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平成27年3月

ページID:0081571 掲載日:2015年3月26日更新 印刷ページ表示

「音羽米を育てる研究会」が農林水産省生産局長賞を受賞!

 「音羽米を育てる研究会」(豊川市)が平成26年度環境保全型農業推進コンクールで農林水産省生産局長賞を受賞しました。2月24日には東京都千代田区にある如水会館にて表彰式が行われ、「音羽米を育てる研究会」からは小野博史会長が出席しました。この研究会は設立から22年目となりますが、研究会として表彰を受けるのは今回が初めてでした。消費者や地域とともに栽培環境を守りながら環境に優しい農業に継続的に取り組んできたことが評価されました。

 2月28日にはJAひまわり音羽支店で受賞の報告会が開催され、会員60名と消費者の代表者10名が出席しました。会長からは、「愛知県の推薦で環境保全型農業推進コンクールの応募ができた。音羽米として長年の取組の積み重ねが、生産局長賞という形で評価されたのは、とても励みになる」とあいさつがあり、長年音羽米を栽培している会員の中には感極まって思わず涙ぐむ者もいました。今後は、更なる使用農薬の削減を進め、将来的に完全有機栽培を目指して活動を行っていくという決意を新たにしていました。

「音羽米を育てる研究会」表彰式および報告会の様子

左:表彰式の様子
右:報告会の様子

モモの冨田夫妻、技術・経営コンクールで受賞生産局長賞を受賞!

 豊橋市の果樹農家である冨田孝・かおり夫妻が、第16回全国果樹技術・経営コンクールで農林水産省生産局長賞を受賞しました。冨田夫妻は、モモ及びカキで棚仕立てと低樹高仕立てを地域に先駆けて導入し、地域全体への普及を牽引するとともに、モモの難防除病害のせん孔細菌病対策を独自に確立し、産地の技術向上に尽力しています。また、冨田孝氏はJA豊橋桃部会長として選果機の導入や共選出荷体制への移行を推進しました。受賞にあたっては、こうした技術力の高さと地域への貢献が高く評価されました。

 夫妻は「素晴らしい賞をいただいて、とても嬉しい。これまで地域一体となって技術向上や産地活性化を頑張ってきた結果だと思う。これからも地域の皆様と一緒に高みを目指していきたい。」と今後の意気込みを語りました。

 受賞結果は、3月の栽培講習会で部会へ報告しました。部会長として長年部会を牽引している冨田氏の受賞が、地域生産者の意欲向上につながることが期待されます。

受賞を喜ぶ冨田夫妻

受賞を喜ぶ冨田夫妻

問合せ

愛知県 東三河農林水産事務所

E-mail: higashimikawa-nourin@pref.aichi.lg.jp