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農業農村多面的機能支払交付金
農村の豊かな自然をみんなで守ろう
~農業農村多面的機能支払交付金のあらまし~
これまで、農家の人たちの草刈りや水路の泥上げなどにより、農地や水路、道路などの資源が維持管理され、農村の豊かな自然や景観は守られてきました。
ところが、いま、全国の農村では、高齢化と農家以外の世帯の増加が進んでおり、草刈りや水路の泥上げといった作業が重労働で、しかも少人数で負担する状況になっており、農地や水路、道路などの資源の維持管理が難しい状況にあります。
そこで、地域住民、自治会、関係団体などが幅広く参加する活動組織を立ち上げ、地域共同の取組により、農地や水路、自然や景観などの地域の財産を地域のみんなで守っていくとともに、集落の手による水路や農道等の補修・更新により、施設の長寿命化を図る。 そのための資金を助成する制度が、農業農村多面的機能支払交付金です。 なお、この活動には、国、県、市町が支援を行います。
農業農村多面的機能支払交付金は、平成19年4月から全国各地で本格的に始まった農地・水・環境保全向上対策を引継ぎ、平成26年度から名称変更しています。
令和5年度現在、知多半島では半田市始め10市町52組織が農村の豊かな自然を守るため、さまざまな活動を行っています。
知多半島の活動事例
水路の維持管理の一環で掃除をしています。(常滑市)
みんなでため池の生き物調査をしています。(半田市)