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2024年10月1日(火曜日)午前10時
1 知事発言
(1)愛知県「休み方改革」プロジェクトの「ジャパン・ツーリズム・アワード」国土交通大臣賞受賞について
それではですね、最初に、まず、愛知県「休み方改革」プロジェクトが「ジャパン・ツーリズム・アワード」の国土交通大臣賞を受賞したということについて申し上げたいと思います。
お手元にですね、こちらの、これ、9月26日、先週のですね木曜日に、東京ビッグサイトでのですね、「ツーリズムEXPOジャパン」でですね受賞したということで、資料がお配りしてありますので、これも御覧いただきながら、改めてちょっと発言したいと思います。
この度ですね、日本政府観光局、JNTO(ジェイエヌティーオー)と公益社団法人日本観光振興協会、そして一般社団法人日本旅行業協会、JATA(ジャタ)が主催する「ジャパン・ツーリズム・アワード」におきまして、愛知県が推進している「愛知県『休み方改革』プロジェクト」が国土交通大臣賞を受賞し、9月26日に、東京ビッグサイトでのツーリズムEXPOジャパン会場で表彰いただきましたということで、これがその賞状でございます。
9月26日は、御案内のように県議会本会議でございましたので、私は行けませんので、局長も行けませんのでね、県の職員、しかるべき者が行ってもらってきたということでございます。普通はこういうのは、この「ジャパン・ツーリズム・アワード」で最高賞なので、普通、私が行ってもらってくるっていうのが本筋だと思いますが、やはり県議会本会議ということでありましたので、いただいてきたそのものでございます。大変有り難いことでございましてね。この「ジャパン・ツーリズム・アワード」というのはですね、ツーリズムの拡大・活性化に貢献した組織・企業・団体・個人の取組を表彰をしていただくものでございまして、国土交通大臣賞は、経済産業大臣賞とともに最高賞となります。
受賞の評価ポイントとしては、3点と伺っております。
まず1点目としてですね、観光業界の長年の課題であった観光需要の平準化に資する休暇の改革を愛知県庁が主導した点。2点目は、他の都道府県の同様の取組の先駆者となった点。3点目は、経済界・労働界・教育界が一体となって改革に取り組んでいる点という、3点でございます。
大変光栄であると同時に、休み方改革を一層前進させていかなければならないという思いを新たにいたしております。
休み方改革を一緒に取り組んでいただいている多くの宿泊・観光施設を始め、経済界、労働界、教育界の皆様と受賞の喜びを分かち合うとともに、今回の受賞を契機として、休み方改革を国民運動として幅広く推進していくため、全力で取り組んでいきたいと思っております。よろしくお願いをいたします。
ということがまず第1点。
ちなみにですね、資料の私のコメントの2枚目にですね、概要というのがありましてね。今年、2024年の受賞で、国土交通大臣賞は愛知県、経済産業大臣賞はナビタイムジャパン、観光庁長官賞はですね、この3者という形でですね、受賞ということで、3枚目が休み方改革プロジェクトの概要ということでございます。
大変栄誉なことでございましてね、これを弾みに、更にね、休み方改革を前に進めていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
(2)2024年10月に開業するSTATION Aiの会員状況について
(【知事会見】2024年10月に開業するSTATION Aiの会員 (スタートアップ及びパートナー企業等)状況について - 愛知県 (pref.aichi.jp))
それではですね、まず第1点目でございます。スタートアップのSTATION Aiについて申し上げたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
これはですね、今年の8月21日に、STATION Ai会員パートナー企業の申込み状況、7月5日現在というやつを資料提供させていただきました。これは、パートナー企業という形でですね、150者を超える申し込みがあったということでございましたが、いよいよ、今日午後と言いますか、今日お昼ですな、皆さん内覧会をね、していただきますので、併せて資料提供と言いますかね、データ提供という意味で、今日、今、現時点での状況を御報告をさせていただくということにいたしました。御覧をいただき、お聞きいただきたいと思います。
日本最大のスタートアップ支援拠点STATION Aiにつきましては、約3年にわたり準備を進めてまいりましたが、この度、建物が建設が完了いたしまして、昨日、9月30日に建物の引渡しを受けました。検査も完了してね、そして引渡しを受けました。
