報媒体やノベルティ等で活用する他、各市町村でも、愛・地球博20祭をPRする際のツールとして幅広く活用をしていただきます。

 名古屋市では、この、なごやめしね。でありますとかね、豊橋は530(ゴミゼロ)運動、岡崎は岡崎城の岡崎花火、一宮がモーニング、瀬戸がね、将棋と瀬戸焼、半田がごんぎつね、春日井がサボテン、豊川が豊川稲荷。それぞれ皆さんありますな。津島が天王祭とかね、碧南が白醤油、刈谷は小玉スイカ、豊田がラリーカー、安城が七夕、西尾が抹茶、蒲郡がみかん、犬山が木曽川鵜飼と、などなどですね、このように各地区の特産をね、こういうふうにPRをしていただいておりますので、それぞれの市でね、またこれもお使いいただけたら有り難いなと思います。

 続いて、資料の2ページです。市町村PRキャラバン及び巡回パネル展です。

 「3 市町村PRキャラバン及び巡回パネル展について」です。

 各市町村と連携をし、県内各地で開催されるイベント等を回るPRキャラバンを実施をいたします。県内市町村の施設等を巡回するパネル展を実施をいたします。

 PRキャラバンの実施時期は、今週末の9月29日から愛・地球博20祭の開幕する前週の2025年3月20日までの約半年間です。コンテンツとしては、愛・地球博20祭デザインのモリゾー・キッコロによるステージ出演や、記念事業のシンボル展示となる「地球の樹」の葉っぱを制作していくワークショップを実施します。

 パネル展の実施時期は、2024年の10月1日から愛・地球博20祭の閉幕日である2025年9月25日までです。パネルの内容は、愛知万博の振り返りや、愛知万博の理念・成果を継承した取組の紹介、愛・地球博20祭のイベント概要をお伝えするものとなっております。

 なお、PRキャラバンとパネル展の現時点での巡回計画は、資料12ページ、12ページでございます。となっておりまして、資料12、13の別紙の3っていうやつだね。ということでございます。記載のとおりです。

 キャラバンの巡回時間や実施するコンテンツ、詳細な情報は、実施時期が近づきましたら、愛・地球博20祭の公式Webサイト、SNSで随時お知らせをいたしますので、是非そちらを御覧ください。

 今週末から順次、県内全域で愛・地球博20祭をPRしてまいります。キャラバンやパネル展は、愛知万博について楽しく学べるだけでなく、愛・地球博20祭についても興味を持っていただける内容です。是非、御家族や御友人と一緒に足を運んでいただいて、楽しい時間をお過ごしをいただきたいと思います。

 ということでございまして、こういう形のスケジュールとイベントをね、いろんな地元のお祭りに合わせてやるというところが多いのかな。ということでございますので、またしっかりとPRをしていきたいというふうに思っております。

(5)「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」学生向けスポーツビジネス講座「AiSIAアカデミー」の参加者募集について

 (【知事会見】「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」 学生向けスポーツビジネス講座「AiSIAアカデミー」の 参加者を募集します - 愛知県 (pref.aichi.jp))

 それではですね、続きまして、3点目でございます。「あいちスポーツイノベーションプロジェクト」学生向けスポーツビジネス講座「AiSIA(アイシア)アカデミー」の参加者募集についてです。

 愛知県は、産学官等の連携によりスポーツ分野のイノベーションを推進し、革新的な事業・新サービスの創出、県内外への展開に取り組むことで、スポーツの成長産業化及びスポーツを通じた地域の活性化を図る、あいちスポーツイノベーションプロジェクトを実施をいたします。

 このプロジェクトを推進するため、あいちスポーツイノベーションコンソーシアムAiSIAを本年6月に設立し、現在、スポーツチーム、企業、大学など83団体に参画をいただいております。参画をいただいておりまして、83。スポーツチームが15団体、競技団体というのは、スポーツ協会とかサッカー協会などで5団体、大学が五つ、それから名商さんや愛知県商工会連合会、あとSTATION Aiも入っていますね。あと、観光協会とか、という団体が5団体。企業さんが43の企業、それから行政が8団体、これはスポーツ庁、中部経産局なども入っています。ということでございます。全部で83団体ということでございます。

 この度、このあいちスポーツイノベーションプロジェクトの一環として、スポーツ産業を支える人材の育成を目的として、学生を対象としたスポーツビジネスに関連する連続講座、AiSIAアカデミーを初めて開催をいたします。

