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2024年10月29日(火曜日)午前10時

ページID:0557229 掲載日:2024年12月2日更新 印刷ページ表示

 

1 知事発言

 それではですね、改めてね、皆さんに御挨拶いたします。

 改めて、皆さん、おはようございます。10月29日火曜日午前10時のですね、定例の記者会見を行わせていただきます。

(1)「あいち結婚サポートセンター」の開設について

 (【知事会見】「あいち結婚サポートセンター」を開設します! - 愛知県)

 それではですね、お手元の資料に基づきまして、発表事項を3点申し上げたいと思います。

 まず第1点目がですね、あいち結婚サポートセンターの開設についてであります。

 愛知県では、少子化が大変厳しい状況にある中、未婚化・晩婚化への対策として、結婚を希望する方に1対1の出会いの機会の提供と成婚までの伴走型サポートを行うオンライン型のあいち結婚サポートセンター、愛称「あいマリ」を、11月1日金曜日に開設をいたします。今週の金曜日に開設をいたします。

 このセンターでは、AIを活用したマッチングシステムを導入するとともに、マッチングから交際、成婚に至るまで、オンライン相談による伴走型の支援を行います。

 資料の1ページを御覧ください。資料を御覧いただきながらお聞きをいただければと思います。

 あいち結婚サポートセンター、愛称「あいマリ」の概要でございます。

 こういうロゴマークもね、作りましたということで、開設日と会員募集開始は11月1日金曜日であります。

 会員がある程度集まってから紹介を開始することがマッチング率の向上につながるため、開設1か月後のですね、12月1日の日曜日からマッチングを開始をいたします。

 相談員の対応時間は、毎週月曜、木曜、金曜が正午から午後8時まで、土曜、日曜、祝日が午前10時から午後6時までとなります。また、火曜日、水曜日、年末年始は休所日となります。

 会員登録の対象者は、県内在住、在勤、在学の方、また、今後愛知県に移住する意思のある方でありまして、結婚を希望する18歳からおおむね49歳までの独身の方であります。また、インターネットに接続可能なスマートフォンやパソコンをお持ちの方で、自分で操作できる方となります。

 登録の有効期間は2年間でありまして、センターは無料で御利用いただけます。ただし、センターの利用にかかる通信料やお見合い場所までの交通費などは自己負担となります。

 続いて、2ページを御覧ください。

 入会希望者は、11月1日金曜日以降、案内チラシに記載の「あいマリ」Webページの登録フォームに必要事項を御記入の上お申し込みください。入会申し込み後発行される会員番号などにより、会員マイページへログインし、本人確認書類などの書類をアップロードしていただきます。必要な書類は、顔写真付きの身分証明書、独身証明書、所得を証明できるもの及び本人の顔写真であります。

 また、Web面談か対面の出張登録会を選んでいただいて、本人確認のため、相談員と面談をしていただきます。本人確認の完了後、12月1日日曜日から活動が可能となります。

 マッチングシステムでは、お相手に希望する条件をその都度自由に選択して行う条件検索の機能に加え、システムによる週1回の自動紹介があります。

 AIを活用した自動紹介では、価値観診断テストの結果と、全員があらかじめ登録した「相手に希望する条件」を基にAIが分析し、その会員と相性のよい相手を選び、自動で紹介をいたします。

 価値観診断テストとは、「自分が大事にしている価値観」と「お相手に求めている価値観」について100問ほどの項目に回答するテストです。AIが価値観の相性がよい相手を選ぶ際の判断材料となりますが、受検は任意であります。また、価値観診断テストを受検しない場合はAIを活用しない自動紹介となりまして、あらかじめ登録した「相手に希望する条件」に合致した相手を自動で紹介をいたします。

 このセンターでは、AIを活用したマッチングシステムを御利用いただける他、出会いから成婚に至るまでの婚活に関する様々な相談にスマートフォン等を介して相談員が対応し、利用者に寄り添った支援を提供いたしますので、是非お申し込みください。

 なお、参考資料としてお配りをしております2024年度の愛知県の結婚支援事業の概況を御覧ください。

 愛知県では、10月12日に愛・地球博記念公園で大規模婚活イベントを開催し、400人の募集定員に対して、昨年度とほぼ同じ2,250人、5.6倍の応募をいただきまして、当日実施したアンケートでも大変好評いただきました。また、県内13の市町が実施する婚活イベントへの補助や結婚支援コンシェルジュによる市町村等の結婚支援の取組へのサポートも実施をしております。

 今後も、結婚を希望する方に向け、出会いの機会の提供や成婚までの伴走型支援にしっかりと取り組んでまいります。

 ということでございまして、こういう形で、あいち結婚サポートセンター、「あいマリ」をですね、オープンするということでございます。

 これは行政の部局でやるというのではできませんので、民間の事業者さんに委託をしてね、オンラインで開設するということでありますので、そういう専門家の方に委託をしてやっていくということになりますので、多くの方に御利用いただければと思います。