これはBTO、Build Transfer Operate(ビルド トランスファー オペレイト)でありますから、PFI法に基づいて要求水準書を作り、そしてそれに基づいて民間企業が手を挙げていただいて、予算は県が用意をいたします。これだけの予算の枠の中でということになって、設計、建設、施工をですね、民間企業にやっていただいて、造ったらTransferということでこちらに、行政に所有権が移管をし、オペレーションをですね民間にお願いをすると、こういう形のもので、その運営をBuild Transfer Operate、BT+コンセッションというやり方で、IGアリーナもそうでございますが、全国的には非常に珍しいと言いますか、最先端のやり方でやってきていると。こういう、非常にコストパフォーマンスがいいし、運営が非常に、民間活力がというか、その民間企業が責任を持ってやってくれますからね、非常に弾力的で、先端的な運営ができるということでございます。
ということで、昨日引き渡しを受けて、昨日付けでですね、9月30日付けで、運営権対価が2.55億円でございます。これが15年だったっけ。10年か。10年で2.55億円の運営権の対価を支払いをいただきましたので、本日10月1日から運営権、10年間の運営権をSTATION Ai株式会社に設定をしたということでございます。
本日10月1日からSTATION Aiのオフィス部分を開放いたしますので、今後、入居手続が完了したスタートアップやパートナー企業等が順次、順次入居をしてまいります。
ちなみにですね、これまでの経過を申し上げますと、2018年10月にAichi-Startup戦略というのを作らせていただきました。そして、そこにですね、中核施設としてSTATION Aiを位置付けさせていただきました。そして、2019年9月にですね、今から5年前の9月にSTATION Aiの構想を公表し、その後ですね、PFIでですね、民間事業者の募集をやりますよと言ってですね、2020年の頭から始めたんですが、2020年の2月からコロナになって、一旦中断をいたしました。
コロナがとりあえず第1波、第2波と収まってまいりましたので、要求水準書をもう一回見直しを行って、2020年の11月、4年前の11月に事業者の募集を開始し、8か月の募集審査期間を経て、2021年7月にソフトバンク株式会社を落札者として決定をし、そして、2021年9月に基本協定の調印、そして2021年10月に、ちょうど3年前の10月にSTATION Ai株式会社と事業契約を締結をいたしました。
なので、この3年間でですね、設計、建設、施工という形で全部済んでですね、引き渡しを受けたということでございます。
そして、PRE-STATION Aiは2020年の1月からWe Workグローバルゲート内にPRE-STATION Aiを開設をいたしまして、最初はスタートアップが9者、9者で2020年1月にスタートいたしまして、そして2022年4月ですね、2年半前の4月からですね、このPRE-STATION Aiの運営もSTATION Ai株式会社が担うということになりまして、助走運転、暖機運転をして、そして今日施設が完成をして、この10月から晴れてスタートということでございます。
この間、2022年5月にはですね、STATION Ai Central Japan1号ファンド、15億円のファンドも作りまして、今、17者にもう投資をいたしております。なので、2年前にファンドも作って投資もし、どんどん準備を進めてきたということでございます。
そういった中で、いよいよ今日から入居が始まりますが、ちょっと前置き長くなりましたが、2段落目ですが、STATION Aiメンバーにつきましては、10月31日のグランドオープン時には、スタートアップは約500者、スタートアップは約500者入居をいただきます。パートナー企業は、事業会社や金融機関、支援機関等約200者、200者が当初会員となる予定でございます。
この会員についてでございますが、スタートアップにつきましては、資料の2ページのですね、資料の2ページの「1 施設の建設・運営に携わっているスタートアップの一覧」を御覧ください。
会員スタートアップ全体の一覧は、現在精査中でございます。どういうロゴで、どういうふうな紹介したらいいかっていうやつを、一者一者確認せないけませんのでね、どこまで情報を提供をしていいか。500ありますから、ちょっと、ちょっと時間がかかりますので、お待ちを。10月31日までには当然作りますのでね、お待ちをいただければと思いますが、数としては、今500者ということでございます。お申し込みをいただいているのがね、500者ということでございます。契約を含めてね。
ということでございますが、例えば、2ページの1ですが、施設の建設・運営に携わっているスタートアップの一覧です。これは参考でございまして、5者だけ載せさせていただいています。
この5者はね、STATION Aiでは、施設内の各機能に、PRE-STAION Aiの会員であるスタートアップのサービスやプロダクトなどを積極的に取り入れることにいたしました。今後もこうした取組を続けて、会員スタートアップのビジネス展開を支援するとともに、STATION Aiの施設機能の最先端化や強化を図ります。
