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あいちの農産物(野菜:洋菜)

ページID:0490399 掲載日:2024年6月13日更新 印刷ページ表示

レタス

​​ レタスには、葉を巻くものと巻かないものがあります。葉を巻くものを玉(たま)レタスと呼び、葉を巻かないものをリーフレタスと呼びます。リーフレタスのうち葉先が赤紫色を帯び表面が縮れて波打っているものをサニーレタスと呼んでいます。サニーレタスは、昭和47年に愛知県豊橋市の農家が命名し、市場出荷したのが始まりで、今では全国的に栽培されています。玉レタスは、手に持って、軽めでふんわり巻いてあるもの、リーフレタスは、色濃い葉先、さわやかな香り、みずみずしくパリッとしているものを選んでください。
 レタスは、包丁で切るといたみやすいので、手でちぎって盛りつける方がおいしく味わえます。レタスイメージ

  • 本県の出荷の多い時期
    12月~翌年2月
  • 主な産地 
     田原市、豊橋市、知多市
  • 作付面積
    305ha(全国13位)
  • 収穫量
    5,200t(全国15位)
  • 産出額
    12億円(全国12位)

 (出典:令和4年産野菜生産出荷統計、令和4年生産農業所得統計)

ブロッコリー

 ブロッコリーはカリフラワー同様、キャベツの変種で、小さなつぼみの固まりと茎を食べます。だから、緑花野菜とも呼ばれています。にんじんと同様に重要な緑黄色野菜のひとつです。
 あくがほとんどなく、ゆでるとほのかな甘味があり、鮮度の良いものほど軟らかくおいしいので、使う分だけ買い求めるのがよいでしょう。つぼみがすぐに黄色くなるので、早めに使ってください。なお、ゆでて冷凍しておくと保存がききます。
 選ぶこつは、つぼみが小さくて粒がそろっていて、こんもり盛り上がっているものが良品です。そして、緑色が濃く、切り口がきれいでみずみずしいものが最高です。​ブロッコリーイメージ

  • 本県の出荷の多い時期
    11月~翌年3月
  • 主な産地
    田原市、豊橋市  
  • 作付面積
    972ha(全国7位)
  • 収穫量
    15,100t(全国3位)
  • 産出額
    32億円(全国6位)

 (出典:令和4年産野菜生産出荷統計、令和4年生産農業所得統計)

カリフラワー

 カリフラワーは、ブロッコリーと同じくキャベツの変種で、花のつぼみを食べます。ブロッコリーが緑色なのに対し、カリフラワーは白色です。色とりどりの盛りつけに両者とも重宝されます。
 花野菜とも呼ばれますが、昭和30年代から洋風料理の普及とともに需要が高まり、今では一般的な野菜になってます。
ほのかな甘味に少し苦みを含みますが、ビタミンCを大量に含みます。しかも加熱したときの成分の減少量が少ないので、ビタミンCの供給源として非常に優れた野菜と言えます。
 かたく締まっていて、ずしりと重く、変色や粉ふきがないものを選ぶと良いでしょう。また、葉付きがよく、茎が太い方が軟らかくて甘いので、よく見てください。
 白色のカリフラワーは収穫できるころまで育ったら、つぼみが日に当たらないように葉で覆う作業をします。このようにていねいに育てられて出荷されます。カリフラワーイメージ

  • 本県の出荷の多い時期
    10月~翌年3月
  • 主な産地 
    田原市、岩倉市、東海市、豊橋市 
  • 作付面積
    121ha(全国1位)
  • 収穫量
    2,340t(全国3位)
  • 産出額
    3億円(全国5位)

 (出典:令和4年産野菜生産出荷統計、令和4年生産農業所得統計)

セルリー

 特有の強い香りとぱりっとした歯ざわりが特徴のセルリー、加熱しても香りは薄れません。
 特有のかおりは、肉のにおいを消して食欲を増進させる効果があり、ほかに利尿作用もあります。
  野菜をあまり食べなくなっている現代人にとって、セルリーは、さっぱりした味とさわやかな歯ざわりにより、たくさん食べられる野菜であることが長所です。
  白くてひび割れのないもので、外側から内側へきれいな丸みのあるものが、おいしいセルリーです。​セルリーイメージ

  • 本県の出荷の多い時期
    11月~翌年3月
  • 主な産地 
     田原市、豊橋市
  • 作付面積
    42ha(全国4位)
  • 収穫量
    2,780t(全国4位)
  • 産出額
    5億円(全国4位)

 (出典:令和4年産野菜生産出荷統計、令和4年生産農業所得統計)