 そしてですね、参考資料に愛知県が行っております2024年度の結婚支援事業の概況ということでありまして、これも併せて御参考までに御覧をいただければと思います。

 去年の10月もやりました県主催大規模婚活イベント、「モリコロパークde大規模婚活2024」でありますが、定員400人に対しまして、昨年とほぼ同じ2,250人、倍率5.6倍の応募をいただきました。当日実施したアンケートでは、72パーセントの方が満足した、96パーセントの方が友人等に薦めたいと回答していただくなど、昨年に続きまして大変好評でありました。

 この大規模婚活イベントというのは、出会いの機会の提供と、ちょっと話題を作るということで、社会全体でね、結婚を希望する若者を応援する機運の醸成と、景気づけと言うとちょっと言葉があれですが、機運の醸成という、こういうことをやっていますよということをね、多くの方に知っていただくということも目的としております。

 これに加えましてね、今回の結婚サポート事業はですね、むしろお互いの希望に合う方との1対1で出会える機会を提供することとですね、成婚に至るまで専門の相談員による伴走型の相談支援ということをやることでですね、一人一人をしっかりサポートしていくということでちょっとこう、それぞれ目的がね違いますので、そういう形で併せてやっていくことで効果があるかなというふうに思っております。

 なお、今年もですね、10月12日にやりましたが、大規模婚活イベントね。去年は大分PRしましたけども、すいません、ちょっと選挙時に重なりまして、なかなかPRがしづらかったというのはちょっとありますけれどもね。ということでございますが、これは、こういうふうに好評いただいておりますので、毎年毎年、年に1回のことなんでね、少しこうした大型のイベントはやっていければかなと。

 あと、各30人から50人ぐらいのですね、もっと小人数のやつは、去年、県として10回やったのか。もっとやったのか。10回か。県主催で10回やりましたけども、これはですね、市町村レベルでやっていただいた方がいいんじゃないかと思って、今年度からこちらの方は2分の1の補助事業という形にさせていただいたということでございます。

 今回、あいち結婚サポートセンターの開設ということで、マッチング支援をやるということにさせていただいております。

 あと、民間の婚活イベントへの補助というのもありますので、そうしたことも御活用いただけたらというふうに思っております。

 その裏面にはね、全国の結婚支援センターの状況一覧ということで、他の県は結構、2010年代の後半ぐらいからですかね、でありますけれども、結婚支援センターを作り、またマッチングシステムは最近が多いかな、という形でね、取り組んでいるということでございます。

 でもってですね、対面の窓口をうちがやるこうした結婚サポートセンターですね、オンライン型での新設というのは滋賀県に次いで2番目ということでございます。オンライン型では2番目ということでございます。

 またですね、他の県では登録料を有料としているところが多いようでございますが、できるだけ多くの方に利用していただけるようにですね、登録料や利用料などは、費用は無料とさせていただきましたということでございます。

 やはり何ていいますかね、冷やかしだとかちょっと別の目的でね、ちょっとこれを利用されるということでは困りますので、安全性を確保するという意味でですね、先ほど申し上げましたように、利用者登録の際にですね、登録をいただく際に、運転免許証などの身分証明書、顔写真を載せた身分証明書、それから市町村が交付する独身証明書、所得を証明できる書面をシステムにアップロードしていただいた上で、Web又は出張登録会で相談員と面談をして本人確認をやった上で初めて登録していただくということにさせていただきます。それしませんとね、何かなりすましとかそんなことやられても困りますので、そういうことはないということで、安全にですね、安心して御利用をいただけるようにですねすると。本人確認をしっかりとやらせていただくということでございます。

 登録有効期間は2年間ということにいたしますが、これはまた、その2年が過ぎて、これは、更新を希望する方は更新していただいてもいいというふうに思っておりますが、まずは、その2年間でね、しっかりね、頑張っていただくということかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 まず第1点でございます。

(2)「第3回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」及び「第12回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」の開催について

 (【知事会見】第3回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会 を開催します!~ロボットの体験イベント「あいちロボフェス」も同時開催~ - 高校生ロボットシステムインテグレーション競技会 - 愛知県)

 (【知事会見】「第12回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」 及び「はつめいキッズフェス in あいち」を開催します! - 愛知県)

 続きまして、2点目です。2点目です。「第3回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」及び「第12回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」の開催です。

 愛知県では12月の14、15、土日、Aichi Sky Expoで、「第3回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」を開催します。また、同じAichi Sky Expoで、14日の土曜日に、「第12回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」を開催をいたします。併催をして、子供たちのね、こうしたロボットSIer(エスアイアー)の大会とこの少年少女発明クラブのね、こうしたチャレンジの大会、全国大会を併せて盛り上げたいというふうに思います。

 この「高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」は、モノづくり現場の自動化を担うロボットシステムインテグレーター、通称「ロボットSIer」の人材創出を目的として、2022年度から実施しており、今回、3回目でございます。

 競技会は、過去最多の16チームが出場いたしますが、うち7チームが県外の高校と、県外でも名の通った工業高校、工科高校の皆さんがね手挙げていただいておりますので、大変充実した大会になっているというふうに思っております。

 お手元にこのA4横の資料がありますが、第1回が10校で、県外1校。去年が14校で、県外5校と。最優秀はそれぞれ、第1回目が栃木の足利工業、去年、第2回目が岐阜工業と、こういうことでですね、大変県外のね優秀な方々がやってきて競っていただく。それに向けてですね、県内の高校も頑張っていると。1回目、2回目ともにですね、愛知総合工科高校は、僅差というか、あとちょっとで第2位だったというふうに聞いておりますが、大変切磋琢磨しているということは結構なことではないかというふうに思っております。

