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令和2年度 認知症サポーターステップアップ研修を開催しました

ページID:0327528 掲載日:2020年12月1日更新 印刷ページ表示

令和2年度 認知症サポーターステップアップ研修を開催しました!

愛知県では、令和元年度から「認知症サポーター(※)ステップアップ研修」を開催しています。これは、「認知症サポーター養成講座」で学んだことを土台に、サポーター活動を行うにあたって、実践の場で必要となる認知症に関する知識や認知症当事者と身近に交流し、必要に応じて手助けをするための対応スキルの修得を目指すものです。

令和2年度は、県民の方を対象として研修会を2回開催しました。その概要は以下のとおりです。

(※)認知症サポーター:認知症の人やその家族を手助けする人です。活動例としては、認知症の人の見守りや話し相手、外出支援などが考えられます。

〈ステップアップ研修の概要〉

○日時

(第1回)令和2年11月11日(水曜日)14時~16時

(第2回)令和2年11月26日(木曜日)14時~16時

○場所

(第1回)愛知県三の丸庁舎(名古屋市中区三の丸2-6-1)

(第2回)愛知県西三河総合庁舎(岡崎市明大寺本町1-4)

○受講者

(第1回)47名

(第2回)30名

○講師・プログラム(第1回と第2回は同じ内容です。)

・認知症への理解を深める 講師:黒川医院院長 黒川 豊 氏

認知症についての正しい理解を深めるため、認知症の基礎知識、認知症の方に現れる症状や原因及びその対応についてお話しいただきました。

・認知症の人への接し方 講師:NPO法人地域のえがお代表 山下 律子 氏

認知症の人への適切な対応や接し方を学ぶため、認知症の方に接する又は話を聞く上での注意点や、認知症の方の気持ちを尊重して会話するポイントをお話しいただきました。

・認知症当事者の意思決定支援 講師:上林里佳社会福祉事務所代表 上林 里佳 氏

認知症の人の意思決定支援について、基本的考え方や姿勢、方法、配慮すべき事柄などを、日常における具体的なケースを例に挙げながらお話しいただきました。

〈研修資料〉

〈講演録〉

※上林講師については、研修資料のみ掲載します。

〈受講者アンケートの結果〉

○第1回研修:名古屋会場

  • 受講された方にアンケート調査を行ったところ、「地域包括支援センター職員」や「一般ボランティア」、「介護従事者」の方が多く、幅広い年代の方が参加されました。
  • 市町村において認知症の人やその家族を手助けする「チームオレンジ」が設置された場合に、「参画したい」と回答された方が、受講者の約4割いらっしゃいました。
  • 活動を希望する分野としては、「見守り・声かけ」や「話し相手」、「認知症カフェ(※)の運営参加・同行」を希望する意見が多くありました。

○第2回研修:岡崎会場

  • 受講された方にアンケート調査を行ったところ、受講者の内訳は、「行政職員」や「一般ボランティア」、「地域包括支援センター職員」の方が多く、幅広い年代の方が参加されました。
  • 市町村において認知症の人やその家族を手助けする「チームオレンジ」が設置された場合に、「参画したい」と回答された方が、受講者の約7割いらっしゃいました。
  • 活動を希望する分野としては、「見守り・声かけ」や「話し相手」、「認知症カフェ(※)の運営参加・同行」を希望する意見が多くありました。

(※)認知症カフェ:認知症の人だけでなく、様々な立場の人がお互いに理解したり、情報交換をしたり、相談をしたりする場所です。

〈研修の様子〉 ※写真は第1回研修のものです。

黒川講師
山下講師
上林講師
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