5者見ていただきますとね、例えば、一番上は配筋・配管検査の検証をデジタルツインプラットフォームで行うものということで、コストを抑制しますよと。二つ目は、防犯カメラを活用したAI画像解析ソリューションということで、館内とかを防犯カメラ等でやってですね、館内の施設管理に資するもの。それから、DXソリューションを用いての次世代ホテル宿泊体験ということで、これは施設の、今日内覧会に行っていただくと分かります。今日、施設の7階にですね、宿泊機能を用意いたしておりますので、それをこのSQUEEZE(スクイーズ)さんにやっていただく。それから、植物廃棄物から生まれたサステナブルな家具プロダクトをSTATION Ai内に設置するということで、いろんな植物の廃棄物、残渣(ざんさ)をですね固めてプラスチック系にしたものをですね、花の鉢とかいろんなそういう、建物の中の、何て言いますかね施設、机に使ったり、椅子に使ったり、鉢に使ったりということで、そういったもので協力をしてもらう。それから最後のですね、五つ目、株式会社ヘラルボニーさんは、唯一無二の存在感を放つ異彩作家たちのアート作品、いわゆる障害者のアート作品をですね、これをですね、そういった施設の中に展示・配置するということで、施設の中をそういう障害を持った方のですね、アート作品がふんだんに飾られておりまして。結構大きなものもたくさんありますので、圧倒的な存在感でございまして。
このヘラルボニーさんというのは非常に評価を受けていてですね、9月、私、STATION Fに5回目の訪問をしましたが、実はSTATION Fに入っていると。申し込んで、パリでSTATION Fに評価されて、入れてもらったと。今、ヨーロッパでその事業を展開しているということでございましてね。
いや、私は、パリでヘラルボニーさんに、いや、STATION Fさんに入れてもらってますって言って、そこで初めて知りましたけどもね。まあいいんです。どんどんやっていただければいいので。
見ていただくと、今日も、圧倒的なその存在感に、すごい圧倒される感がありますけどもね、是非今日は楽しみに御覧いただければと思います。
とりあえず施設のそうした中の建設・運営に携わる、こうやってスタートアップも活用して運営するということで、これ全員PRE-STATION Aiに入っているということでございます。
続いて、「2 STATION Ai会員(パートナー企業等)企業一覧」でございます。詳細は別紙の1ということでございまして。
別紙の1だから、これか。これですね。裏表の企業がばばばっと書いてあるやつでございますが、この一覧表はですね、現時点で入居手続が完了し、公表の承諾をいただいている企業を掲載いたしましたので、これ全部で、これパートナー企業ですね、入っていただいて、応援していただくという企業。これ全部でね、名簿はね、146者でございます。載っけていいよと言ったものでございまして、8月21日は、これは122だな。8月21日に資料提供したのは122、今回146。載っけていいよというふうに一者一者了解取っておりますので、ということでございます。
これはですね、トヨタ自動車、中部電力、名古屋大学を始めとする、世界から注目される技術力、研究力を持った企業、大学などが、パートナー企業としてスタートアップとのオープンイノベーションを引き起こしていくということです。その他には、三菱UFJ、みずほ、三井住友といった全てのメガバンク、また、東海東京証券など金融機関も参画し、スタートアップ企業の成長を強力にサポートいたします。
また、STATION Aiではですね、スポンサーメニューを設けておりまして、別紙の2のSTATION Aiのスポンサーの一覧を御覧ください。
これ、37の企業がありますが、これはプレミアム、スタンダード、ライトという形でですね、3種類ございますが。
これはいいんだな、金額を言って。プレミアムがですよ、こちらには、STATION Aiには毎年。これは毎年でいいんだな。
毎年毎年ですが、応援していただけるということで、これは1,000万なので、これ、消費税込みで1,100万円、スタンダードが330万円、ライトが33万円ということで、それぞれSTATION Aiの中に会社名が入る、いろんなロゴが入る、いろんなプログラムが使えるという形で、応援をしていただけるものでございます。
ちなみに、プレミアムはですね、8者でですね、トヨタ自動車、三菱UFJ、みずほ、三井住友の3メガバンク、東海東京証券、十六フィナンシャルグループ、アオキスーパー、ソフトバンクの8者がプレミアムと、毎年1,100万円いただいて、御支援をいただけるということでございます。
スタンダードが3者で、名古屋銀行、名古屋鉄道、三重トヨタ自動車株式会社。これは330万。
ライトが33万円ということで、この残りの26者ということですね、でございます。
これはまた更にですね、営業、お願いをさせていただき、これを増やしていきたいということでございます。
ちょっと違いますが、ジブリパークもオフィシャルスポンサーがありますが、ジブリパークも毎年、これより多いですけどね、1者当たりは。何千万というオフィシャルスポンサー料をいただいて、それが25者、6者だったかな、今。という形で、サポートして応援をしていただくということでございます。