 高校生たちはですね、メーカーから提供された産業用ロボットを使用して、約8か月間、各種講習会やロボットSIer 企業からの指導を受けながら、指導を受けながらですね、自動化システムの構築に取り組んでおります。もう既にね、始まっております。もうこの16校ね。もう既に、メンター、指導者が行ってですね、各学校でロボット機材もですね、県内ロボットメーカー4社から提供いただいて、それを使ってですね、もう研修を進めているということでございます。で、自動化システムの構築に取り組んでおります。当日は、その集大成として、ボールペンの組み立てなどの各種課題の成果を披露いたします。

 見どころはですね、高校生たちの発想力と独創力。アイデアを駆使して、ロボットの機能をどう生かしシステムを作り上げているか、是非会場で御覧をいただきたいというふうに思っております。

 また、サイドイベントとして、「あいちロボフェス」も行います。ロボット・ドローンの操縦体験やプログラミング等のワークショップ、多種多様なロボット体験や展示が楽しめます。さらに、SKE48による競技会の見どころや紹介クイズ大会など、盛りだくさんの内容となっております。

 会場では、2025年12月に開催する、来年12月に開催する「World Robot Summit2025」のプレイベントとして、モノづくりロボットチャレンジの競技デモンストレーションも披露いたします。来年の大会では、最先端のロボット技術やソリューションを競うために世界中から参加チームが集結いたしますので、御期待をいただきたいと思います。

 このロボット、高校生ロボットSIリーグですね、このロボットシステムインテグレーション競技会はですね、高校生がロボットシステムインテグレーターの仕事を体験しながら、8か月かけてモノづくり現場でロボットシステムを構築する技術を身につけてその成果を競う、全国初の高校生の競技会でございます。各高校上限10名のチーム、10名のチームで実施をいたします。授業や部活の中で各種の講習を受けながら、モノづくりの自動化を行う競技課題に取り組んでいきます。なので、授業や部活での取組のプロセスも評価対象になります。

 各チームは、県内にゆかりといいますかね、ロボットメーカー、デンソーウェーブ、ファナック、FUJI、三菱電機、この4社やですね、部品メーカーから無償貸与される産業用ロボットや機材を用いてモノづくりの自動化に取り組みます。

 各チームにですね、ロボットSIer企業がサポーターとなって、指導や助言の伴走支援を行い、チーム独自のアイデアを盛り込みながらロボットシステムを作っていきます。

 産業界、高校、行政が一体となって次代を担うロボットSIer人材の創出を図る取組でございます。ということでございまして。

 審査方法はね、当日のデモンストレーション審査、プレゼンテーション審査、そして事前にですね提出するドキュメント審査、三つでですね総合的に審査します。なのでですね、もう既に競技は始まっているということでございまして、みんな、各チームね、頑張って今取り組んでいただいているところでございます。

 去年まではですね、愛知県内の3社でございましたが、これに今年度からですね、今回から新たにファナックさんも加わっていただきまして4社ということでございます。ということでございます。

 去年まではね、1回目、2回目は主催は愛知県でございましたが、今回から実行委員会方式ということにしてですね、よりフラットな組織にさせていただいております。

 こういうことをやることによってね、やはり複数の都府県でロボット工学、ロボティクスをテーマとする学科が増えておりましてね。競技会で、高校生ロボットSIリーグ、我々のこの大会にですね大変関心が高まっているということでありますので、この大会をね、ロボットシステムインテグレーションのね甲子園というふうに位置づけて、引き続きこの競技会をやってですね、全国にこのロボットシステムを組み込む、作っていく、そうした人材、これ、産業界で本当に足らないんですね。全然ね。ロボットを動かすのは、やっぱりシステムでプログラミングして、システムで組み込んでいく人が必要でありますから、その人材を是非欲しいということで、その人材の競技会ということなので、企業さんもね非常に積極的に協力をいただいておりまして、有り難いことでございます。モノづくり人材をしっかりと作ってまいります。

 ちなみに、今申し上げましたのはね、例えば東京都立蔵前工科高校にロボティクスコースというのが2023年度に新設をされました。大阪府のね、東淀工業高校にロボティクス専科を設置予定だというふうにも聞いておりますので、そういった形で広がっていくというのは大変結構なことだなというふうに思っております。

 本当はこれ、県が、愛知県がいつまでやるのかという思いはありますけれどもですね、ありますけれども、全国でもいろんな何か、地元の何かで、俳句の何か全国大会とか何か小説の全国大会、そういうのをやっているところありますのでね。それぞれの、俳句だと松山か、正岡子規のね、ちなんでということでありますが、我々はね、やはりこうしたロボットシステムSIerという、ロボットシステムを作る人材育成と兼ねた大会をやることで、日本一の産業県あいちのPRとね、それから人材育成に貢献していければいいかなというふうに思っております。

