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今回は、設楽町の福田寺にある武田信玄の墓を御紹介します。
福田寺(ふくでんじ)は、設楽町田口にある寺院です。
武田信玄と馬場信房の墓があることで知られており、
春は樹齢150年以上と言われている枝垂桜、秋は見事な紅葉を楽しむことができます。
境内には、弁財天を祀る祠を囲うように池があり、
訪問時(7月10日)には、オオカナダモが花をつけていました。
福田寺の境内に、武田信玄の墓と馬場信房の墓が並んで建てられています。
福田寺のある設楽町は、長篠の戦いの前は武田領、後に徳川領となった関係か、
両名の勇名を考えますと、大変ささやかな大きさの墓となっています。
武田信玄は上洛を狙って徳川領を攻め、愛知県新城市の野田城を攻め落としましたが、
病にかかり、徳川攻めを中止し領地に戻る途中で死去したとされています。
その死没地については、長野県の根羽、駒場など諸説あり、
ここ福田寺も候補の一つとされています。
(なお、新城市にある「信玄塚」は、長篠の戦いの戦没者を祀ったものであるとされており、
長篠の戦いの前に没した信玄とは直接の関係はありません。)
訪問される際は設楽町観光協会のページを参考になさってください。
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