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平成31年度子供の読書活動優秀実践校・図書館・団体（個人）の文部科学大臣表彰について
平成31年度 子供の読書活動優秀実践校・図書館・団体（個人）の文部科学大臣表彰について
文部科学省では、子供の読書活動を一層推進するため、子供が積極的に読書活動を行う意欲を高める活動において、特色ある優れた実践を行っている学校・図書館・団体（個人）に対し、その実践をたたえ、文部科学大臣表彰を行っています。
本年度は、愛知県から推薦した、次の学校・図書館・団体が表彰されることとなりました。
1 愛知県の被表彰者
(1) 学校
| ふりがな 名 称 |
特 色 あ る 優 れ た 実 践 |
|---|---|
| いちのみやしりつたんようにししょうがっこう 一宮市立丹陽西小学校 |
学校司書と連携し、「図鑑の使い方」等調べ学習の基礎となる授業を行い、図書館を学習センターとして機能させている。返却ボックスに本を入れるだけの返却システムや廊下に設置した読書スペース「お話広場」等、子供の目線に立った工夫を多く取り入れている。年に3回開催する「読書月間」では、読み聞かせや親子読書など、数多くの取組を行っている。 |
| みよししりつくろざさしょうがっこう みよし市立黒笹小学校 |
10年前より保護者や地域から図書ボランティアを募り、学校図書館の常時開館を実現してきた。現在では、司書教諭や市費任用の図書館司書補助員の指導の下、図書ボランティアが児童図書委員会の行事における企画・運営補助等にも携わっている。全学年が定期的に図書館を利用する授業を行うなど、学級単位での活動も盛んである。 |
| あいちけんりつとよたこうとうがっこう 愛知県立豊田高等学校 |
全校一斉朝の10分間読書を毎日実施するなど、学校をあげて読書活動に取り組んでいる。図書委員会の発案で、生徒による読み聞かせや、外部講師による講座、文化部によるミニコンサート等、多彩な取組を行うなど、生徒を中心とした活動を重視している。また、授業における図書館の活用や、地域の公立図書館と連携した活動も活発に行っている。 |
(2) 図書館
| ふりがな 名 称 |
特 色 あ る 優 れ た 実 践 |
|---|---|
| ちたしりつちゅうおうとしょかん 知多市立中央図書館 |
学校支援の取組に積極的で、モデル校を決めて学校図書館の整備や児童生徒の図書委員支援を行い、図書委員の自主的な活動を引き出している。地域の県立高校の支援も行っており、その範囲は隣の市の高校にも及んでいる。高校生の調べ学習の結果を蔵書したり、中高生の図書館ボランティアを組織したりするなど、子供と双方向的に影響を与え合う取組にも挑戦している。 |
(3) 団体
| ふりがな 名 称 |
特 色 あ る 優 れ た 実 践 |
|---|---|
| ゆめくらぶ 夢クラブ （碧南市） |
25年以上にわたり、毎月のおはなし会の出演を始め、市内の小学校に出向いてのおはなし会の開催など、積極的かつ継続的に活動している。毎年、絵本等を題材にして、本格的な人形劇、影絵劇、パネルシアター等を制作、上演しており、子供の良書に対する興味・関心を育てる優れた取組として地域でも高く評価されている。 |
| よみきかせぼらんてぃあぐるーぷ おはなしどんどん 読み聞かせボランティアグループ おはなしどんどん （安城市） |
25年以上にわたり保育園、幼稚園、小学校、公民館と様々な場所で継続的に活動している。会員の勉強会を毎月行うほか、おはなし会の実施状況をフィードバックするなど研修の機会を多く設け、実践力を高め、後進の育成を行っている。会員が図書館協議会の役員を務めるなど、地域の図書館運営にも貢献している。 |
| おはなし・みずぐるま おはなし・みずぐるま （知多市） |
30年以上にわたり読み聞かせ、大型絵本や人形劇等の制作・上演、親子向け講座で絵本の選び方・読み方を教えるなど、多彩な活動を図書館・福祉センターなどで行っている。毎年、講師を招いて自主研修を行い、技術の向上、後進の育成に努めている。10年以上講師を務める中学生読み聞かせボランティア育成講座は、子供同士で読書への関心を高め合うことにつながる先進的な取組である。 |
（敬称略）
2 表彰式について
(1) 日 時 平成31年4月23日（火曜日） 午後3時50分から午後4時50分まで
※「子ども読書の日」記念子どもの読書活動推進フォーラムにおいて表彰式が行われます。
(2) 場 所 独立行政法人国立青少年教育振興機構
国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 大ホールほか
（東京都渋谷区代々木神園町3-1 TEL 03-6407-7703）
《参考》
平成31年度「子ども読書の日」記念子どもの読書活動推進フォーラム
1 実施日時 平成31年4月23日（火曜日）午後1時から午後4時50分まで
2 主 催 文部科学省、国立青少年教育振興機構
3 内 容 式典、特別講演、事例発表と対談、表彰式