 なおですね、World Robot Summit2020というのはですね、これはコロナで1年延期をして、2021年の9月に無観客で、残念ながら。あのときは第5波か何かが襲ってきたんですかな。2021年の夏ね。なので、無観客でやりましたが、それでは寂しいねということで、経産省を大分突き上げまして、やれと、もう一回。ということで、World Robot Summit2025をやるということになりましたが、あのときは愛知県がメインで、福島県が災害対応ロボットの競技会をやりましたが、今回はですね、私たち愛知県がモノづくりロボットチャレンジ、大阪がフューチャーコンビニエンスストアチャレンジ――コンビニの多分そういった自動のやつなんだろうね。それから福島が過酷環境F-REI(エフレイ)チャレンジということで、同じく災害地のロボットの対応というのをやるんだと思います。

 我々のモノづくりロボットチャレンジはですね、競技内容は、不定形、複数種類の日用品を異なるサイズの箱に箱詰めする、ロボットが箱詰めをしていくという、そのシステムを作るシステムの迅速性、柔軟性、経済性、コストを評価するという大会を、来年の、2025年12月にやりますので。またね、それに向けて、今回、この大会ですね、第3回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会もしっかり盛り上げていきたいというふうに思っております。

 でもって、途中になりましたね。続いて資料の二つ目ですが、続いて、12月14日土曜日に開催する「第12回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」です。

 この大会は、創造性豊かな人材の育成を目指して、公益社団法人発明協会と共催で開催をいたします。

 本大会では、日本各地の地区大会を勝ち抜いた小中学生60チームが一つの課題に取り組み、からくり機構を使った作品を用いて、観客の前でパフォーマンスをいたします。

 昨年度の大会では、特別賞である文部科学大臣賞と特許庁長官賞を県内の少年少女発明クラブが受賞しております。今年も本県からはですね、全国最多の9クラブ13チームが出場し、活躍が期待されます。子供たちの創造力とチームワークを是非会場で御覧ください。

 また、今年度から新たに、大会を盛り上げるサイドイベントとして、「はつめいキッズフェスinあいち」を開催いたします。モノづくりの楽しさを感じることができるワークショップやステージイベントなど、子供から大人まで楽しめる内容となっております。

 これらのイベントを通じまして、ロボットやモノづくりを身近に感じていただくとともに、未来を担う子供たちにとって、モノづくり県あいちにふさわしいユニークな体験を提供してまいります。入場は無料でございます。是非会場へお越しください。

 ということで、併催イベントとしてね、高校生の大会に加えて、少年少女発明クラブが主催する小中学生の大会も併催をしてやるということで。こっちはからくり仕掛けでいろいろパフォーマンスをやると。モーターとか動力も使いますけどね、ということで、併せてね、楽しい大会にしていければと。これこそね、あいちのモノづくりの真骨頂ではないかなというふうに思います。

 なお、資料のですよ、1ページがその場所、期日でありますが。それから、2ページがですね、それぞれのロボットメーカーとですね、それから、競技課題とその高校の組合せが書いてあります。3ページがスケジュールということでございますね。それから、SKEさんとのコラボでございます。それから、5ページに、「World Robot Summit2025プレイベント」も行います。それからですね、7ページがこの高校生ロボットSIリーグの概要ということでございますね。

 これがちらしということでございます。

 それから次の資料が、「第12回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」及び「はつめいキッズフェスinあいち」を開催ということでございます。ということでございますね。で、この「全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」というのはですね、全国の小学校、小学校3年生から中学3年生までの子供たちが2人から3人のチームを作って、からくり機構作品を用いたパフォーマンスで得点を競うコンテストの全国大会でございます。愛知県は、このSky Expoで開催をして、昨年の第11回大会から共催をいたしておりまして、11回目、12回目がこの愛知でやっているということで、今年度でこの2回目でございます。

 これまで、7月から8月の夏休み期間中に全国各地で地区予選が開催をされまして、公益社団法人発明協会の審査により選抜された60の成績優秀チームが大会に出場いたします。テーマを自由に設定をし、自分たちがPRしたい内容のからくり機構の作品を2つ以上作って、大会当日は、1分間でからくりパフォーマンスを実演しながら、作品の工夫点やパフォーマンス内容等を実況してPRをいたします。

 本大会では、60チームで予選を行って、優秀な成績を収めた20チームが決勝に出ます。決勝は、予選と同様のパフォーマンス実演に加え、30秒から60秒の作品紹介動画とともに、1分間で作品のプレゼンテーションを実施するということでございまして、60を20にして、それでもう1回1分のパフォーマンスをやり、特別賞が文部科学大臣賞、特許庁長官賞が1ずつ、優秀賞として発明協会会長賞が3、あと、企業賞がね幾つかございます。JKA会長賞とかね、荏原(えばら)製作所とか日本弁理士会長賞とかNHK会長賞、goodチャレンジ賞、Webポイント賞といったものが1個ずつあるということでございます。

 60チームのうち13チームは愛知県のチームだということでございます。

 昨年度の第11回大会では、県内から14チームが参加し、6チームが入賞いたしまして、文科大臣賞、特許庁長官賞も取り、発明協会会長賞も二つ取ったんだな。ということでございます。