さて、そういうことで、このSTATION Aiは、開業5年後を目途に、スタートアップ1,000者の集積を目指しておりまして、ここ愛知に世界最大のスタートアップコミュニティを形成をしてまいります。スタートアップや事業会社、大学、支援機関はもとより、学生や社会人など数多くの方々に御参画をいただいて、皆さんとSTATION Aiを作り上げていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
ということで、資料の説明は以上ですが、資料の1、2、3ページが、こういう7階建ての建物でございます。7階と、途中でだから、片側がですね、公園側の方が6階で、こっち側の方がM6階とかM5階とかですね。互い違いになっておりますので、なかなか非常に印象的な建物でありますし、延べ床2万3,600平米っていうのは大きいですよ。この県庁の本庁舎が2万8,000平米ちょっとなので、この県庁の本庁舎の確か82パーセントあったと思いますがね。違ったかな。分からない。
【経済産業局長】 ちょっと分からないです。
【知事】 まあいいや、後で。県庁の本庁舎の延べ床をいえば、割り算すれば出るので、すぐ聞いてくださいということなので。
私も、一昨日、日曜日の午後ですね、できたので、視察、初めて中入りましたけれどもですね、いや、昨日も議会で申し上げましたが、自分で造っておいてなんですけど、こんな大きいのかと思いましたけどね。いや、この規模感というのは、スタートアップの支援拠点というか拠点施設でこれだけの、2万数千平米という規模感は、日本にはもちろんありません。アメリカにもない。例えれるのは、ほぼ、ほぼ、STATION Fは3万平米ありますけど、ちょっとオープンスペースがどーんとあるので、使っているスペースだけからしてそう、全く、全く遜色ないんじゃないかなと。ですから、世界規模のものを造ったということですね。
でもって、僕は隣の鶴舞公園、サッカー場がですね、どうかなと思ったんですけども、日曜日、サッカーをね、こっち。子供のサッカーが2面、大人のサッカー場が1面で、サッカー試合やりながらね、何か楽しそうにやって。上から見ると、そのサッカー場と向こう側に鶴舞公園の緑があってね、名古屋市公会堂があって、その向こうに名大病院の建物があって、こっちに名古屋市の中央図書館があって、森の中のこんな雰囲気でね。
いや、何となしにあの雰囲気は、やっぱりパリのSTATION Fは周りが市街地とかビルなんで、緑じゃありませんのでね。この雰囲気でこの都心でというのは、まぁ、明らかに世界に誇れるものかなというふうに思いましたね。
なので、そこに入ってきていただいている方と、これから、もう毎日毎日マッチングをしながら、いろんなですね、ピッチイベントから企画をやり、正に看板どおり日本最大のですね、スタートアップの拠点。それから、STATION Ai株式会社の佐橋社長はね、一昨日も言っておられましたが、STATION Fがヨーロッパのハブ、スタートアップのハブになっていると。いわゆるヨーロッパ中で、ヨーロッパでスタートアップで起業したかったら、もうとにかくSTATION Fに入りたいと。募集の待機が1万者いるんですよ、スタートアップ。あそこに入っているのは1,100社。1万ウェイティングしていると。2年でローリングするから、空いたら、空いたら、それをいいやつから入れていくということになりますが。併せてですね、我々のSTATION Aiはですね、日本ではなくてアジアのハブにしたいと。アジアのハブにしたいということで、そこはですね、しっかりやっていきたい。
ですから、シンガポール国立大学のBLOCK71(ブロックセブンティワン)ジャパンオフィスももう入ります。これは、11月1日にBLOCK 71 NAGOYA(ブロックセブンティワンナゴヤ)のですねオープニングセレモニーをやりまして、NUS(エヌユーエス)のですね、タン・エン・チャイ総長も、10月31日、11月1日と来ていただきますのでね。一緒にテープカットをやり、そのシンガポール国立大学のスタートアップ拠点と連携をしてスタートアップをお互い送りっこしようと。で、シンガポール国立大学が育てたスタートアップを我々が日本でのマーケットの開拓の支援もするし、ソフトバンクのネットワークを使って世界にも打って出ると、シリコンバレーにも打って出れるということにする。で、我々発のスタートアップもシンガポールに送ってですね、NUSに、アジアのですねマーケット開拓もメンターなり支援もしていただくということであります。
あともう一つ強固に連携しているのが、中国・精華大学のTUS(タス)ホールディングスとですね強力に連携をしておりまして、同じことをやります。TUSホールディングスは、スタートアップこれまで5,000者育成をしてきてですね、巨大なものも作っていると。で、我々の作ったスタートアップを中国マーケットの開拓などもですね支援をする。彼らも、精華大学発のスタートアップもこちらに送り込んでもらって、どんどんこれはですね、日本なりアジアのマーケットを開拓する。そういった形でのですね連携をね、引き続きしていきたいということでございます。
資料の4ページが外観と写真と、ということでございますが、今日御覧を、この後御覧いただきますので、大いに楽しみにしていただければ有り難いというふうに思っております。