 資料の1ページを御覧ください。

 開催日は、11月17日から2月16日までの間の計5日間、名古屋駅のJPタワーで開催をいたします。

 キックオフとなる11月17日の第1回では、基礎セミナーとして、スポーツチームの運営や自治体・企業との連携プロジェクトで豊富な実務経験をお持ちの、株式会社ザ スモール シングス代表取締役社長 田上悦史(たがみ よしふみ)氏に、スポーツビジネスとスポーツマーケティングについてお話をいただきます。また、県内のスポーツチームを代表して、ジャパンラグビーリーグワン所属のトヨタヴェルブリッツで事業リーダーをされている飯田倫大(いいだ ともひろ)氏に、地域に根差したチームづくりについてお話しをいただきます。

 基礎セミナーを行っていただくお二人の講師の助言を得ながら、スポーツ興行の集客力向上策をテーマとしたワークショップを行う他、トヨタヴェルブリッツの実際の試合会場でのフィールドワークも予定しております。

 参加費は無料。全5回全てに参加可能な方を募集します。定員は30名。スポーツビジネスに関心のある学生の皆さんは是非御参加をいただきたいと思います。という御案内でございます。

 こうした形のね、スポーツ関係のこうしたアカデミーからワークショップからイベントね、これは小まめにと言いますかね、着々とやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(6)株式会社恵の運営するグループホームの譲渡先法人の事業所指定について

 そしてですね、最後にですね、発表事項ではありませんが、ちょっと追加をいたしました。

 株式会社恵のグループホームの譲渡についてですね、事業譲渡について御報告をいたします。資料を御覧いただいてお聞きをいただきたいと思います。

 本日、株式会社恵が運営するグループホームふわふわ幸田及びふわふわ西尾の事業譲渡先である有限会社ケアサポートに対しまして、10月1日を指定日として、障害福祉サービス事業所の指定通知書を施行いたしましたので、報告をいたします。

 幸田と西尾のグループホームにつきましては、指定の取消及び連座制の適用により、10月以降は恵による運営ができなくなります。

 県では、10月以降も利用者に対して必要なサービスが継続して提供されるよう、恵に対して早期の個別譲渡を指導してまいりました。

 この結果、有限会社ケアサポートから、恵からの事業譲渡を前提とした両グループホームの指定申請書の提出があり、審査を行ってまいりました。この度、適切な運営ができることを確認し、必要な手続が完了いたしましたので、指定通知書を施行いたしました。

 資料の「1 障害福祉サービスを行う法人の名称等」を御覧ください。

 有限会社ケアサポートは、名古屋市に本社を置き、介護保険サービス等の事業所を名古屋市、愛西市で運営しております。また、この8月31日から、同じく恵が名古屋市から指定取消の行政処分を受けた緑区のグループホームふわふわの事業譲渡を受け、運営を始めた法人でもあります。

 資料の「2 指定した事業所の概要」を御覧ください。

 指定した事業所は、グループホームケアサポート幸田とグループホームケアサポート西尾の2か所であり、現在恵が運営するグループホームと住所や定員に変更はありません。

 県では、有限会社ケアサポートが運営する10月以降も、利用者負担は現在と同等であること、恵の従業員の多くがそのまま残って、引き続き利用者の支援に当たることを確認をしております。

 県としては、引き続き利用者の意向に沿ってサービスが適切に提供されるよう、市町村と連携して、必要な助言、指導を行ってまいります。ということでございます。

 ということでですね、私ども指定に当たりましてね、ケアサポートからはですね、確認をさせていただいたのは、今申し上げましたが、譲渡後も利用者負担は増やさない、従業員は待遇を変えずに継続雇用する、食事の質を向上させていく、従業員の研修等への参加によるサービスの質を向上させていく、それから、利用者・家族との定期的な意見交換会を行うというようなことをですね、確認をさせていただいております。

 ということで、障害福祉サービス、これは高齢者介護の事業者でございますが、こうした障害福祉サービスについても十分やっていけるということを確認をいたしましたので、本日ですね、9月24日付けで、10月1日を指定日とする障害福祉サービス事業の指定の通知を行わせていただいたということでございます。ということでございます。

 今後はね、残るところの事業所につきまして、恵からは、年内を目途に一括譲渡する方向で取り組んでいるというふうに報告を受けておりますが、県としては、引き続き速やかに譲渡先を選定するよう指導をしているところでございます。

 はい、私からは以上です。

2 質疑応答

(1)株式会社恵の運営するグループホームの譲渡先法人の事業所指定について

【質問】 恵の関係でちょっと確認させていただきたいんですけれども、今回のふわふわ幸田とふわふわ西尾の指定がですね、切れる期限というか、何日まで指定が一応あって、何日以降はなくなるのか確認させていただきたいことが1点と、もう一つ、新しくこの両グループホームを引き継ぐ会社に対しての評価と言いますか、どういった部分で信頼性を感じて指定をするに至ったのかということをもしあれば教えてください。