 なお、全国のですね少年少女発明クラブというのは、小学校、中学生が入っている発明クラブでございますが、全国47都道府県に211のクラブがあって、会員数は1万300名ということでありますが。この制度を発明協会がですね、少年少女発明クラブを作ろうと言って旗を振ってですね、第1号で作ったのがですね、ちょうど50年前ですね。1974年、昭和49年に刈谷少年少女発明クラブが第1号でできたと。第2号が豊田だったかな。ということでありまして、愛知県は、211のクラブのうち、全国で最も多い27のクラブがありまして、会員数は、何とですね、全国1万300名のうち、愛知県の会員数が4,200名でですね、40パーセントは愛知県の子供たちだということでございます。

 ということでございまして、少年少女発明クラブね、モノづくりの愛知、特に西三河から増えていって、じわじわじわっと今全県にだっと増えてきていると。トヨタ関係のね、社員の皆さんが一生懸命指導して応援してくれているということでございますので、こういうふうになっているということでございます。

 私ども愛知県としても、出張発明クラブをやったり、発明クラブの指導員向け研修会をやったりね、ネットワーク会議を実施したりということで、県としてもこの少年少女発明クラブは応援をさせていただいております。

 ということが二つ目ということでございます。

(3)株式会社ジブリパークから県内全小・中学校等への「新装版 ジブリパーク公式ガイドブック」の寄贈について

 (【知事会見】株式会社ジブリパークから県内の全小・中学校等へ 「新装版 ジブリパーク公式ガイドブック」が寄贈されます! - 愛知県)

 すみません。三つ目です。最後にですね、株式会社ジブリパークから県内全小中学校等への「新装版ジブリパーク公式ガイドブック」の寄贈を行います。

 これでございますね。これでございます。新装版ジブリパーク公式ガイドブックということでございまして。

 今年6月末に発売をされました新装版ジブリパーク公式ガイドブックは、ジブリパークの五つのエリアが網羅された初の公式のガイドブックでございます。ジブリパークをゆっくり、しっかり楽しむためのポイントがエリアごとに紹介を、エリアごとにね、写真もついてですね、紹介をしていただいております。

 これはですね、ジブリパークの制作現場を指揮するジブリの宮崎吾朗監督のインタビューを始め、各エリアに関連するスタジオジブリ作品の紹介や描き下ろしイラストなども収められた、盛りだくさんの内容となっております。

 この度ですね、このガイドブックが、これがハウルの城の中とかね、こういう形でありますけれども。この度、このガイドブックが、ジブリパークを管理運営する株式会社ジブリパーク社から、県内、愛知県内の全小中学校に1冊ずつ寄贈されることになりましたので、お知らせをいたします。

 各学校には、今年11月中を目途に、ガイドブックとともに、宮崎吾朗監督の直筆サイン入りオリジナル色紙も寄贈されます。

 資料の1ページ下段にありますように、宮崎監督からは、『となりのトトロ』のサツキ、『魔女の宅急便』のキキ、『耳をすませば』の雫(しずく)、『千と千尋の神隠し』の千尋(ちひろ)、『アーヤと魔女』のアーヤなど、魅力的なスタジオジブリ作品の主人公たちと同じ年頃の皆さんにもっとジブリパークを知ってもらい、遊びにきてほしいとのメッセージも寄せていただいております。

 資料、これが1ページね、宮崎吾朗監督のメッセージでございます。

 それから、資料2ページでございます。寄贈先は、愛知県内の国公立私立の全ての小中学校及び特別支援学校で、合計1,434校となっております。発送の準備が整い次第、市町村の教育委員会を通じて、順次各学校にお届けをいたします。

 そして宮崎吾朗監督には、この1,400枚を超える大量の色紙に、1枚1枚サインをしていただいたと伺っております。

 ちょっと本当に全部サインするのかと思い、聞いたら、いや、するということだそうでございますので、大変なことだなと思っておりますが。本県の未来を担う子供たちにこのような心のこもったプレゼントを企画していただきました宮崎吾朗監督、そして株式会社ジブリパークに心から感謝を申し上げたいと思います。

 私からの説明は以上でありまして、県内の小中学生の皆さんには、学校に届いたガイドブックでジブリパークに親しんで、御家族と一緒に又は学校の遠足などで大いにジブリパークを楽しんでいただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 すみません、1冊なんで、図書館に置いて子供たちにね、何といいますかね、みんなに見てもらうのかなという感じですかね。こういう写真がね、ふんだんに、どんどんこ森のやつとかがありますので、また皆さんに。

 これ、記者クラブにも置いておくのか。御覧くださいね、後でね。

 売ってはおりますけどね。1,400円だね。

 ということでございますが、是非御覧をいただければと思います。

 なお、これが届いた暁にはですね、学校への取材で、子供たちの反応とかね、反響なんかを取材をしていただくこともちょっと考えておりまして。地元の長久手市のですね、長久手市立南小学校において、子供たちや学校の先生に取材できる機会をいただけるというふうに伺っております。取材日時等は、決まり次第、また別途お知らせをいたしますので、実際に届いたときに、その何か、子供たちの感想なんかも聞いていただいたら、またそれも、何ていいますかね、面白いんじゃないかなというふうには思いますので、よろしくお願いをいたします。