なので、そうか、今来た。県庁の延べ床面積が2万8,314平米。この本庁舎ね、2万8,314平米。STATION Aiが2万3,600平米なんで、83パーセント。この建物の83パーセントあるので、皆さん今日見ていただいて、その規模感をね、見てくださいということでございます。外観とかロケーションも含めてね、これはいいなというふうに思いましたけどね。
あと、ただ、こちら側の南側の方は市街地、住宅街であります。目の前にラーメン屋さんが1軒ありますけど、これ、むちゃくちゃはやるだろうなと思いながら見ましたけどね。あんまりどこと言うと怒られるので、言いませんが。
ということと、あとはね、今、直近でね、スタートアップでユニコーンですね、企業評価10億ドル以上のですね、スタートアップ、ユニコーンの数が世界で1,250。アメリカが671、中国167、インドが70、イギリス55、ドイツ31、フランス27、イスラエル24、カナダ21、ブラジル17、シンガポール17、日本が8で14番目と、こういうことでございます。何とかこれをですね追っかけていきたいというふうに思っております。ようやく、ようやく追っかけられるツール、手段がね、できたというふうに思っておりますので、これでしっかりと追っかけていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
あとですね、パートナー企業200者などでですね、今申し上げました企業、大学。企業さんは今申し上げましたが、大学も入っていただきます。パートナー企業としてね。パートナー会員、大学もね、名古屋大学、名古屋工業大学、南山大学、名城大学、藤田医科大学などでございます。それから公的機関はね、国立長寿医療研究センター、中小機構、ジェトロ、そういったところにも入っていただきます。またですね、公的機関の中に、市の名前、市はいいんだろう、言っても。
市で、今入ると言っていただいて、もう準備しているのは、豊橋市、日進市、岐阜市ということでございまして、しっかりと連携をしていきたいというふうに思っております。
ということで、STATION Aiの御報告でございました。
(3)県民の皆様に交通安全を呼びかける知事メッセージ動画の配信について
(【知事会見】県民の皆様に交通安全を呼びかける知事メッセージ動画を配信します - 愛知県 (pref.aichi.jp))
続きましてですね、もう1点申し上げます。交通安全のお呼び掛けでございます。県民の皆様に交通安全を呼び掛ける知事メッセージ動画の配信です。
愛知県における昨年の交通事故死者数は145人で、5年連続で全国ワースト1位を回避をいたしましたが、前年比で8人増加をして、2年連続の増加となりました。本年も、昨年同時期と比べて事故死者数は減少しているものの、年初から交通死亡事故が多発するなど、大変厳しい情勢が続いております。
ということで、これでございますが、このグラフは、県内で過去5年間にですね発生した交通死亡事故数の月別の集計でございます。例年ですね、この月別御覧いただきますとね、月別を見ていただきますと、例年、10月、11月、12月と交通死亡事故が多発をいたしております。
これからの時期はですよ、日の入りが早くなりまして、運転者から歩行者や自転車が見えにくくなる、そういう薄暮の時間が増えてくるし、暮れてくるのが早いと。暮れてきますとね、明るいところから暮れてくると、目がすぐは慣れないということなどもあり見えづらいと。夕暮れ時に、歩行者、自転車利用者が被害に遭う交通事故の危険性が非常に高まるということでございます。
そこで、悲惨な事故を一件でも減らせるよう、私から県民の皆様に向けまして交通安全について注意を呼び掛けるためのメッセージ動画を制作し、配信をすることといたしました。
県警察では、夕方のね、5―7は魔の時間、5時―7時は魔の時間と言って、気を付けてねというふうに呼び掛けをいたしております。
資料3ページの別紙を御覧ください。別紙を御覧ください。
メッセージ動画では、まず、ドライバーの方に向けまして、危険を早期に発見をしていただくために、早めのライトの点灯とハイビームの活用を呼び掛けています。
次に、自転車利用者の方には、信号の遵守、一時停止場所での必ずの停止、左右の安全確認に加え、ヘルメットの着用を呼び掛けております。
さらに、歩行者の方に向けて、危険な横断は避け、横断歩道を利用すること、そして、外出する際は明るい色の服装と反射材の着用を呼び掛けております。
このメッセージ動画は、本日10時から12月31日の火曜日まで、資料2ページ目に記載をしております県Webページなどから御覧いただける他、イベント等でも活用してまいります。
県民の皆様には、是非、今回制作したメッセージ動画を御覧をいただいて、交通安全を自らの、そして御家族の問題として捉え、交通ルールの遵守と安全運転・安全行動に努めていただきますように、よろしくお願いを申し上げます。ということでございます。
ということで、交通安全、ここにありますようにね、この秋以降の、特に年末に向けての11月、12月が非常に交通事故が増え、死亡者も増えるということでありますので、是非ともお気を付けをいただけますようによろしくお願いを申し上げます。
