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愛知県認知症希望大使について
認知症になると、何もできなくなると思っていませんか?
日々の生活で困ったり、落ち込んだりすることもありますが、日常生活における工夫や、周囲の方の支えにより、希望を持って暮らすこともできます。
愛知県では認知症の方御本人の「認知症とともに生きる」姿の発信を通して広く認知症に対する理解を深め、認知症の方御本人やその御家族が希望を持って暮らし続けられるまちづくりを目指して、認知症の方に「愛知県認知症希望大使」を2021年7月から委嘱し、2024年4月1日には二期目の大使を委嘱しました。
大使のプロフィール
近藤 葉子(こんどう ようこ)さん (64歳(第二期大使委嘱時))
・50歳頃、水道メーターの検針業務の際、“約束の時間を忘れてしまう”“各家のメーター場所がわからない”などのミスが見られるようになる。
・51歳の時、若年性アルツハイマー型認知症と診断される。
・2020年12月に、愛知県が製作する認知症普及啓発動画に出演。
・2021年7月から愛知県認知症希望大使(第一期)として、県内市町村での講演活動や認知症カフェ、本人交流会への参加等、多方面で活躍されている。
土赤 伸生(つちあか のぶお)さん(62歳(第二期大使委嘱時))
・長年、製造業の仕事に従事。
・58歳の時、若年性アルツハイマー型認知症と診断される。
・診断後も就労を継続し、60歳でいったん退職後も再雇用で2年間就労を継続。
・現在は認知症本人の集いの場に積極的に参加し、仲間と交流をしながら自身の思いを伝えている。
愛知県認知症希望大使(第二期)について
〇 任期
2024年4月1日から2027年3月31日まで
〇 活動内容
認知症の方を含む県民の集う場や動画等でご自身の経験や思い、希望等についてお話しいただきます。
1. 県及び市町村が行う認知症の普及啓発活動への協力
2. 県及び市町村が行う研修への協力
3. 県及び市町村が行う本人や家族への支援活動への協力
4. 県及び市町村が行うその他の活動への協力
5. 県や市町村以外からの依頼を受けた活動への協力
大使への活動依頼
1 依頼から報告書提出まで
(1) 依頼書の提出
ア 提出書類
愛知県認知症希望大使活動依頼書
市町村内の地域包括支援センター、社会福祉協議会、地域支援推進員等において予定
されている活動については、市町村で取りまとめのうえ御回答いただきますようお願いします。
上記以外の学校・企業・病院等の団体においては、直接御提出ください。
※【依頼者名】には、市町村名もしくは学校、企業、病院等の団体名を記載してください。
イ 提出期間
【第1回】5月~10月開催分:4月1日~4月14日
【第2回】11月~3月開催分:8月1日~8月15日
なお、11月以降に開催予定の活動についても、年間の依頼予定数を把握するため、
可能であれば、確定している範囲で依頼書を記載し第1回にも提出してください。
ウ 提出先(地域包括ケア・認知症施策推進室宛てではありません)
愛知県作業療法士会
メールアドレス:ot.aichi.chiiki@gmail.com
(件名:【依頼者名】大使活動依頼書(○月開催))
(2)選定結果について
提出期間の締め切り後、2週間程度を目途に選定結果をお知らせします。
(3) 選定後の打ち合わせについて
作業療法士会と依頼者間で企画調整(日程・内容調整等)を行います。
(4) 活動日当日
作業療法士会が大使の同行支援等を行います。
(5) 報告書の提出
ア 提出書類
愛知県認知症希望大使活動報告書
イ 提出期限
開催後、できるだけ速やかに提出してください。
ウ 提出先(地域包括ケア・認知症施策推進室宛てではありません)
愛知県作業療法士会
メールアドレス:
(件名:【依頼者名】活動報告書(〇月開催))
2 依頼について
2024年度の大使の活動は、年間12回程度を想定しています。多くの依頼があることが予想されますので、可能であれば、近隣市町村等と連携した活動も御検討ください。
3 留意事項等
・体調により、急遽大使が出席できなくなる可能性があります。
・活動が選定され、大使を含めて打合せ等を行う際には、リラックスした雰囲気や時間の余裕等に御配慮いただきますようお願いします。
・選定された活動について、大使と活動パートナーへの謝礼及び旅費は県で支払います。
・大使の希望や体調等を考慮して選定をしております。落選した場合に直接大使等へ依頼をしないでください。
・選外の理由については、お答えすることができませんので御了承ください。
愛知県認知症希望大使活動依頼書 [Excelファイル/19KB]
愛知県認知症希望大使活動報告書 [Excelファイル/13KB]