 この点はですね、私どもは、愛知県はですね、ジブリパークの整備主体として、ジブリパーク社に対しましては、このジブリパークの運営において、県民への配慮や県施策への協力をしてねというふうに申し上げておりますが、そういう中でですね、今回、ジブリパーク社から県の担当者に対してこうした申し出があったと。このジブリパーク公式ガイドブックを全校に寄贈したいというお申し出がありましたので、今回こういうふうになったということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 すみません、ちょっと今日は説明長くなりましたが、私からは以上でございます。

2 質疑応答

(1)第50回衆議院議員総選挙の結果について

【質問】 一昨日投開票が行われました衆院選について、自民党が大幅に議席を減らしたわけですけれども、大村知事のその所感を教えていただきたいです。

【知事】 そうですね、最後にちょっと衆議院選挙の結果についてもちょっと所感、コメントを申し上げようと思っておりましたので、申し上げたいと思います。

 まず一つはですね、第50回衆議院総選挙でございますが、我々は行政でありますのでね、やはりまずは、やっぱり投票率が非常に気になりますので、いつもね。だから、とにかくいきなり飛躍的にぼんと上がるっていうのは難しいので、せめて前回よりも投票率が上がってほしいということでですね、お一人でも多くの方にねこの選挙に行ってほしいという思いでね、やはり各市町村の皆さん、基本、愛知県の選管ですが、各市町村の選管の皆さんと連携、協力しながら投票率を上げていく。お一人でも多くの方に投票に行っていただく、そのアピール、広報啓発をですね、手を替え品を替えといいますかね、やっているというのがですね、まず1番の眼目でありましてね。

 そういう点からいたしますとね、投票率が、前回はですね、投票率、前回愛知県がですね、55.97。今回が、残念ながらちょっと減りましてね、1.5ポイント減って54.50ということになった。ちょっと残念ではあるかなと。もうちょっと上がるかなと思いましたが、残念ながらということでございました。

 ただ、全国平均からいたしますとね、全国平均が、前回55.93が愛知県は55.97で、ちょっと上回って、今回が53.85が54.50なのでちょっと上回っているということでありますが、本当はね、もうちょっと上に行ってほしいなあと。同じ都市部でもですね、東京は、前回57.21、今回が56.06ということでございますので、都市部だから低いということではないんです。もうちょっと上がってほしかったなというふうに思いますね。

 ただ、今回、やはり解散から期間、投開票まで非常に短かったので、全国ね、皆さん書いておられましたけども、投票券が発送が間に合わんかったと。普通は、だから公示になったらすぐ届くとこういうことなんで、それがずっと遅れたと。特に市長選と市会議員選挙をやった岡崎とかは大分遅れたというふうに聞いておりまして。あれは別になくったってね、運転免許証か本人証明ができるものがあればですね、投票できるんですけど。やっぱり投票券、皆さん律儀だから、投票券ないと期日前投票できんのやないかということを思っている方が多かったのかなと思いますが、ちょっとね、期日前投票がちょっと出足が悪かったと。最後ぐーっと、最後の1週間ぐっと上がってきて、ほぼほぼ前回並みにはなったということではありますけれどもですね、まあちょっと、そこのところはね、残念ではあったかなと。やはり選挙事務がもうちょっとこう円滑、スムーズにできたらもうちょっと上がったんじゃないかっていう感はいたしますのでね、この投票率という点は、まずもうちょっと上がってほしかったなと。上げたかったなという思いはございます。

 やはり愛知県内の16選挙区をね、今回、15選挙区が16になって初めて行われた選挙でありますが、どうしてもですね、やはり投票率でいきますと、愛知県は東の方が、三河部を中心にね、そちらの方が、三河部というか、特に西三河が高いんだね。西三河が高くて、名古屋市内及び尾張部が低くなるという傾向は、どの選挙をやってもそうなんですよ。なのでですね、そこを何とか、もう少し選挙啓発、広報啓発をやってね、盛り上げていければというふうに思いますね。

 特に三河部で、11区は63パーセントね、63.32、13区は59.86で、12区が58.05、14区が58.30という高いところがある一方でですね、7区も58.15か。この辺は選挙区が激戦だったということもあったかなと思いますが、一方でね、衆議院選挙で50パーセントを切る、4区が48.78、5区が47.24という、50パーセントを切るというところもあるということなんで、そうすると実に、47と63だとですよ、実に16ポイント違うわけですからね、同じ愛知県内で。そこはね、やっぱり我々、そこはやはり、我々もちょっと選挙の広報啓発を、まあちょっと効果的なやり方はないかなというのはちょっと工夫せないかんかもしれませんが、是非、引き続きやはり投票。選挙に投票行くというのは、これは一つの習慣なんですよね。行く人は行くと。どんな選挙でも行くと。行かない人は絶対行かないということなんで、できるだけ行く人をね、やっぱりこれは民主主義の基本ですから、行くということを、やっぱりまずはしっかりとやっていきたいというふうに思っております。

 それが行政としては一番の思いでございますね。

 それと所感でございますが、今回はね、与党といいますか、特に自民党が大きく議席を減らし、立憲、国民がですね、大きく議席を伸ばしたと。与党が大きく減らして野党が伸ばしたということが一番大きなことだったかなと思います。

