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令和3年度 認知症サポーター活動事例紹介研修を開催しました
令和3年度 認知症サポーター活動事例紹介研修を開催しました!
愛知県では、令和2年度から「認知症サポーター(※)活動事例紹介研修」を開催しています。これは、認知症の人やその家族の支援ニーズと認知症サポーターを繋げる仕組み(チームオレンジ)を構築するため、また県内で活動されている認知症サポーターの活動の参考とするため、県内市町村における認知症サポーターの活動好事例等を広く紹介し、各市町村におけるチームオレンジ構築及び認知症サポーターの発展的な活動の促進を図るものです。
令和3年度は、県民の方を対象として研修会を開催しました。その概要は以下のとおりです。
※認知症サポーター:認知症の人やその家族を手助けする人です。活動例としては、認知症の人の見守りや話し相手、外出支援などが考えられます。
〈活動事例紹介研修の概要〉
○日時
令和4年2月9日(水曜日)14時~16時
○開催方法
オンライン開催(Cisco Webex Meetings)
○受講者
87名
○講師・プログラム
・豊橋市における行政と企業の取組事例紹介
講師:豊橋市長寿介護課、豊橋鉄道株式会社
豊橋市における認知症サポーターの養成等に関する取組紹介と、地域のお客様が安心して利用できるように社内において認知症サポーター養成講座やONEアクション研修を社内教育に活用している豊橋鉄道における認知症サポーターとしての取組紹介をいただきました。
・知多郡東浦町における行政と住民ボランティアの取組事例紹介
講師:東浦町高齢者相談支援センター、オレンジパラソル
東浦町における認知症サポーター養成等に関する取組紹介と、東浦町にて住民ボランティアとして普及啓発活動を行っているオレンジパラソルの活動内容や活動を始めた経緯等についての紹介をいただきました。
〈研修資料〉
※東浦町高齢者相談支援センター・オレンジパラソルついては、講演録のみ掲載します。
〈講演録〉
〈受講者アンケートの結果〉
- 受講された方にアンケート調査を行ったところ、受講者の内訳は、「行政職員」や「地域包括支援センター職員」、「認知症地域支援推進員」の方の受講が多くありましたが、「認知症の人を支えるボランティア」、「認知症の方御本人」、「認知症の方のご家族」のご参加もありました。
- 20代から60代まで、幅広い年代の方が参加されました。
- 全ての受講者が「よく理解できた」、「理解できた」として回答がありました。受講者の方の主な感想としては、自治体にて普及啓発活動やチームオレンジの取組を進める上での参考になった、企業の取組を知ることができてよかった、実際の活動の動画でより理解が深まった、活動展開を考えていく上での参考になった等の回答がありました。