現在の全国では、東京に次いでのワースト2位ということでございまして、非常に厳しい状況でございますので、よろしくお願いをいたします。
はい、私からは以上です。
2 質疑応答
(1)2024年10月に開業するSTATION Aiの会員状況について
【質問】 STATION Aiで伺いたいんですが、今回パートナー企業が200者ということで、そのうち、愛知県で強い製造業が多く入ると思うんですが、特にトヨタが入る意義について教えてもらえますでしょうか。
【知事】 トヨタ自動車さんはですね、特に新規事業部門及びですね、こうしたデジタルや水素や環境関係とかですね、そういった新しい分野の新規事業開発の部隊の大部隊を送ってこられますので、相当な規模感で送ってこられます。実際の占有のそういった席数とか、あと、部屋とかですね含めて、参加されるこのパートナー企業さんの中では最大規模の部隊を送ってこられますので、その新規事業の開拓にかける意気込みというのをですね、大きく感じております。
別途、今、グループ企業さんにもね、トヨタさんが入りますからということも含めて、今営業と言いますかね、御案内させていただいておりまして、順次、これも入っていただけるというふうに思っておりますので。やはり愛知でやりますからね、愛知でやりますから、何といってもトヨタさんが最大規模で入っていただけるというのは、それだけ我々地元の行政、それから地元の企業、経済界の意気込みというのが分かっていただけるのではないかと思います。
そういう意味では、このSTATION Aiのですね、事業展開に大いに弾みがつくものと期待をいたしております。
【質問】 同じくSTATION Aiで2、3あるんですけれども。
一つはですね、自治体ですね。先ほど、岐阜市、豊橋市、日進市とありましたけど、スタートアップというと、どうしてもいわゆる事業、経済ということだと思うんですけど、自治体が入りにきている意図がもしここで分かれば教えてほしいというのが一つと。もう一つ、スポンサー企業の今日発表があったんですけれども、先ほど、様々なプログラムが利用できるという話だったんですけれども、具体的に言うと、いわゆる入居企業と同じようなサービスが受けられるということなのか、それとも、スポンサー特有のプログラムがあるのか、どういうことでしょうか。
【知事】 これは、いわゆるスタートアップの皆さんにはこういうサービスがありますよということ。それから、パートナー企業さんには、こういうふうな形でですね、この施設の中にこういうロゴが入り、こういったことがある。そしてまた、こういったサービスがありますよということは、それぞれお品書きを出しておりますので、またそれは部局にお聞きをいただければかなというふうに思います、というのが1点。
それからですね、特にやはり今回スタートアップの企業さんはそこに入っていろんな情報を得て、そしてまたSTATION Aiがいろんなメンターの機能、いわゆる伴走支援も含めてメンターの機能を持ち、ファウンディングでですね、見込みがあれば、出資、投資もする、融資もする、いろんな企業さんとのマッチングをする、そういったサービスがありますから、これはこういう形であれする。
パートナー企業さんもですね、そういった面で、彼らが考えている様々な事業、こういった分野について、こういった課題をね、自社の課題、新しいこういった新商品を作りたいけれども、こういった面での技術なりビジネスモデルなり新しい展開なりマーケティングなりと、こういうスタートアップはないかという募集をかけて集まってもらって、何て言いますかね、コンペやるというようなことがしょっちゅうやれるんですね。しょっちゅうやれるんです。
会社の名前言っちゃいかんのだよな、大阪のとある大手。大手空調メーカーさんは。どことは言いませんけどね。言っちゃいかん。日本を代表する超優良企業さんがうちのSTATION Aiを使ってですね、こういう課題、ソリューションができないかと、こういう課題についてできないかといってあれしたら、スタートアップ、それについてのもうこんな技術あります、こんなんがありますというのと、いや、それだったらこういう解決の仕方がありますよっていう、全く想定していなかったスタートアップさんが提案があってですよ、もうそれぞれ何社かともう秘密保持契約を結んでですね、個別に契約交渉、今始めているんですね。
こんなことができるのかというんで、超大手、超優良企業、日本を代表する、世界のマーケットに打って出ている企業さんが気付きを得られたということで、我々のSTATION Aiをこれからも御利用いただけるということになっていますので。そういう時代なんですね。いや、私もその話聞いてちょっと驚きましたけども。
だから、パートナー企業さんは、そうした形のですね、気付きなり新しい発見なり、いろんなところのネットワーク、今までの自分たちのテリトリー、エリアとは別のものが得られるということになるのではないでしょうかね。