 ただ、様々にいろんな事前の情報だとか、当日もいろんな情報だとかに接しておりますとね、何かいっとき、もっと与党が悪いんじゃないかというような情報が流れてですね、政権交代までいくんじゃないかというような話も乱れ飛んどったときもありましたが、午後だんだんだんだん、いや、何か自民党が盛り返しとるぞというような、それは本当かどうか、根拠があるかどうか知りませんけれども、そんな話もあった中でですね、結果は、まあしかしこういう形で、自民が191、立憲が148、国民が7が28で4倍ということになったということですね。それから、維新が若干減らして44から38、6減ということになりました。公明党が24、八つ減らして24ということでありました。

 ということでありますので、この結果が出たと、こういうことでありますから。ただ、自公で過半数が割れておりますのでね、無所属、自民党非公認になった方で通られた方等、与党系の無所属の方を入れて224ですか、ということなので、221か。

 ということなので、まだ過半数まで12足りませんのでね、足りませんので、今後どうしていくか。今、様々に協議が行われているということだろうと思いますが、なかなか選挙が終わってすぐにですね、じゃあ今まで野党だった方が与党に行くとか、それはちょっと難しいと思いますね。さすがにね。

 なので、自分の見立てを言いますと、いろいろ協議はしながらもですね、首班指名で石破さんが首班指名で負けるということはないだろうと思いますので、そうなりますと、石破首班の少数与党内閣でスタートしていくんだろうなと思って見ております。

 そうなりますとね、少数与党だと何が起こるかといいますと、まずは予算。補正予算は、やっぱり能登半島の災害対応などがありますので、これはそう難しくなく通るんだろうとは思いますが、本予算、予算をやはりしっかり通していかなきゃいけないということと、あと関連の法律、これも通していかなきゃいけないということになりますと、今まで与党だけですね、自公でどんどんどんどん進めていたということが、野党を巻き込んだ話合いが行われるということになるんだろうといいますか、ならないと通りませんのでね、通らないので。

 それはもう、予算が通らなかったら、それはまた解散総選挙という形になりますからね。政権行き詰まりますので。政権を変えるか、政権を変えて、やめるから通してくれとかね、そういういろんな話がね過去にもありましたけれども。行き詰まりを打開するためにまた解散総選挙に打って出るかという話ですね。

 予算が通らないということは、その内閣への不信任と一緒ですからね。ということなので、そうならないようにですね、やはり与野党でしっかり話合いをして、予算編成過程の中から話合いをしながらか、もしくは提出してからでもですね、修正協議に応じるとか、いろんなことをやって予算を通していくということになるんだろうと思います。まずはそれが一つ。

 それから関連法案ももちろんそういうこと。

 それから、あとのもう一つの焦点としてはですね、やはり政治改革法案、政治改革をですね、今回の選挙でもやはり一番大きな争点が政治とカネの問題というふうに言われていたわけですから、政治資金の透明化についてですね、政治活動費とか、あと文書交通通信費のですね使途明細を明らかにするとかですね、前国会においても終盤の方でそういう話合いが行われたんですが、結局御破算になっているということでありますので、そこはですね、公明党さんも含めて前向きな案件が多いので、そこは通っていくんだろうなと。

 細川内閣のときにね、選挙制度改革が行われましたが、あのときはもう政権交代になりましたけれども、そこまではいかないとしてもですね、いずれにしても少数与党でスタートしていく。それから予算審議に入る、予算を通していくということの前提の中でですね、政治改革の案件がですよ、政治改革の案件が合意をされて、法律という形で成立をしていかないと多分予算の審議に応じないという話になるんでしょうな、きっとね。

 なので、政治改革と予算を通すというところがやはり当面の焦点になるんでしょう。

 その上でですね、その上で、来年は6月が東京都議会議員選挙、7月は参議院選挙ということになりますから、それに向かって動いていくということなんだろうなというふうに思って見ております。見ております。

 それが政治改革の話と、予算は12月の予算編成過程、それから、国会、2月3月、特に2月の衆議院予算委員会が始まって、営々と1か月やりますから、その間での多分、それは修正協議が必至なんでしょうね。ということになるんでしょうけど、まずはやはり政治改革の議論が一番最初に来るんじゃないでしょうかね。来るんじゃないでしょうか。そこは私も大いに注目をしていきたいと。

 その話が、与野党のですね、最初の話合いの最大のテーマになるんだとすれば、そこでですね、連立とか閣外協力、そんなことはまかり間違ってもあろうはずがないんでですね、選挙の直後に。なんで、その話合い、政治改革の案件を話合いをやっていく中で、是々非々で協力するものは協力する、いいものはいい、駄目なものは駄目、是々非々で協力するかしないか、パーシャル連合というのかどうか、そういったことが各党のね、各党の対応が何か、あぶり出されると言うのは変ですけど、見えてくるということではないのかなというふうには思っております。思っております。

 とういうのが今度の見立てでありますが、今回の選挙については、私は、これはですね、やはり、この評価はそれぞれ国民の皆さんがね、国民有権者が評価をされるということでありまして、私どもはね、選挙をやる身はですね、こうした選挙の結果は真摯に受け止めてですよ、これが国民の民意なんだと今回の。今回の民意なんだということを真摯に受け止めて、それに対してですね、それを受け止めてしっかりと対応していく、そしてまた日本の国政、政治をね、動かしていく。

