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入浴施設における入浴着を着用した入浴等にご理解をお願いします

ページID:0248104 掲載日:2023年2月17日更新 印刷ページ表示

 病気や事故などにより手術を受けた方の中には、本来は問題なく公衆浴場を利用できるにも関わらず、誤解や偏見によって、公衆浴場の利用を控える方がいます。

 入浴施設を利用される皆様、営業者の皆様におかれましては、入浴着を着用した方やオストメイトの入浴等についてご理解とご配慮をお願いします。

入浴着を着用しての入浴について

 がんの手術などの傷あとが人目に触れないように、「入浴着」を着用して入浴を希望される方がいらっしゃいます。

入浴着について

 乳がん、腫瘍、皮膚移植等の皮膚に重大な傷等の残る手術を受けた方々が、他の入浴者の目を気にすることなく入浴が楽しめるように、傷跡をカバーするために開発・製造された専用の入浴肌着です。

衛生面について

 入浴施設において、専用の入浴着を入浴直前に着用し、浴槽に入る前に付着した石けん分をよく洗い流すなど、清潔な状態で使用される場合は、衛生管理上の問題はありません。

 オストメイトの入浴について

 様々な病気や事故などにより、お腹に排泄のための「ストーマ(人工肛門・人口膀胱)」を造設した人を「オストメイト」といいます。オストメイトは、ストーマ装具を装着することによって、手術前と同じように社会生活を送ることができます。​

衛生面について

 ストーマ装具を必ず装着する等のルールやマナーを守って入浴すれば、便・尿などの排泄物が漏れたりすることもなく、衛生上の問題はありません。

 入れ墨(タトゥー)がある外国人旅行者の入浴について

 入れ墨(タトゥー)をしている方の中には、宗教、文化、ファッション等の理由で入れ墨をしている場合がありますが、入れ墨があることで衛生上の支障が生じるものではないため、利用者同士の理解が必要です。

 なお、入れ墨がある外国人旅行者と入浴施設等との摩擦を避けることにより、できるだけ多くの外国人旅行者に入浴を楽しんでいただくことを目的として、観光庁が関係業界に対し周知を行っています。

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