本文
令和5年度愛知県防災貢献団体表彰 受賞団体
日進市:橦木団地自主防災会
団体が結成された経緯 |
住民の隣保協働の精神に基づく自主的な防災活動を行うことにより、地震その他の災害による被害の防止及び軽減を図ることを目的として結成され、災害時の役割を取り決めることで、適切な対応が可能な防災体制を確立した。 |
活動地域・団体の特徴 |
日進市の南東部に位置し、地震時には家屋の倒壊や火災の発生が懸念されていることから、防災訓練や防災資機材の点検、確認など地域防災力向上に積極的な活動を行っている。 |
活動内容の詳細 |
定期的な総会の開催や防災会だよりの発行、各組長による避難時要援護者調査及び各家庭の家族構成調査、また家族構成調査に基づく安否確認調査票の作成など地域防災力向上のため様々な活動を行ってきた。令和2年度からは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎年開催していた防災訓練を中止し、代替として家具転倒防止金具や漏電防止具、非常持ち出し品といった防災品の展示会を開催し、地域住民へ災害への備えについて考えてもらう機会を設けている。 |
活動するうえでの課題・問題点 |
避難時要援護者調査及び各家庭の家族構成調査、また家族構成調査に基づく安否確認調査票の作成を経て情報網の確立や地域独自のマニュアルに反映できるとさらによい。 |
今後の活動予定 |
引き続き、定期的な防災会だよりの作成、避難時要援護者調査や各家庭の家族構成調査及び安否確認調査票の作成を行うとともに、3年ぶりに防災訓練を実施することで、地域住民のさらなる防災意識の高揚に努めていく。 |
美浜町:柿並区自主防災会
団体が結成された経緯 |
柿並区民の防災意識向上のため。 |
活動地域・団体の特徴 |
柿並区・柿並区民を対象に防災訓練を企画して、継続して実施しています。 |
活動内容の詳細 |
柿並区自主防災会は、柿並区民が、一連の避難行動を体験できる「シェイクアウト訓練」、自宅の玄関への「無事ですカード」の掲出、「一時避難所への避難訓練」を実施しています。また、消防団員を講師として、「消火栓の使い方」を学ぶ試みを続けています。 |
今後の活動予定 |
防災訓練を企画中。 |
西尾市:三ヶ根通信ボランティア
団体が結成された経緯 |
幡豆町のアマチュア無線クラブメンバーの内、防災ボランティアに関心のある者が集まり昭和58年3月1日に結成された。 |
活動地域・団体の特徴 |
地震等により発生した災害に対し、アマチュア無線等を利用した情報伝達を中心にしたボランティア活動を行う。また災害に備えて訓練を実施する。 |
活動内容の詳細 |
地元唯一の中学校である幡豆中学生は、昼間は学校にいるはずであるから、災害時の力になってほしい。そのため、地元の中学生に対して少しでも防災に関心を持ってもらい、避難所等で大人の手伝いができるよう、特に情報伝達を主とした活動ができるように訓練を行う。 |
活動するうえでの課題・問題点 |
令和4年度まではコロナでの防災訓練の中止があった。 |
今後の活動予定 |
令和5年の予定は、中学生防災通信ボランティア訓練として、幡豆中学生に対し、中学生防災通信ボランティアの募集を行い、年3回程度のトランシーバを使った通信訓練を中心に防災訓練を行う。 |
豊橋市:向山校区防災会連絡協議会
団体が結成された経緯 |
豊橋市の中心部に位置する向山校区は、古くからの世帯と新しい若い世帯が融合する地域であることから、多くの住民が協力して自治会運営が行われる必要があり、共助を基本とした活動を目指し結成された。 |
活動地域・団体の特徴 |
向山校区は、豊橋駅から東に約4kmの、市中心部に位置する。 |
活動内容の詳細 |
自治会長をはじめとする、防災役員が率先して防災訓練を企画・実施している。 |
活動するうえでの課題・問題点 |
・自治会の未加入世帯を災害時にどうつながっていくか。 |
今後の活動予定 |
継続して訓練を行っていくことの必要性を、自治会全体で共有する。 |
西尾市:特定非営利活動法人やらまいか人まちサポート
団体が結成された経緯 |
・理事長牧野が消防団の分団長をしていた1995年阪神淡路大震災が発生し、それを機に旧幡豆町で防災ボランティアグループを結成する。 |
活動地域・団体の特徴 |
■活動地域 ■団体の特徴 |
活動内容の詳細 |
(1) 地域社会や市民活動を支援する施設の管理運営事業 |
活動するうえでの課題・問題点 |
・まだまだ災害に対して自分事に成っていないように感じられる。防災、減災活動への市民の主体的参画を促すために自助と共助の必要性を日常生活の延長線でファシリテートして行く事が大事である。 |
今後の活動予定 |
・業務や役務ではなくお互いさまと思える地域活動 |