本文
令和3年度第1回義務教育問題研究協議会の概要
令和3年度第1回義務教育問題研究協議会を開催しました。
本会は、本県の義務教育に関する諸問題について、研究協議を行う協議会です。今回の会議では、令和2・3年度の協議題「ICT機器を活用した教育活動の在り方」について、多方面から御意見と御助言をいただきました。その内容を報告します。
研究協議会の概要
日時:令和3年5月20日(木曜日) 午後2時から午後3時40分まで
会場:愛知県庁西庁舎 教育委員会室
1 開会
2 愛知県教育委員会挨拶(学習教育部長)
3 委員等紹介
4 会長・副会長選出
5 会長・副会長挨拶
6 議事
【報告事項】
(1) 愛知県義務教育問題研究協議会の歩みについて
(2) 令和2・3年度愛知県義務教育問題研究協議会協議題について
「ICT機器を活用した教育活動の在り方」
【協議事項】
(1) 積極的にICT機器を活用するために~1人1台端末の有効的な使い方に焦点を当てて~
・ ICT機器を従来の学びとのハイブリッド型で考えていけるとよい。
・ ICT機器を使い、深い学びにつながるとよい。
・ 事例集は苦手な教員にも役に立つよう、どのような手立てをとり、どんなソフトを使うと効果的なのかといった視点があるとよい。
・ 授業を参観した際に、普段は積極的に活動できない子供が、ICT機器の扱いに長けており、生き生きと活動する姿が見られた。子供たちの居場所づくりにもつながるのではないか。
・ 1人1台端末を使うことは目的ではなく、各学校で目指す子供像や、各教科、領域の目標に迫るための手段であることを押さえておきたい。
・ 1人1台端末を導入したことにより、子供がどう変容したかを評価したい。
・ 今後持ち帰りを進めていくが、充電をどうするか、ルールをどうするか等課題がある。
・ 「効果的」「子供たちが楽しい」「何か身に付く」といった取組ができるとよい。
・ 先生にも子供たちにも役に立つ好事例を多く集めてほしい。
・ 授業の中で、先生方が意図をもって「この場面は紙がよい」「この場面はタブレットがよい」と選択することも大事である。
・ 今後、タブレットの活用が進めば、クラウド上で先生方が教材を蓄積させることもできるだろう。
・ ICT機器を積極的に活用するためには、教員のICTのスキルを向上させることが不可欠である。
・ 1人1台端末を活用していくためには、教員の意識改革と、より研修に打ち込めるための時間的余裕が必要である。
・ 専門部会では、個別最適な学びと協働的な学びを実現するための「1人1台端末の有効的な使い方」について調査研究する。
・ これまで積み上げてきた実践と1人1台端末の組み合わせ例、今後取り組んでいきたい活用法、先進的な事例等を取り上げていきたい。
(2) 専門部会の設置について
(3) 令和3年度愛知県義務教育問題研究協議会の事業計画について
7 連絡事項
8 閉会の挨拶
9 閉会
配布資料
令和3年度第1回愛知県義務教育問題研究協議会で配布した資料です。
令和3年度第1回愛知県義務教育問題研究協議会次第 [PDFファイル/88KB]
【資料1】愛知県義務教育問題研究協議会開催要綱 [PDFファイル/114KB]
【資料2】愛知県義務教育問題研究協議会の傍聴に関する要領 [PDFファイル/138KB]
【資料3】令和3年度愛知県義務教育問題研究協議会委員等名簿 [PDFファイル/149KB]
【資料4】愛知県義務教育問題研究協議会の歩み [PDFファイル/137KB]
【資料5】令和3年度愛知県義務教育問題研究協議会協議題 [PDFファイル/297KB]
【資料6】令和3年度第1回愛知県義務教育問題研究協議会の協議内容 [PDFファイル/101KB]