【知事】 これは前から報告しておりますし、事実関係として皆さんも報道されておられますが、このグループホーム(ふわふわ)幸田と西尾につきまして、この二つともですね、9月末で運営期限を迎えるということでありますので、10月1日から指定するということで、切れ目なくこの障害福祉サービス事業ができるということに今回したということでございます。

 でもってですね、この有限会社ケアサポートにつきましては、もう既に9月からですね、9月から恵のグループホームふわふわ、緑区、名古屋市さんのね、管轄する緑区の事業譲渡を受けて、9月からもう運営をしているということで、そうした実績もあります。

 さらに、この指定をする際におきましてね、私ども福祉部局の方でここは審査をいたしましたが、人員配置、設備、運営などを所定の基準に沿って確認を進めさせた結果ですね、要件を満たすということを確認をいたしております。

 また、これはですね、この法人は、以前から障害福祉サービスへの参入を進めてきた、取り組んできた法人でもありまして、サービス管理責任者についても一定人数を自社で育成しているなど、相応の準備もしているということで、障害福祉サービスの担い手として問題はないというふうに判断をさせていただいたということでございます。

 そして、先ほど申し上げましたように、この指定に当たってですね、譲渡後も、利用者負担は増やさないこと、従業員は待遇を変えずに継続雇用すること、食事の質を向上させていくこと、それから従業員の各種研修等への参加によりサービスの質を向上させていくこと、利用者や家族との定期的な意見交換会を検討することといったことを確認というか、これは、私どもの県の方から、こういったことはちゃんとやってくださいねということを申し上げて、やりますということで確認をいたしましたのでですね、今回、障害福祉サービス事業者としてはですね、要件に合致しているということで、指定をさせていただいたということでございます。

 

【質問】 同じく恵の関係でなんですけれど、元々恵側は一括譲渡という話があって、行政側が年内に期限を迎えるところは分割譲渡もという提案をされてきたと思うんですが、今後、愛知県に関しては2か所が指定先、決まりましたけれど、残りのホームに関しては一括譲渡を前提に交渉していくような形になっていくんですか。

【知事】 いや。これは、だからまだ事業所がですね、この株式会社恵がですね、事業所の方がその一括譲渡を目指したいと、目指しますと、こう言っているので、それは早く譲渡先などね、情報を教えてくださいねというふうに言っているんですね。なので、あくまでもまずは株式会社恵の方がどういうふうに対応、どういうふうな動きをしていくかということを、我々としてはですね、その動きをまた報告を受けて対応していくと、こういうことになります。

 

【質問】 今現時点では、具体的にどこに譲渡したいという話はまだ出てきてはいないですか。

【知事】 聞いておりません。というか、少なくとも私は全く聞いておりません。次にいつ来るのか、期限は。

【福祉局長】 まだ。

【知事】 しばらく先。

【福祉局長】 はい。しばらくないです。

【知事】 この、何だ、緑区とこの幸田と西尾がぽんと来て、あとはもうちょっと後か。

【福祉局長】 12月1日に名古屋市の3事業所が。

【知事】 あっ、そうか。ということだそうですので。ただ、そこはもうあんまり時間がないな。

【福祉局長】 名古屋市で。

【知事】 そこはね。あとはまだ年明けなんだな。そうすると。

【福祉局長】 もう年明けになります。

【知事】 そうか。だから、まあ一括というようなことを言っているんですかね。確かに一括の方があれだね。普通、こういう福祉の事業じゃないけれども、普通、こういう会社とか企業だとしたらですよ、一般の、やっぱり切り分けるよりも一括の方が事業価値は高いということが、一般的にはそうだわね。ということなんでしょう。

 だけど、期限が今回は9月10月と、うちのやつが早く来るから、これは、そんなもん一括なんか間に合うわけないので早くやってくれと、こういう話だったですよね。

 だから、次に来るのだったら、ちょっと、それ、一括間に合えばいいけど、間に合わなかったら、それはまた、それもまた何と言いますかね、そこから途切れるということがないようにね、利用者の方々がお困りにならないようにやってくれということを行政としては言うということになりますよね。

 あとは、だから、確かにまだ時間があるんだったら、一括ということも、それはまず彼らが取り組んでいただいて、それを、我々はその報告を受けて、そこがちゃんとやれるかどうかをまた審査するということになりますね。

(2)アジア・アジアパラ競技大会の宿泊計画の見直し及び大会経費に関する一部報道について

【質問】 アジア大会についてお伺いしたいんですけども、先週あったOCAの調整委員会で、組織委員会側が提案した、選手村の代わりにクルーズ船を活用するといった宿泊計画についてOCA側と折り合わずに、来月末までに計画を見直すことで合意したとありました。