 やはり日本の政治又、行政はですね、休むことは許されません。時代は常に動き、流れておりますから、それに応じてですね、しっかりと国民有権者の民意を受け止めて、それを真正面から受け止めて、それに対応していくということではないかというふうに思っております。

 それとですね、これは一番最初に申し上げないといかんかったと思いますが、まずは、やはり今回議席を得られた方、当選された方には、心からお祝いを申し上げたいというふうに思っております。

 4年間の任期の負託を得たわけでありますから、それぞれにですね選挙中に訴えられた公約をですね、議院内閣制なんで、1人で仕事やるというわけにはね、いきませんが、皆さん、それぞれの議員の皆さんがね所属される政党も公約出されておりますから、その政党の中で政党の公約、そして御自身の公約含めてですね、国民有権者への約束ですから、それをですね、しっかり果たしていくように努力をしていただきたいというふうに思っております。

 その上でですね、先ほど申し上げた政治改革の話、それからまた予算の話。今までの自公が絶対安定多数を持っていたときとは違いますので、与野党の話合いがですね、常に行われていくということになるんだろうなと。そこはしっかりとね、今回の民意を受け止めていただいて、真剣に、真摯に議論を積み重ねて、日本の政治をね前に進めていただきたい、そのことを申し上げたいと思っております。

【記者】 すみません、続けてなんですけれども、細かい話で、愛知1区では河村たかしさんが当選をされました。これについてもコメントをお願いします。

【知事】 いや、特にコメントはありません。

 当選をされたということですから、誰ということではなくて、愛知1区で当選された方も含めてですね、まずは当選おめでとうございますということは申し上げたいと思います。

 その上でですね、先ほどと同じです。お一人お一人の候補者、当選された方も公約があります。それから所属される政党も公約があります。その公約をね、実現すべく努力をしていただきたいということではないかというふうに思っております。そのことが一つでございます。

 ただ、国会はですね、議員内閣制ということでありますから、議会はですね、民主主義の議会はやはり議席で、最後は多数決で決めていくということになりますから、衆議院465議席の中で多数を形成したところが内閣を組織し、政治行政を司るということになります。

 今回自公で、これまでの与党が過半数ないということであればですね、話合いで進めていくということになろうかと思いますが、やはり議席数というのはですね、大変大きな要素になりますね。なので、国会の中でのいろいろ、本会議も委員会、日本は戦後、委員会制度を取り入れておりますから、委員会を中心にですね審議、議論をしていくわけですね。その委員会でのですね、委員数の配分、それから理事の配分、それからまた質問時間の配分、そうしたこともですね、議席数に応じて行われるわけでございますね。それが民主主義、議会制民主主義のルールですから。そういう中でいきますとね、やはりある程度の議席の数がないとですね、国会、議会の中での発言はですね、おのずと限られてくるということでありますから、そういう中でどういう活動されるか、そこは、我々もそこは見ていかないかんということだと思いますが、国会はそういうところでありますから。議会制民主主義というのはそういうところでありますのでね。議席の数に応じての発言力、発言の機会ということになりますから、その点も含めてね、また、今後の与野党の協議をね、だから、今後の与野党の協議をしっかり見守っていきたいというふうに思っております。

 ですから、議席の少ないところの方がどういう活動されるかというのは、どうなんでしょうね。おのずとやっぱりその限界はあるんだろうなとは思いますけどね。

3 知事発言

(1)県のカスタマーハラスメント防止対策について

​ 最後にちょっと一言だけ追加で申し上げますが、カスタマーハラスメント防止対策についてですねちょっと、今後のスケジュールだけちょっと申し上げますと、今年6月13日に「第1回カスタマーハラスメント防止対策に関する協議会」を開催いたしました。第2回を8月30日に開催をいたしました。第1回が現状と課題、第2回がその防止対策の方向性について。

 来月、11月に第3回の協議会を開催をいたします。その議題はですね、「カスタマーハラスメントの防止対策の具体的な方向性について」ということで、「カスタマーハラスメント防止対策の具体的な方向性について」をテーマとして開催させていただいて、そこで論点整理をさせていただきましてね、でもって、論点整理、それからまた骨格、骨子を固めて、その上で、それをベースにして、私どももですね、東京都さんが条例案の骨子というのを作られましたので、私どももですね、それを踏まえて条例骨子案というようなものをですね早急に作成をいたしまして、その後、年明けにはですね、年内はちょっと難しいので、年明けにそれをお示しをして、パブリックコメントをさせていただいて、その後、新年度に入りましたら、条例化に向けてですね取り組んでいきたいというふうに思っております。具体的にはそんなふうにスケジュールで考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 具体的にまた、11月の協議会の日程だとかどういう形のもの、それはまた別途お知らせをさせていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 そういう形で私どもも取り組んでいきたいというふうに思っております。

 条例を作るとなると、そんな短兵急にというわけにはいきませんのでね。東京都さんは大分前から、去年からずっと研究されておりましたので、そこはね、大いに参考にさせていただければというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。

 以上です。ありがとうございました。