現に、パリのSTATION Fはそうなっているんですね。なので、パートナー企業さんもとにかくウェイティング、ウェイティングで待っているわけですよ。空かねえかなと言って。空きませんけどね。空きませんけど、待っていると。もちろんスタートアップはもうずっと待っていると。ウェイティングサークル1万者いるらしいですけども、待っているということ。あそこに入ること自体がブランドなんで、我々もそれを、アジアのハブを目指していきたいというふうに思っています。
更に付け加えて、具体的なことについてはまた部局の方でね。当然そうやって、我々、こういうメリットがありますよという形で営業させていただいていますのでね。出展すれば、あと、スポンサーになっていただければ、こういうサービスを我々させていただきますということをやっていますので、またお聞きいただければ。
一番はやっぱりマッチング、マッチングだということだと思いますね。
【経済産業局長】 市町村が入居する意図は。
【知事】 市はね、それぞれいろんなお考えあると思いますけども、一番のあれはですね、やっぱりそこに職員送って、今スタートアップの状況どうなっているかというようなことと、あと、個別のスタートアップといろいろつながりを付けて、例えば自分の市、自分の市にあるスタートアップと結び付けたいとかね。多分、自分のところがこの施設を使っていろんなピッチイベントやりながら、自分のところのスタートアップもこっちに紹介したり、ここにいるスタートアップを是非、企業誘致という観点で引っ張っていきたいと。いわゆる事業展開するときにね、物を作って製造する場合に、うちの地域には、こんな企業がいっぱいありますよと。だから、あなたはこれ考えたことも、製品化するのに、うちにいる企業でやれますよと、そういうマッチングをしたりとかね。とにかく情報がなかったら営業かけられませんから。外にいたんではですよ、外にいたんでは、どこにどういう会社があるかって分からないので、そういう意味で、職員常駐させて常にそのピッチイベントに参加しながら、あっ、こういうのがある、こういうのがある、こういうのがあるとかいうことで、じゃあこれだったらうちの地元の会社とペアリングできるな、マッチングできるなということをお考えではないかなというふうに思います。
そういうことでいいよな。多分な。
もし何か足らなかったら、また部局に聞いていただければと思いますけど。
(2)河村名古屋市長の衆議院議員総選挙への出馬に関する一部報道について
【質問】 河村市長が出馬されるというお話が出ているんですが、それについてコメントをお願いします。
【知事】 コメントというかですね、今日一部報道で拝見をしまして、正直、驚きましたけどね。驚きました。そんな気はないと私は思っておりましたんで、正直、驚いたということでございます。
ございますが、この報道によると、もう辞表を出すと、議会にね。市議会に出されるということでありますけれども、私も報道で知る限りでありますが、今後、市議会が、あれは市議会の議決が要るんだよね。確かね、辞職するのに。だったよね、確か。
なので、そういう意味では、またそこで議論がされるんだろうというふうには思いますが、まあちょっと今議会中でね、補正予算も含めて議案かかっているわけですよね。かかってるわけだから、それが、議決も終わることなしにですよ、「やーめた」と言って辞表出すというのは、普通は、まずは無責任じゃないかというふうに言われますよね。そのこと1点で。
じゃあ、その議案は、提案した議案は、補正予算の予算議案も含めてどうでもよかったのかと。議決なんか要らないのかと。やらんでもええのかと、それだったら出すなという、ということになりますわな。それはまず、ちょっと議会の途中で議決もなしにあれするという、その対応は、まずは無責任というふうに言われますよね、当然ね。
その上でですよ、その上で、任期途中で、それも議会の最中にこういうふうに辞表を出されるということでありますとね、あるんであれば、そこは、これまで、まずは今回の議会対応、9月議会に出した予算、議案とかどうするんだ、この9月議会の最中の議会対応どうするんだということもありますが。それに任期途中でありますから、これまでの間にですねやってきたことについて、当然、当然議会及び市民から説明をしろという話になりますよね。
なので、例えばですよ、最近で一番大きなやっぱり話題、課題としては、名古屋城のね、天守閣の関係に関連して障害者差別発言があったと。去年の6月ですよ。名古屋市が作った市の検証委員会で、先般9月にですね、9月にその報告書があってですね、河村たかし市長、市幹部のですね、人権感覚の薄さが問題の背景、遠因にあったというふうなことをばしっと指摘をされておられるわけですね。その障害者差別についてですね、第三者、弁護士さんも含めたこの第三者委員会で、人権感覚の希薄さ、人権感覚がなかったというふうに厳しく指弾されているわけですね。