 これについて知事の受け止めと、今後の方針についてどうお考えか、教えていただけたらと思います。

【知事】 どういう報告がされてと言いますかね、どういうふうに皆さん受け止められているかあれですけれども、折り合わなかったわけではなくてですね。今、クルーズ船を私ども1隻確保してですね、4,000人規模のクルーズ船ということでございますが、実際に宿泊すると少なくとも3,000人は入れますよということで、規模としては4,000人規模のクルーズ船ということですが、それも含めてですよ、それも含めて、さらにホテルの分宿と言いますかね、それは、分宿はもちろん競技会場が遠いやつは仕様がないのであれですけれども、元々そういう前提なんでね。もうちょっと拠点性を高めてほしいと。いわゆる選手村に近いようなものをですね、やってほしいということでありましたので、そうしたことについての、何と言いますかね、計画をできたら早く作ってね、作るというか、相談しながらですよ。我々だけじゃそれはできませんので、これまでもそうですが、相談しながら作って、提出といっても、相談するということですね。これまでも我々、誠心誠意、こういうことでやっていきますよということを相談させていただいてね、やってきました。

 なので、選手村を造らずにホテルを借り上げてやるということは去年の3月にはお話をさせていただき、7月にOCAの総会でそのことを公表と言いますかね、提案というかお話しさせていただいて、そうした手順を一つずつ踏んできてですね、やってきた。今年の5月にはクルーズ船ということを活用しますよということもOCAの総会で発表して、一つ一つ手順を踏んで進めてきましたから、今回も、そういった要望があったので、じゃあまた相談してやっていきましょうかねと、こういうことでございます。

 

【質問】 拠点性をもうちょっと高めた、選手村に近いようなものをやってほしいということについては、これまで堅持してきた選手村を造らないという方針を転換することも視野に入っていますでしょうか。

【知事】 もう選手村はもうできないので。物理的に。だから、そういう意味では、クルーズ船もありますけれども、更にもうちょっと、何と言いますかね、たくさん集まれるようなところがあったらいいねということですね。だから、まぁまぁ引き続き相談していく。これまでも相談してきたけども、これからも相談していくと、こういうことです。

 

【質問】 また、アジア大会に関してですね、一部報道で、経費が当初の想定の倍以上になるんじゃないかという試算があるという報道がありましたけど、これについての事実関係はいかがでしょうか。

【知事】 あの、何て言いますかね、我々今、個別の競技ごとにとにかく積み上げてね、経費も含めて計画作りやっていますので、固まっていない数字を出すことはありません。

 そもそもですね、これ、皆さんも御案内だと思いますが、私ども、このアジア大会・アジアパラ大会組織委員会としてですね、会長である私の名前と、会長代行である名古屋市長の名前と、愛知県議員連盟の神野(じんの)県議、神野会長の名前と、名古屋市会の議員連盟の藤田市会会長と4名の連名でですね、これまでも、去年の2023年10月26日、今年24年の2月8日、そして24年の7月18日と、それぞれ3回、国の方に、文科省、そして各国会議員さんにですね、要請を行っております。

 その中で、例えばですよ、例えばアジアパラ大会については(オリンピックの)東京大会と同じように、東京大会は4分の1国が支援していますので、同じような支援をしてくれということと、あと、アジア大会につきましてはですね、物価高騰など社会経済状況の変動等による増額分について国において必要な支援を行うこと。要は、もう増額分、いわゆる物価高騰などでですね、社会経済情勢の変化でもう経費は上がっていると。なので、その分は支援してくれという文書はもう出しているんですね、去年の秋から。これは、この議員連盟は9月にこれやりましたから、この文書も9月に、去年の9月に出してますので。

 それはあれですよね、これは2016年の9月のOCAの総会で決まったので、この時の予算組みはですね、2015年の物価水準なんで、それはもう9年経ってますから、上がっているに決まっているんでですね、下がってるわけないので。それも相当上がっているのは皆さん肌感覚でお分かりだと思いますから、それを、その増嵩分については国が支援してほしいということはもう文書で出してるんですね。

 なので、そういう意味では、相当経費的にはね、上がっている、厳しい状況だということは、もう去年から、1年前から認めて、その分は国が負担してほしいと、支援してほしいということは要請をしております。

 ただ、その段階の、その数字でどうかということについては、何と言いますかね、今、各競技ごとにですね積み上げて。スポーツ大会ってそういうもんですからね、たくさんの競技がありますから、それぞれ積み上げてやっておりますから、それについて固まった数字はないということでございます。ないものはお示しできないということでございます。

 なので、どういう数字がどういう経緯で報道されたのか我々分かりませんが、分かりませんが、こういうような数字はないということでございます。どういうふうにいって、どうして作られたのかはよく分かりませんけれどもね、そういう数字はない。だから、ただ上がっていることは事実なんで、上がっていることについて国の方に支援をしてほしいという要請は1年前からさせていただいているということでございます。

今日は以上です。ありがとうございました。