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今回は豊根村の「三沢高原 いこいの里」で行われました「奥三河サ道部」の活動の様子をリポートします。
「三沢高原 いこいの里」は、こちらの写真の宿泊用ケビンの他、
若者の活動と山村総合研修を目的とした「若者センター」や、
地元のお母さんたちに手ほどきを受けながら、こんにゃくや蕎麦、豆腐、五平餅など、
季節に合わせたメニューが体験できる「農産物加工体験館」などがある多目的施設です。
こちらのケビンはシーズン中になると、合宿やゼミ旅行、家族でのキャンプなどで週末は予約が取れなくなるそうです。
バーベキューなどの日中のレジャーだけではなく、夜になると周辺に街灯がないため、晴れていれば満天の星空を楽しむことができます。
そんな「三沢高原 いこいの里」のケビンで、一風変わった楽しみ方をするということで、
今回は、「奥三河サ道部」の活動をリポートします。
「奥三河サ道部」とは、「サウナを通じて奥三河の魅力に触れる」をテーマに、
奥三河の様々な地にテントサウナを張り、奥三河の仲間を増やすことを目的に活動している団体です。
最近は様々なメディアでも紹介されています。
まずはテントサウナの準備です。
「奥三河サ道部」で所有しているサウナ用のテントを、ケビンのそばに設置。
そして、テントの中のストーブに薪を入れ、テント内の温度を上げていきます。
ロウリュ(※)を行うためのサウナストーンも準備してあり、とても本格的です。
なお、薪は奥三河の廃材を利用しているとのこと。
※ロウリュ・・・熱したサウナストーンにアロマ水をかけ、蒸発させる行為のこと。テント内の湿度が上がることで体感温度が上がるとともに、アロマの香りがテント内に広がる。
アロマ水は、ヨモギを現地調達し、これをサウナストーブで煮出します。
サウナに必要な水風呂も、このように近くの沢から水をポンプでくみ上げ、
「奥三河サ道部」持ち込みのドラム缶に注いでいきます。
あまりにも用意周到であるので、
「奥三河サ道部」の方にその理由をお聞きしたところ、
「テントサウナをやるたびに「足りないな」と思ったものを買い揃えていった」とのことでした。
テント内の温度が90度を超えたところで、満を持して入室しました。
(サウナ中の様子については、温度と湿度の問題で、撮影ができませんでした。)
薪のにおいが心地よく、とても心地よく汗をかくことができました。
また、ヨモギのアロマ水でロウリュを行うと、一気に体感温度が上がるとともに、
ヨモギの香りに癒されました。
身体に限界を感じ、水風呂に入ってクールダウン。
(写真は「奥三河サ道部」の方。)
沢の水は冷たいですが、肌あたりが優しく、
いつまでも入っていられそうな水風呂でした。
水風呂の後は、外気浴で休憩。
山を通り抜ける風や、鳥の声を、普段よりしっかりと感じ取ることができました。
「三沢高原 いこいの里」や「奥三河サ道部」で、是非、奥三河でしかできない体験をしてみてください。
※写真で紹介した、テントサウナ、ドラム缶、ハンモックなどのサウナ関係の物は全て「奥三河サ道部」で用意したものです。
※「三沢高原 いこいの里」でテントサウナを行う際には、事前に問い合わせをお願いします。
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奥三河の観光・イベント情報は「奥三河観光協議会」ホームページへ
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