そのことについて、御本人から説明はまだないんじゃないでしょうか。それはやはり釈明をしていただかなければいかんということだと思いますね。まずは、そのことを当然問われるんじゃないかと思いますし、そのことで関連すればですよ、とにかく職員にですね、パワハラがあったというふうに指摘をされですね、これまた名古屋市がパワハラがあったかどうかをですよ、河村たかし市長とですね、河村市長と松雄副市長のパワハラがあったということはこの報告書に書かれていて、これを、名古屋市の総務局が事務局になって、その調査委員会をですよ、弁護士さん3人で立ち上げられましたよね。だから、それについてもどういうふうにお答えになるのか、説明されるのか。御本人も、その調査委員会はそれぞれ、河村氏も松雄副市長も呼んでヒアリングして調査すると言っていますから、そういったこと、一つ一つ指摘されていることに、まずはお答えしなきゃいかんのじゃないでしょうか。まずはお答えしなきゃいけないんじゃないでしょうか。
そういうことなしにですね、何か市長は「やーめた」と。衆議院解散になるから衆議院選挙に出るんだわと言っても、それはですね、私は、政治家としてはやはり説明が足らない、説明責任を果たしていない。無責任だというふうに当然言われることになるんだろうというふうに思いますね。まず、その点についての説明、それはしっかりとやっていただきたい。
そういうこと言うと、この任期、あと半年というか、あと7か月ですかね。この7か月ですけど、この任期中にですねやられたことですね。例の署名の偽造・捏造問題だってですよ、10人逮捕されて3人懲役刑ですよ。戦後最大のですね、選挙違反と言われてしかるべきだと思いますね。その首謀者と言われている河村たかし氏がですね、何にもしゃべっていない。10人逮捕されて3人懲役刑ですよね。署名の偽造・捏造ですね。40万に上る署名の偽造・捏造をね、やったことについて、彼の事務所に、河村事務所にあった名簿を使ったということを本人も認めているわけですから、それについて、何ら釈明もされないということについてですね、やはり説明責任を果たしてもらわないかんということを申し上げたい。などなどですよ。
そういった、この任期中にやられたことについては、やはり当然正されると思いますから、それは答えないかんのじゃないでしょうか。
それと、名古屋城の天守閣問題もね、全く進んでいませんよね。これ、もう1年半これで、この障害者差別問題で止まっている。そもそも私はね、今はどういう調査をされてどういう形になっているか、それから、障害者団体がエレベーター作ってくれなきゃとても、これ、障害者差別じゃないかと言っている問題なども含めてですね、進んでないと。
私、ちょうど2019年の夏、5年前ですよ。にもかかわらず、彼のあれでですね、100億円でもう木材買っちゃったんですよね。木材100億円で、5年前。私、当時、2019年夏に、これ全部、木材って金属と違ってですね、どんどん劣化していくんですよ。で、今、保管料が年間1億何千万かかかっているんでしょ。かかっているけど、その保管料よりも何よりも、この100億円の木材はもう、私、当時5年前、これ全損になるよと。全損だと。これ誰が、この補償というか、誰が、誰が償うのと、これ。市民、市民なの、これって。市民が払うの、これ、100億円。という問題提起、私発言しましたよ、5年前。皆さん、新聞検索してくれれば分かるけど。それについて一切お答えしていただけませんよね。5年間経って、木材なんてそんなん、切ったらあれ、生えていれば、生きているからあれですけど、切った途端に劣化始まるんですよ、切った途端に。金属じゃないですもん。金属とか石じゃないんだから。そういう問題に全部答えた上でですね、答えた上でもしあれだったら、市長を辞められたらいかがじゃないでしょうか。答えてられませんよね。答えておられない。
そんなこと言ったら、金メダルかじった事件だって出てきますけどね。この間も申し上げた。それで最近自虐ネタにしているからね、自分で。また、パリオリンピック終わってね、メダルを持ったような人来たら、いや、俺に近づけるなよとかね。俺は何するか分からんぞとメダル見たらと、自虐ネタにしてるって、反省してないってことでしょ。
それは私はね、だからこの間申し上げたけど、それはやられた、その当事者及び関係者はね、絶対忘れないですよこれ。そして、絶対許さないですよね。そうしたもろもろのことがこんなにたくさんあるということについて、やっぱりお答えせないかんのじゃないですかね。
答えずに市長を辞める。ということだけ辞めるというのは、正に説明責任も果たしていないし、無責任極まりないということだということは申し上げたいと思います。
3 知事発言
(1)STATION Aiのメディア向け内覧会について
この後、STATION Aiに来られる人は是非お越しをいただきたいと思います。
というか、まだ今、ようやく今日から机とか。机は入ってるな。フリーアドレスみたいなあれなので、大体、大体入ってますけど、人はまだおりませんけどね。今、什器というか設備を今、徐々に入れているのとですね、あと、まだパートナー企業さんも、スタートアップの皆さんも、今日10月1日なので、今日から入れるようになったので、まだ閑散としてますが、その方が全体が見れていいかなと思いますので、また是非この後ね、しっかり拝見というかね、御覧をいただけたら有り難いなと思います。
私も12時かな。12時に参りますので、ちょっと御挨拶させていただきますので、その後見てもらうんだね。午後にかけてね。ということでよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。