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令和7年度第1回愛知県生徒指導推進協議会の概要

ページID:0481667 掲載日:2025年6月11日更新 印刷ページ表示

令和7年度第1回愛知県生徒指導推進協議会を開催しました。

 本会は、本県の生徒指導に関する諸問題についての研究協議を行う協議会です。今回の協議では「児童生徒が主体となる「魅力ある学校づくり」の在り方 ~4つの視点を生かした学習指導と生徒指導の一体化を通して~」という協議題について、御意見と御助言をいただきました。その内容を報告します。


推進協議会の概要

日時:令和7年5月28日(水曜日)午後2時30分から4時15分まで

会場:愛知県三の丸庁舎 地下2階 B203会議室

1 開 会

2 教育委員会あいさつ

3 委員等紹介

4 会長及び副会長選出

5 会長・副会長あいさつ

6 議 事

【報告事項】

 (1)愛知県生徒指導推進協議会の概要について 

 (2)令和7年度愛知県生徒指導推進協議会の協議題について

【協議事項】 

 (1)「児童生徒が主体となる「魅力ある学校づくり」の在り方

 ~4つの視点を生かした学習指導と生徒指導の一体化を通して~」の実施について

<委員からの意見>

 子供たちが「できなかったことができるようになる」「分からなかったことが分かるようになる」「みんなと同じに活動できる」といった経験が、ルールを守る意識や他者への配慮につながる。これは日々の学校教育の中で育まれるべきものである。

 4つの視点は、カウンセリングの中でも大事にしている部分であり、安全・安心の関係の中で共感的に話を聞いて、支えていくという点が4つの視点と共通している。

 心に悩みを抱えている子供が増えていることを実感している。そういった子が居場所として、SNSに依存してしまうケースが多い。

 学校は子供にとって非常に重要な居場所である。家庭でトラブルがあっても、学校に好きな活動や会いたい先生、一緒にいたい友達がいれば乗り越えられる子が多い。

 子供のしつけやルール作りにおいて、学校だけでなく家庭での指導が非常に重要。PTAが学校に代わって発信する役割を担うことがある。学校と連携して4つの視点について保護者に発信するのもよい。

 子供の学校での頑張りや良い変化を家庭に伝え、学校と家庭が連携して子供を支援する体制が理想である。

 「多様性」という言葉は心地よいがすべてを許容するという意味ではない。大人が適切に指導や支援することが必要があり、子供の居場所が安全・安心な風土の中にできることが重要である。

 安全・安心な学校の雰囲気作りは、日々の取組を積み重ねることで実現される。即効性のあるものではない。

 雰囲気作りや生徒指導の成果を数値化したり、結果を追い求めすぎたりすると現場が苦しくなる懸念がある。長期的な視点で成果をまとめていく必要がある。

 子供のエピソードを4つの視点で集め、学習指導と生徒指導が一体化された授業づくりに対する理論について検討していく。

 

 (2)令和7年度愛知県生徒指導推進協議会の年間計画について

・全会一致で承認

7 閉会のあいさつ

8 閉会


問合せ

愛知県 教育委員会事務局 義務教育課

E-mail: gimukyoiku@pref.aichi.lg.jp